メイン | 吾子の成長記
吾子の成長記(ako007.html)

前の日記| 目次 |題名目次 |後の日記
このファイルの末尾へ

2000/12/12(火) →題名目次
平成12年12月12日朝 生後431日(1歳2カ月4日)

 生後1ヶ月の子が泣き止まないと言ってぶんなぐって骨折させた父親、生後2ヶ月の子に熱湯をかけた母親の事件が報道される昨今である。いったいに善悪もわきまえない乳児を叱って意味があるのだろうか。叱るのと躾とは同じではない。叱っても無意味だ、と思うと、たしなめもしない私は、躾を放棄した甘い父親にすぎないのだろうか。むしろ愛情が足りないのか。キリストは右の頬と打たれたら左の頬を出せ、という。子供の教育にはどうなんだろう。
 ささいな物音、小さな物の動きに子は反応する。大人だと、すぐに秩序の中に組み込んで無視してしまう小さな出来事が、優先順位の判断がまでできない子供には、すべて新鮮に感じられるのであろう。ああ、こらこら、TVを勝手に点けるのはいいが、そんな近くで見るでない。膝の上に置くと、静かに見ているか、キーボードに手を延ばすか。おかげで今は、片手で入力している、子の攻撃を避けながら。----話を戻す。ささいな物音に反応する反面、何かに集中している真っ最中に、たとえば耳元でささやいても反応しない。シングルタスクなのだ。
 静かにしてる時はろくなことをしてない。今日は、雑誌付録のCDをむき出しにしていた。手に、見覚えのない紙シール(CDを留めていたもの)を付けて見せびらかしに来たときは、何だろう、と思っていたのだが。
 昨日、年賀状用の写真を3人で撮った(ありきたりで恥ずかしい!)。むずかって実に大変だった。カメラ(デジタルビデオカメラの静止画像を使う)を向けると、とにかく突進してくるし。昨年の今頃は、大人しく抱かれるままだったのに(生後2ヶ月足らず)。今年は泣き顔写真ばかり撮れた。

↑翌日へ

2000/12/11(月) →題名目次
パパが好き! 生後430日(1歳2カ月3日)

 今日は結構聞き分けがなくて困った。んでも、かわいいから何をやっても許しちゃう!
 奥さんといちゃいちゃして顔を二人で寄せ合っていると、子が「むぅー」と気色ばんで、奥さんの頭頂部から顔に掛けて手を引っかけて----手は、目とか鼻とかを握みますな----ひっぺがす。もう何度やっても奥さん。私の頭を引っ張りやすくしても、被害に遭うのは奥さん。パパを盗るな、ってか。うひ。うれしいな。
 私がパソコンディスクに座っていると、「うーうー」と抱き上げてもらいたがる。抱いてるとキーボードに手を出すので、降ろすと、またも抱き上げてもらいにくる。スキンシップを求められているのか。うひ。うれしいな。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/11(月) →題名目次
侵入ルート 生後430日(1歳2カ月3日)

 これを書き終えたら遊んでやろう、と思っていたら、激しく泣き出したので、遊んでやりながら記す。
 今朝早く、前触れもなく子が私の寝ているところに登場。昨夜、通常開けるふすまの反対を開けて部屋を行き来できることを発見したのだが、それを覚えていてさっそく応用したらしい。奥さんが食事をさせて、再び家族でおやすみ(ぐうたら一家)。あ、仕事!・・・・今日は休みであった。
 私が目覚めた頃、子も目覚めたようだ。それで今に至る。えい、邪魔するな! 通信が困難になりました。では、現場から中継を終わります。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/10(日) →題名目次
小首傾げて 生後429日(1歳2カ月2日)

 突然、小首を傾げるかあわいい動作を始めた。首だけじゃなくて体全体が傾くのだが、自分でも「かわいい」とわかってんのか、何度も繰り返す。まったく大人殺しのかわいさだ。
 悪さもわかっているのか、私と二人でいるときに、秘かに台所に入り込んでなにやらごそごそ音を立てている。また何か漁っているようだ。様子を除くと、買い物袋を探っている。別に注意するほどのことはしていない。私に気付いて、ぱっ、と姿勢を正した。後ろめたい思いがあるのかな。それで父の目を盗んで一人で台所に入ったのだろう。悪知恵の働くやつ!
 妻は風呂、私はトイレ。後追いして泣くかと思いきや、私が出るまで大人しく座って待っていてくれた。今日はいい子じゃないか。
 風呂に入れるのに服を脱がせる。はい、万歳、というと、ちゃんと両手を挙げた。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/10(日) →題名目次
吾子を観察 生後429日(1歳2カ月2日)

