| 2000/12/24(日) ↑↓ →題名目次 | クリスマスイブも仕事(サンタみたい) 生後443日(1歳2カ月16日) |
今日は電車のトラブルはないか? 昨日の往路は、横浜でもトラブルでしばし停車していた。3日前は、帰路の横浜で、電車がドアを閉ざしたまま5分ほど動かないのをホームから眺めていた(発車寸前になぜかドアが開き、すべりこんだおかげで乗り込むことができたが)。年末のせいか、トラブルが多い気がする。 出掛けに泣き始めた。奥さんがジュースをやろうとしたが、飲まない。空腹なのだろう。頭をさわりに行くと、暗闇で目を開いたままぐずっていた。珍しく夜泣きはなかったそうだ。お見送りをしてもらうどころではなさそうだ。妻と入れ替えで出勤。今晩は子にとって2度目のクリスマスイブだ。 ↑翌日へ |
| 2000/12/23(土) ↑↓ →題名目次 | 痛みにのたうち回る吾子 生後442日(1歳2カ月15日) |
朝、早く出たのは無駄だった。6:33 埼京線池袋駅での人身事故の影響で、山手線内回り外回りとも不通。6:34 に駅に到着した私は、寒風吹きすさぶホームで突っ立ったまま復旧を待った。内回りが約20分後、外回りはさらに10分後くらいに復旧。結局、東海道線2本逃して、職場入りは一昨日と同じ時間だった。 さて、帰宅すると横になったまま淋しそうに起きている。いつもの寝る前の態勢だが、いつ見てもせつない。例によって、近づくと抱きついてきた。今日は、両足で私の脇腹をしっかり挟んでいる。初めてだ。なんかうれしい。 食事中、私の腕からご飯を3度ほど、箸で直接食わせてやった。これも初めてだ。とてもうれしい。 食事しながら妻とお話。今日もおでかけで託児室に預けたが、赤ゲットを持参したので平気だった話。かつてはあれほど怖がっていた、ちゃぶ台の上に、自分で足をかけて乗っかってしまった話! ちゃぶ台は優に 30cm の高さがあるのだ。最近、私が上に乗っけてやるので、平気になったのだろう。 などと話している間、ちゃぶ台近辺をうろついていたが、「がん!」という大音がする。ちゃぶ台脇でふざけていた吾子が、ヒンズースクワット風にしゃがみ込み、顎を強打した音だ。さすがに泣き出した。そして、「痛くて我慢できないよー」という感じで、のたうち回っている。跪きうつぶせて手でばんばん床を叩いたり転げたりして泣いている。以前に上顎を強打したときと違い、今度は下顎、しかも出血も痣もないので、心配することはあるまい。私が、ふくらはぎがつってのたうち回っているのと同じだろう。案の定、やがて泣き止み、母とたわむれ始めた。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/23(土) ↑↓ →題名目次 | 旗日さえ忘れてしまう年の暮 生後442日(1歳2カ月15日) |
妻も昨日やっと気づいたそうだ。今日は国民の祝日なのだそうだ。なるほど世の中心なしか静穏だ。師走の風を受けて今日も早朝出勤。一昨日、山手線が事故で出発が8分ほど遅れた影響で、乗る予定の東海道線を2本逃して、いつもよりも20分到着が遅れたから気を付けないとね。もっとも、それでも、始業1時間前には着いていたが。 昨晩の子は、「やっと寝た」という感じだった。我々の就寝前に覗き見た子の寝顔は、不満気たっぷりであった。寝るのが遅かったそのおかげで、今朝も寝ていた。咳き込む声が聞こえから、起きたのかな、と思ったら、寝ながらむせたようだ。出かけるときには、上下左右とも90度回転して寝ていた。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/22(金) ↑↓ →題名目次 | 便意も止める吾子の姿 生後441日(1歳2カ月14日) |