 9時くらいに目覚めると、子も起きている様子。半開きのふすまからしばらく観察してみる。
 意外に静かだ。赤ゲットを左右の小さな手に握ってマントみたいに背中にしょってだかだか歩き回っている。何か見つけたらそこに近寄って見ている。また歩き出す。奥さんが寝返りを打つと、目覚めたと勘違いしたのだろう、嬉しそうな顔になって近寄って行く。あ、はじき飛ばされた。
 パパがいるなんて思いもしないのだろう、こちらを見ようともしない。私も気配を消してるし。あまりにけなげなもんで、気配を発してみる。「コッチミロコッチミロ」と念ずると、気付いて私を見る。暫時、不審そうな顔をしていたが、相好を崩して出入り口の方に走り寄る。
 出入り口を開けると飛びついてきた。うう、父親冥利に尽きる! おしめが重い。パンツ型おむつを開くと、大便の山だ! 大便を含んだパンツ型から新しいパンツ型に替えるのは大変だ。拭いている間に尻を休ませる場所がない。しかし、この困難をみごと乗り越えたのだ。
 透明の小皿を透かしてみると世界がゆがんで見える、これが世の真実なのさ、などと教えを垂れたりして、しばらく遊んでいるうちに、私がうとうとしてきた。夢心地で、子も奥さんの方に行って寝直しているのを感じた。幸せな二度寝。

 昨夜中、空腹で子が泣いて目覚める。奥さんがミルクを用意する間、なだめようとしたが、子は、私が触ると手で振り払ったり体をよじらせたり突っ張らせたりして逃げる。「ミルク以外の余計なものに用はねぇ!」ってところか。眉間の皺がふにふにして気持ちよかった。
 先日から加湿器を使っている。奥さんが給水のためタンクをはずして台所に向かうと、入れ違いにだだだだとすごいスピードで加湿器に走り寄り、水をプールしてあるところに手をつっこんだそうな。タンクとプールとの因果関係をきちんと把握しているわけだ。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/9(土) →題名目次
ちょっとびっくり 生後428日(1歳2カ月1日)

 今晩は行きつけの寿司屋。
 いつものように到着後に所在を明らかにするメールを送る。その後のやりとりの中に、ベビーバギーごと転んだ旨のメールが入った。
 我々のは、きゃらトークというやつで、半角20字ごとしかやりとり出来ない。続報を一日千秋の思いで待つ。
 もちろん、まったくもって大丈夫、無傷であった。よかったよかった。

 奥さんによれば、今日、子が「パ」の音を発せるようになったとのこと。つまり、今まで「ママ」しか言えなかったのが、「パパ」も言えるようになったというわけだ。むろん、単なる音の連続であって、意味を持っているわけではないのだが、近日中に、「パパ」と呼ばれる可能性をリアルに感じるのだ(近日パパ)。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/9(土) →題名目次
子が行方不明(?) 生後428日(1歳2カ月1日)

 トイレに行きたい、でも、眠いから我慢! と思うこと主観時間で30分経過の後、安眠できないのでやむをえずトイレに立つと、奥さんが起きて朝の支度をしているではないか!
 「今、何時?」
 「5時。」
 不覚にも、第一次起床予定時間5分前であった。5分損した気分。
 「あと15分、寝る!」
 第二次起床予定時間(最後の防波堤、朝のマジノ線)まで寝る宣言。
 ・・・・。
 目覚ましで起床。出勤準備完了。子の顔を拝んで行こう。今日は静まり返っている。
 暗闇の子の部屋に入る。ん?いない? いるべき場所にはおしめがこんもり盛り上がっているだけで、この姿がない?・・・・実は、上下逆向きで、しかも、うつ伏せに尻を高く上げ、上半身は毛布にもぐりこんでいたのでした。びっくりだらけの朝でした。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/8(金) →題名目次
名月を取ってくれろと泣く子かな 付)脱糞彷徨 生後427日(1歳2カ月)

 今日も寝ようとしなかったそうだ。起きてパパを待っててくれた(奥さんは消耗)。
 今日は、蛍光灯の引き紐を、立ったまま真下から首を真後ろに曲げて見つめている。どうやら、引き紐を引っ張るの先日からお気に入りらしく、そういえば私もせがまれた。抱き上げてやると引っ張って遊ぶのだ。
 それが、今日は真下に立って、手を垂直に延ばしている。「名月を取ってくれろと泣く子かな」という川柳が思い出される。どすん。尻餅をついて「きゃー」と悲鳴を上げた。笑っている。
 今朝の私の出勤後、母子で二度寝していると、子によって起こされて、見ると、子は下半身すっぽんぽんで彷徨していたそうだ。下を覆っていたはずのおしめを探すと、部屋の真ん中で、うんちを盛り上げて放置されてあったという。そこらに糞がまみれてないか蒼白になって捜索したが、不思議とどこにも垂れてなかったそうだ。
 紙おむつには、シールでとめるタイプと、マジックテープでとめるタイプと、パンツ型に穿くタイプとがあるが、マジックテープのものは子供がはがしやすい。だからパンツ型があるのだ、と妙に納得した。
 さて、ベッドに置くと、昨晩と同じく、おもちゃをねだり、それを渡すと放り投げる。「だめだめ」と言って渡さないでいると、後生大事に離さない赤ゲットを放り投げやがった! 困ったもんだ。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/8(金) →題名目次
子は気を遣う? 生後427日(1歳2カ月)