バスの接続が良く、わずかに早めに地元のバス停に到着。盛り上がる便意をもてあましつつ、一路帰宅。当然寝ていると思った吾子は起きていた。ボールペン片手に偉そうに食卓に肩肘突いて立っていた。こりゃトイレなど後回し。 さっさと着替えて遊ぶ態勢。さあ、パパの胸に飛び込んでお出で! ところが子はパパを素通りしてTVの前へ。今日はジャズを聴きながら体をゆすっている。なんだかよそよそしい。しかし、風邪はほとんど治ったらしく、すこぶる元気だからいいや。たぶん眠いから機嫌悪いのだろう。奥さんも、「あなたの帰りを待ってたのよ」とか言ってくれて面はゆい。食事の用意ができたので、子をベッドに連行。 やがて寝るだろうと思っていたが、さっぱりだ。奥さんも面目なさそうに、「あなたを待ってたわけじゃなかった」などと言わずもがなのことを言ってよこす。しかたなく降ろす。 成長いちじるしいというのか、何にもつかまらずつま先立ちして歩いている。年賀状の束の、大きいのと小さいのとあるが、小さい方は片手で受け取ったが、大きい方は片手で重みを感じて両手で受け取り直した。きっと重さに落としてしまうだろうと思ったのに意外であった。 さきほどから邪魔されながら書いている。椅子に座っていると、抱き上げるよう要求する。要求に従い、私の太股の上に載せて、小刻みに上下にゆすってやると、「あー」という声を出し始めた。その声が、上下動に会わせて「あ・あ・あ・あ」とビブラートするので、それが楽しいらしい。止めると、馬の横腹を蹴るように私の太股を蹴って、何度も上下動を促す。音楽好きなんだな。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/22(金) ↑↓ →題名目次 | 親の顔色を見て 生後441日(1歳2カ月14日) |
子がトイレに入り込まないように厳しくしつけているそうだ。なるほど、私の前でも、トイレの中には入ろうとせず、標野(しめの)の外から手を伸ばそうとする程度であった。 昨日、そんな子がトイレに近づいて行くのを妻が見ていた。そして、妻の今日の仏顔をちらと見て、恐る恐るトイレの床に置いたトイレットペーパーに手を伸ばす。いったん引っ込める。また顔色をうかがって、お何故か今日は叱られないぞ、と思っているのがありありと見える顔で、トレペを手にした、という経緯があり、その、手に取るように見える子の心の移り変わりと表情が面白かったという。 もはや、善悪はある程度わかっていて、確信犯でその悪事を行うのだな。それにしてもこの不屈の根性、あるいは諦めの悪さは、誰に似たのやら。 その、子は、今朝も熟睡。額をなで、毛布をかけなおして出ようとすると、寝返りを打った。元気そうだ。よかった。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/22(木) ↑↓ →題名目次 | 偉そうな吾子 生後441日(1歳2カ月14日) |
今日はばあちゃんが目に入れても痛くないほどかわいがってくれたらしい。一日中暖かい環境にいたお陰か、かなり体調が戻ったようだ。 さて、私の帰宅時には、ベッドに座っていた。顔を見せても、結構そしらぬ様子だ。また父ちゃんを忘れたか? 近づくと、無表情で立ち上がって、両手を挙げて、「ふん」と偉そうな口調で、抱き上げるよう要求してきた。 降ろしてやると、私と遊ぶより、お尻拭きを引っ張り出す作業に取りかかろうとする。手からひっぺがそうとしても、すごい力でつかんで離さない。はがした瞬間、パソコンの箱の取っ手に手を掛けて、(ひきずるのではなく)持ち上げて歩き回り始めた。ノートパソコンの箱とはいえ、本体と電源アダプタ以外のすべてが入ったまま(フロッピユニットも含む)なので、相当重いのに。振り回した時、重さでよろけたのには笑った。 私が仰向けに寝ころんで奥さんと話している間、私の腹をぴたぴた叩いていた。自らTVの電源を入れ、ゴスペルが聞こえてきた瞬間、体を左右にゆすってリズムを取りだした。考えてみれば、奥さんも私もそんなことをしたことはない。すると、自ら編み出した技なのか。人は、音楽を聴くと自然に体が動くものなのか。おお、音楽の威力に感動するのであった。 フィリップ・K・ディック「マイノリティ・リポート」(ハヤカワ文庫)読了。ほとんどは他の短編集で読んだ話だが、改めて読んでもいいものはいい(つまらないものはつまらない)。 角田文衛「平家後抄(上)」(講談社学術文庫)読了。ご自分で「労作」とまえがきに記されるくらいで、読むのも遅々として進まない大変な書である。この先生のお話は、眉唾で読むことにしているが、「労作」であるだけあって面白いには違いない。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/21(木) ↑↓ →題名目次 | 雨はどこへ行った 生後440日(1歳2カ月13日) |
2台目の目覚まし、朝の最終防衛線で、いきなり目覚めるとかなり焦る。1台目も鳴ったのだろうが、止めた記憶が一切ない。それくらい熟睡していた。 奥さんに聞いてみなければわからないが、子が夜泣きした記憶もない。その奥さんが、一度夜起きたのには気づいたが、やはりその前に子が泣いたのだろうか。奥さんも、子に感応してか、風邪気味なので、私の出勤には気づいておるまい。健康なのは私だけである。その私は家にいない。かあちゃん、よろしく私の家族を守ってください。 出る前に、おそるおそるTVの天気予報を点けてみた。昨日は、雨がいつ降るとも知れないので、一日雨装備をして出歩いたが、からぶりだった。今の仕事はダブルヘッダーで、午前中の大船から午後の横浜へ移動するので、雨に遭遇する機会が多いから関心が深い。 しかし、今日は、降らないようだ。なんだかずっと雨降っていない。昨日降るはずだった雨はどこへ行ったのだろう。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/21(水) ↑↓ →題名目次 | 風邪引き吾子またもや 生後440日(1歳2カ月13日) |
帰宅して聞くところによると、またもや風邪を引いたとか。 ・・・・と、ここまで書いたところで、子が目覚めたのが発覚。確かにいつもほどではないが、ほぼ元気なので安心。病院で、喉が赤く腫れている、また明後日(明日は休診日)来るように、と言われていたそうなので、さすがに心配していたのだ。子供は、高熱を出しても、元気そうなら大丈夫ということだから(先生がリボンで作った琉金を下さった)。 そういえば、昨日、おでこちょい熱いな、と思っていた。また、時折のくしゃみも気になっていた。子供のくしゃみは、口を押さえたりしないので容赦無しに唾が飛ぶ。でも、ちいさな、「くしゃん」という音はかわいい。 例によって抱きついて来てくれたので(父ちゃんの帰りを寝ながら待っていたのか!)、例によって歌など歌って、私が遅い夕餉を楽しんでいる間に寝てしまったようだ。尻を高く上げてうつぶしているので、呼吸が心配で近寄ったら、急に顔を上げたので吃驚した。まるで蛇が鎌首をもたげたかのようだった。まだ寝てなかったのね。風邪なんだから早く寝なさい。 今日は、自らおしめをはずしてベッドから、ぼとん、と落っことしたそうだ。何をやってるんだか。明日は、ばあちゃんが見舞いに来てくれるという。よろしく。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/20(水) ↑↓ →題名目次 | いきなりおはようびっくりだ 生後439日(1歳2カ月12日) |
眠りは浅く夢見は悪い。たぶん、昨日、たっぷり寝たせいなのだろう。 天気が悪いせいか、ひとしお暗い。そう思いながら単身出勤の準備をしていると、うわぁん、と子のひと泣き。奥さんが起きてきた。同時に、だがだが、と小走りの音を立てて子が登場。 すげえ寝起きの良さ、と思っていたら、奥さんによると、午前3時前後から子も半分起きていてもぞもぞやっていたのだそうだ(現在5時過ぎ)。子も、父と同じく、眠りが浅かったのだろう。でも、昨日そんなに寝てたっけ? 私がいる間、ずっとすがってきて、太股の上に置いて抱いていてやらないと、うーうーぐずっていた。手をぐぱぐぱして私をくすぐろうとする。 そういう子を置いて、極月下旬の寒空に仕事に出ていくのであった。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/20(火) ↑↓ →題名目次 | 座ってぐるぐる--惨劇の予感! 生後439日(1歳2カ月12日) |
今日は激しい遊びをしなかった。活発とはいえ、いつもにくらべて子も、大人しやかだ。 スーパーボールを転がして壁などに当たって跳ね返ってくるのを目で追いかけている。手渡すとすかさず投げつける。遠くで止まると、とれ、とばかりに手を延ばして、うーという。わがままだ。 その、スーパーボールだが、しばらく子をベッドの上に置いて一人にした。ベッドに珍しく玩具が一切ない。見ると、子の着ている服のポケットに、妻が押し込んだんだろう、スーパーボールが入っている。しかし、ポケットから出したらすぐに落っことすだろうな、まあ、短い時間だから玩具無しでもしのげるだろう、と思って、赤ゲットだけ持たせてベッドに置いておいた。・・・・しばらくして様子を見ると、例によってベビーメリーの音楽を自分で点けて、スーパーボールを手に握って眺めていた。なんだかけなげであった。すぐに降ろしたのはいうまでもない。 さきほどの日記で、パソコンの箱をいじっていたが、その後、なにやらごそごそしていると思ったら、箱を開けて、中身を順々に取り出していた。ちらからせずに、積み上げていたのが不思議だ。そういえば、お尻拭きのウェットティッシュのつめかえ用を、箱から包みごと取り出したかと思えば、しまい込んでいた。母親の影響か、整理整頓が身に付き始めている? 風呂の奥さんからの呼び出しを待って子と遊んでいた(むろん、子を風呂に運ぶ役目である)。 子は、尻を床につけて座ったまま、足でぐるぐる回転し始めた。「ぐるぐる」というかけ声をかけると、うれしそうに回り続ける。次に、立って回り始めた。さっきと逆回転。ところが、回転とともに、異臭が漂ってくる。大便だ! おしめを取り替えようと、仰向けに寝かすと、懼れていたとおりの状況。そう、もはや、尻を床につけて回転していた時から、大便はされていたのだ。押しつぶされて、一部おしめからはみだしている。まずはそれをふき取ることから始めねばならない。 もう一つの心配があった。それは、おしめ交換の最中に子が動いたり手で触ろうとしたりすること。広範囲に糞まみれの時にそれをやられてはたまらない。しかし、子も、気持ち悪かったのだろう。えらく協力的で、両足を上にずっと上げ続けていてくれた。拭き取り完了と同時くらいに、お風呂からのお呼びがかかった。無事、任務完了。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/19(火) ↑↓ →題名目次 | 乳幼児らしい顔 生後438日(1歳2カ月11日) |
例によって昨晩も帰宅と同時くらいに夫婦げんかをしていたのだが、子も、雰囲気を感じるのだろう、むしろ物静かであった。子は子なりに気を遣っていると思うとけなげでいじらしい。子が寝た後になって、私が怒声を挙げると、泣き出してしまった。ごめんね。ちょうどミルクをやる時間で、飲んでから眠ってしまったが。 今朝はすごい勢いで歩き回っている。もはや「走っている」といっても過言ではあるまい。よたよた歩くより、走っている方が安定性があるようで、ほとんど転ばない。 明るい日射しの中で口の中がよく見える。いつの間にやら歯が一杯生えている。なるほど、米粒の半かけの大の奥歯も見える。どれも大人の歯と違って、平らではなく礫石のような形だ。歯ブラシを与えると口にしたまま歩いている。 その小さな口で、舌をちゃくちゃく鳴らすのが上手だ。かなり大きな音をたてられる。白いきれいな肌だ。いつも妻がこぎれいに顔を拭いているが、めずらしく今は、かわいた涙のあとが目頭に残り、目やにがほんのり黄粉色についてこぎたない感じが、いかにも乳幼児らしくて好ましい。 今日はいい天気。休みだが、そんなにのんびりできるわけでもない。しかし、子と過ごせる幸せな時間である。さっきまで入力のじゃまをしていた子は、いまは箱(ノートパソコンが入っていた)とたわむれている。箱を押したり持ち上げたりそこに座ったり。活発である(乱暴でもある)。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/18(月) ↑↓ →題名目次 | 今晩もお待ちかね 生後437日(1歳2カ月10日) |
書店に寄って帰ったので幾分遅くなった。ドアを開けた瞬間、もはや、にぃ〜と頬笑む吾子の姿! 今晩もお待ちかねでいらしてくださったのだ! 天使の頬笑み。疲れもぶっとぶ。 しかし、今日も昼間寝てないそうだ。とりわけ、今日も託児室に預けられたのに、ずっと遊んでいて寝てないという。食事も求めずに、ひたすら遊んでいたそうだ。「こんな寝ないのは異常だ」と奥さんがのたまっている。私が深夜酌(晩酌のもじり。明日は休み)を始めたので、つまみ類の守備のためにベッドにおいたが、寝やしないので、降ろしたところだが、活発に遊び回っている。箱をずるずる押している。ドアを閉めたり開けたり。あ、またベッドに置かれた。隣の部屋で、ア、ア、言って、独り言しゃべっている。再び遊びに行こうかな! ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/18(月) ↑↓ →題名目次 | 独りじゃないって素敵なことね 生後437日(1歳2カ月10日) |
奥さんが、フィリップ・K・ディック「マイノリティ・レポート」(ハヤカワ文庫)を購入しておいてくれた。未読のディック作品なのだ。早速読み始めたのは言うにや及ぶだ。 結婚して2年になろうとしているが、独り暮らしが長かったので、いまだに、自分にとって重要なことを、自分以外の人がきちんとやってくれる、というのを発見するのは新鮮だ。もちろん、結婚直後から、財布を始め、衣食住全般を奥さんに支配(?)されているのだが、それらは日常茶飯事と化していたのだろう。それでも根深く、頼りになるのは自分だけ(頼りないけど責任は取れる)、という独り暮らしの哲学が身に染みついていたのだろう。 ささいなことだが、私にしては、独りじゃないことの素晴らしさを再認識させられた。マイノリティ・レポートならぬ、ラブ・レポートになっちまった。 出勤時、子は寝ていた。夜寝かせた時から、160°右回転半捻りうつ伏せに寝相が変わっていた。額をなでて、いってきます! ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/17(日) ↑↓ →題名目次 | 私は知っている、悲しみの後に楽しみが来ると 生後436日(1歳2カ月9日) |
うちのドアを開くと、子と目が合った。その顔は、破顔一笑。父が帰ったのが嬉しくて、いや、待っていた父がやっと帰ってきて嬉しいという顔だ。 私が着替えて座るまで、半笑いを浮かべて私の後をついて歩く。座るや否や、抱きついてきた。・・・・と思ったら、まだ脱いでなかった私のワイシャツの胸襟を開いて中を確認したがっていたのでした。 下の奥歯が生えてきたという。あーんして、というと口を開く。驚いた(妻は前から知っていたそうだが)。しかし、歯は確認できなかった。 またもくすぐり合戦。でも、今日はくすぐるよりくすぐられる方が好きみたい。両手で後ろからくすぐる奥さんの手を、大笑いしながら小さな手でつかんで引き離そうとしていた。 重ねた布団の上に、子を、ばたーん、と投げ倒すと、きゃらきゃら笑う。何度も要求された。 それが癖になったか、自分で後ろに仰け反るのだ、何もないところで。敷居の上にぶったおれかけた時は、危機一髪で抱き留めた。まったく危ないたらありゃしない。昼間もやっていたそうだ。 今日は朝以来寝ていないそうだ。私が食事を始めてベッドに子を置くと、ころっと寝てしまった。やっぱり私が帰るのを待っていてくれたのだ。今日は、幸せである。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/17(日) ↑↓ →題名目次 | 父親としての喜び 生後436日(1歳2カ月9日) |
昨晩もベッドから子を降ろす役割を仰せつかった。ベッドの柵を降ろすときの、カチャという音で、子がぐずり始めた。ピグモンのように、両手を上から下にバタバタ動かしてうめいている。面白い。 下に降ろして奥さんが就寝前のミルクを飲ませる。これが難しいもので、熟睡してしまったら吸飲しないので、声を掛けたりほっぺをなでたりして、吸飲する程度には覚醒させる必要がある。脇の下をくすぐってみたら、少し体をかわしたが、寝たまま笑ったりはしなかった(くすぐりに味をしめたらしく、昨日はすきあらば奥さんをくすぐろうとしていたらしい)。 ミルクを飲んでいる子が、突如目を開き、私を見た。びっくりした表情(ちょっとショック)、急にうつぶしてうめく(かなりショック)、そのまま向こうに向いたまま立ち上がったかと思うと、くるりっと振り向いてそのまま私の胸に飛び込んできてくれた! 何はともあれ起床とともに父に親しんでくれる気持ち。こんなうれしいものはない。 その後、夜間徘徊を恐れ、これ以上の覚醒を促さないため、私はその場を去った。そして今朝も寝たままで、額をなでる機会しかなかったが、寒空の日曜出勤の私の心を暖めてくれているのであった。 いってきます! ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/16(土) ↑↓ →題名目次 | 私は知っている、楽しみの後に悲しみが来ると 生後435日(1歳2カ月8日) |
というほど大げさなことではない。 昨日は、全くの素で帰宅したもので、物音立てまくりだったから子を起こしてしまったのだと妻にとがめられたので、今日は静かぁに帰宅した。その結果、現状で24時間、起きている子と接していない(顔を見るのも24時間ぶりか)。 起きてくれないかなあ、とわざとらしく近くで咳払いしたり、おむつが濡れてないか確かめてみたり。さっきひと泣きしたから、起きるかな、とわくわく期待したが、また寝てしまいました。昨日あれだけ楽しんだ報いなんだなあ。昨日は本当に楽しかった! フィリップ・K・ディック「シビュラの目」(ハヤカワ文庫)読了。 何を隠そう、私は外国物のSF、特に短編、なかんずく連作短編が大好きなのだ。この手の新作がなかなか見あたらず、毎年、春になると旧作を読み返すことを繰り返してきた(こんな時、記憶力が弱いのは便利だ。わくわくしながら旧作を読める!とほと)。 ディックの作品で、未邦訳のものってまだあったのね。邦訳のディック作品はまず間違いなくすべて読んだつもりだったのに、いつの間に新作が出てたのだ(今年6月でした)。もう1冊、未読のものがあるようだ。楽しみである。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/16(土) ↑↓ →題名目次 | さみしい出勤 生後435日(1歳2カ月8日) |
久しぶりに孤独に出勤。母子を起こさなかった自分はお手柄だが、やっぱ寂しいね。 昨日、子はみずからで体重計に乗っかっていたそうだ。しかし、目盛りのところを踏んでいたので、奥さんもちゃんとは体重を確認できなかったそうだ。「9kg」くらいに読めたそうだが、体重が減ってるはずもないし。もしかして、体重を人に知らせたくない年頃? ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/15(金) ↑↓ →題名目次 | くすぐり家族 生後434日(1歳2カ月7日) |
前から、奥さんの脇の下を、子が小さな手をぐぱぐぱしてくすぐっていたが、今日から私も被害者となることに相なってしまった。 帰宅後の食事中に、私の背中やら脇やらをくすぐってくる。サービスで、くすぐったいまねをすると、調子に乗ること。くすぐり返すと、嬌声を挙げて子も笑う。奥さんは、急所を知っていて(微妙な位置なので私にはわからない)、そこをくすぐると、大人みたいに手を払いのけたり体をかわしたりする。おもしれえ。奥さんも狙われて、夜なのに、時ならぬ爆笑大会となってしまった。ぎゃははは。 シールを貼って、はがすことを覚えたようだ。前は、自分で貼ったシールを、上からつかんではがそうとしていた。それではがせないと、顔を真っ赤にして怒っているだけだった。 今日もはじめはそうだったが、端に爪を掛けてはがせることに気付いたらしい。貼ってははがしはがしては貼る。ポロリ、と落ちたときは、何が楽しいのか、ふふー、と笑っていた。 虫さされの薬、ウナコーワのキャップを、子がひねって開けたそうだ。匂いで気付いた妻が飛んでいったが、時すでに遅く、スーとする液体を指につけてしゃぶってしまった。と、子は、にがぁっ、という顔で、吐きそうだったそうだ。うんうん。これで懲りたことだろう。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/15(金) ↑↓ →題名目次 | 少し大人になったのかな 生後434日(1歳2カ月7日) |
今朝は5時ちょうどくらいに奥さんが起き、子が起き、私の寝ている足元を通り抜ける。 寝惚けまなこで、子を招くが、昨夜と同じく、子は父を認識できないらしい。それも、しばらくすると、なじみの父ちゃんだと気づいて、枕元にやってきてくれた。 枕元には、まだうっかり目覚し時計が置いてあった。子の視線は、いつものごとく、父よりも時計に向いている。ちっ。 手が時計に伸びる(ミニーマウスの)、またも叩き付けると思いきや、秒針を注視して「むふー」と声を立てて、目を細めて微笑む。叩き付けられるのを怖れて、取り上げると、また、手を伸ばす。渡すと、同じく「むふー」。大人[に/しく]なったね。 その後、ジュースを持って待ち構える母と、単にぼけっとしている父との間を行き来していたが、結局ジュースを飲んでいる間に寝たらしい。出かける前にもう一度この手で抱き上げられよう、という思いは空振りであった。むふー。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/14(木) ↑↓ →題名目次 | 赤ゲットの威力 生後433日(1歳2カ月6日) |
奥さんが、先日と同じくデパートの託児室に子を預けたそうだ、今度は赤ゲットをともなって。 すると、威力満点、効果抜群、子は、もりもり食って寝たのだそうだ。 今日は食欲旺盛らしく、帰宅後に、なかなか腹減ったコールをしないので油断してメシを食わせると、そりゃ食うわ食うわ、餓鬼のごとくがつがつ食べたそうだ。それで、父が帰宅した今は熟睡である。 朝、6時とか6時半にバスに乗って駅に向かう途中に、深夜〜早朝営業の蕎麦屋があって、客が焼酎のグラスを傾けているのがしょっちゅう見える。夜が白々明け始める頃に飲むのは背徳的な楽しみがあるだろうなあ。 かつて、大雪のせいで半ドンになった時、品川駅構内の食堂で、昼2時くらいから夜中まで同僚と飲んだ時。レストランで昼飯時のワインをつい飲み始めてしまい、へべれけになって午後3時頃に帰宅した時。学生時代、深夜のバイトが終わってから飲み始めて店を出ると出勤ラッシュだった時。たぶんその時はすべて後悔したが、いい思い出である。 しかし、いまや、途中下車して早朝蕎麦屋で飲み始めることは一生ないであろう。その時は無断欠勤だし(これって「人生の途中下車」になっちゃう)、休みの日に、わざわざ早起きして飲みに行くなんてナンセンスだからね。 ・・・・などと下らぬ妄想を繰り広げる朝の出来事。 ミルクをやる時間にひと泣きした子をベッドから降ろす。しっかり目を開けたが、無表情で父ちゃんを認識していない。がっくし。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/14(木) ↑↓ →題名目次 | 久しぶりの早朝出勤 生後433日(1歳2カ月6日) |
というわけで、久しぶりの仕事。 意外にも母子ともに起きてお見送り。子は、朝からばりばり活動的。寝起きだとは思えないくらいだ。 しかし、出かける前にこうしてすがりついて来られると、ほんに後ろ髪引かれまくりだ。ああ! 私はまだ見るに至っていないが、先日、口を開けて見も世もなく泣いているときに、奥さんが発見したことは、「あ、奥歯が生えかけている!」。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/13(水) ↑↓ →題名目次 | 赤ゲットは必須 生後432日(1歳2カ月5日) |
奥さんに外での用事を頼んだ。そういえば、3日間外出してない。なんてぐうたら夫。 用事は意外に時間がかかり、暗くなってから帰ってきた。ご苦労さん。子は、ずっとベビーカーに座らされていた反動で、はね回る駆け回る。ふと、パネルヒーターに掛けて干してある赤ゲットの端っこを発見、うーうー言いながら引っ張り始めた。取ってやると、後はマントのようにして駆け回る。 そういえば、昨日、デパートの託児室に預けたとき、赤ゲットをうちに忘れたのだった。だから、食事もしない、寝もしないでいたのだろう。連れ回されている時はよいが、一ヶ所に落ち着いたら赤ゲットは必須であるのだ。 奥さんが、加湿器のタンクを持って真ん中の部屋を横切った。子は、私とともに真ん中の部屋にいるのだが、奥さんが、注意するように私に声を掛ける。何をいってんだろう、と思ったら、子が、すっくと立って、加湿器のある部屋に突進。後を追うと、前にも書いたが、子は、タンクを除去した後の水の溜まりに既に両手を突っ込んでいる。・・・・子は、かなり高度な因果関係を理解しているわけだ。翻って、悪さをするのも、叱られるとわかっていながらしている、というわけだ。そう思うと、あの、悪そうな顔、悪事を実行中の不審な静けさなど頷ける。子供は悪魔、というのもさもありなん(でも私にとっては天使だよン)。 昨晩、奥さんが「白ワイン」と称する物の栓を抜いていたかと思うと、「ぎゃー」と叫んだ。それは、白ワインならぬ、スパークリングワインであった。「シャンパン」とは別物だと思っていたらしい。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/13(水) ↑↓ →題名目次 | 子を叱りとばす 生後432日(1歳2カ月5日) |
またも子の侵入によって起こされる。眠い、それより、腹減った! 子が、空腹で獣返りしてわめくのも解る。 即座に寝ている妻を叩き起こしてメシを作らせた!・・・・うそです。しばらく、起きないかな、と様子を見て、気配もないので、おそるおそるお願いして(下手すると手負いの獣のように寝起きが悪いのだ)起きていただき、食事を作っていただきました(運良く寝起きは悪くなかった)。それを待つ間、子が、あれほど禁止してあるパソコン周辺を探りまくっている。「こら」と2度ほど叱りとばせば「ぎゃー」と泣いたものだが、免疫ができたらしい。3度叱ってもムダだったので、強制排除、つまり連れ去り。 食事したら早い者勝ちですぐ寝直す。後はしらんもんね。たぶん母子とも隣室で寝直すのだろう。・・・・と子が、侵入経路近辺の雑誌の山を崩し始めた音で目覚める。 崩した山をかたしながら叱る。しかしまた崩す。またもかたしながら、かなり強く叱る。「にか」と笑ってまたも崩す。手を、ぴし、と叩くもひるまず山崩し継続。やむを得ない。子の手を左手で取り、右手でわりと強めに、びし、と叩く。さすが子はその場で泣き出した。父ちゃんの心は痛い。痛いのだが、顔も心も鬼にして睨む。泣き声で妻が目覚め呼び寄せると、走り去って行った。和解の機会もないまま、3人ともそれぞれに寝たようだ。 傷む心のまま目覚める。不思議だな、起きた気配を消していても、子には解るらしい。それで奥さんも目覚め、子を解放。子は、父を見てどうふるまうか。・・・・すべて杞憂。満面の笑顔を浮かべて父の方に駆け寄る。父の目尻に熱い物が輝く。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2000/12/12(火) ↑↓ →題名目次 | お留守番 生後431日(1歳2カ月4日) |
ほっぺたを、キューと吸ってやると、気持ちいいのか擦り寄せて来る。口当たりのよいほっぺである。父ちゃんがうちにいるのにすっかり慣れた模様。今もまとわりついてキーボードを狙ってくる。邪魔なので、肩車しながら書いていると髪の毛を引っ張る、あ、のけぞって落ちそうになった! 確か生後2ヶ月かそこらの首がすわらない頃にこれをやって、後ろに、ぶらんと垂れ下がった時は泣いたものだ。 午後は母子でお出かけ、私はお留守番。帰ってきて子を抱くと、自分は一人で淋しかったんだなあ、と思い知らされた。 託児室にしばらく預けて買い物をしてきたそうだ。託児室では、食事もミルクも摂らなかったとのこと。 ああ、向こうで首を左右にかしげながら私を見てにっこり笑っている。このままだとパソコンオーファン(orphan=孤児)だ。遊んでやるぞ。 ↑この日の先頭へ ↑↑翌日へ ↑↑↑ファイルの先頭へ ↓↓前日へ |