 凶暴極まりない子に、「物を投げても誰か拾ってくれる」という驕慢を教えないために、放り投げたものは拾ってやらない、というルールを家族会議(メンバー3名=夫・妻・子)のうち、過半数の同意を得て可決、即日施行した。
 そうして、ベッドに置いたまま我々はそこを離れたが、しばらくは泣きこそすれ、いつのまにやら入眠したようだ。泣いても無駄だ、と悟ったのだろう。意外に諦めが良い。
 逆に言えば、我々の気持ちを試しているわけだ。奥さんによれば、先日までの奥さんが大変だったときは、子は昼間とか夜とか割に寝てくれていたそうだ。それが、最近、奥さんに余裕が出たところで、起きまくっているという。ちなみに昨日も昼はほとんど寝てないとのこと。
 良くいえば、前は母に気遣って寝るのを心がけていたが、最近は気遣う必要がないので純粋に遊んで欲しい思いの丈を表現している、というところか。
 で、今朝も妻に起こされ、そして子の顔も見ずに、出勤。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/7(木) →題名目次
凶暴な吾子 生後426日(1歳1カ月30日)

 今日も帰ったところで子が起きていた。昨日と同じで、食事の前後に遊ぶ。足裏を私の顎に当ててぞりぞりしてやると喜んでいる。
 寝かせるためにベッドに置くが、私が離れると大声で泣いて切ない。ベッドに置いたまましばらく遊んでやろう。子が、おもちゃ袋めがけて手を延ばすので、一つ一つおもちゃを出して渡す。どれも気に染まないのか、受け取らなかったり払いのけたり。
 やっと受け取ったのがぬいぐるみ。しかし、それを床に放り投げる。拾って渡す。また放り投げる。それを繰り返しているうちに、きゃっきゃっ声を出して笑う。おなかをくすぐった時と同種のすべてを開放した笑いだ。ぬいぐるみを投げるのがそんなに楽しいか。子の笑顔を見てちょっと怖くなった。でも、子供は残酷だ、っていうしな。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/7(木) →題名目次
奥さんに起こされて 生後426日(1歳1カ月30日)

 ゆっくり出勤しよう、と思って油断して、奥さんに起こされてしまった。危ない危ない。
 それとともに空腹の子も泣き出した。まったく、元気に遊んでいるときの意志を持った顔と違って、本能の求めにしたがって泣いている顔は、別人、それどころか、人間と動物の違い、と言ってもよいくらいだ。子供に限るまい、人は誰でも一皮向けば、本能丸出しの動物なのだろう。
 子供を愛せる愛せない、というのは、こういう、動物的なところまで愛せるかどうかにかかっているのかな、と思ったりした。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/6(水) →題名目次
今宵も会えた! 生後425日(1歳1カ月29日)

 「パパまだ帰らないの、って言ってなかった?」などと軽口をたたいて帰宅すると、なんとまあ、睡眠界と覚醒界の狭間をたゆたっていたところで、目を覚ましてくれた。ベッドに近寄ると、立ち上がって、抱いて抱いての格好で両手を伸ばす。もー妻がなんと言おうと抱き上げるしかない(なんも言わなかったケド)。
 私の食事中は横で遊んでいた。例のあてっこでは、私と妻に交互にせがむ。当たって大げさに誉めてやるとほんとうに嬉しそうな顔をする。昼間奥さんがウインクの練習をさせたそうだ(実は私も日曜日に試みた)が、両目しかつぶれないようだ。変な顔。なぜか「大きな栗の〜」の間はいやそうな顔をしていた。パパのアイデンティティなのに。
 足利健亮「景観から歴史を読む」(NHKライブラリー)読了。地図が多く参照する必要があったので、読了に時間が掛かった。手堅い論を重ねてあり、結論のひとつひとつに唸る。しかし、末尾あたりで肯けないことが書かれている。
 ある分野で名を挙げた研究者が調子に乗って他の分野に踏み込むと忽ち恥をさらす、という傾向があると思う。地図・地形をもとに論じていた著者が、文献資料から「飛鳥・百済・日下」の読みについて述べているところがそうである。
 「飛鳥」はもと「安宿」で、「飛ぶ鳥」にとっての「やすらかなやど」だから、「飛鳥の安宿」という枕詞のつながりができたとするまではよい。しかし、「下毛野(しもつけぬ)」の「毛」字「ぬ」音が略されて「下野(しもつけ)」に、「近淡海(ちかつおうみ)」の「ちかつ」音「淡」字を略し「近江(おうみ)」を作った例から、「とぶとり」音「安宿」字を略して「飛鳥(あすか)」としたとするのはむちゃくちゃだ。
 「百済」から観音信仰が伝わり、百済人が「ふだらく」を語ったから「百済」を「くだら」と読むようになった。じゃ、それまでなんて読んでいたのか? 国名ってそんなので変わってしまっていいの?
 「日下」は「草下」、「草」の略字が「日」。それはよい。しかし「『古事記』は稗田阿礼の口述によって成った・・・・経緯が、「速記」を要し、簡単な文字を必要としたという解釈」は、門外漢丸出しで読むのもつらい。学問は、結果の正誤ではなく、過程の正誤が大切だと思うのだが。
 
↑翌日へ →題名目次

2000/12/6(水) →題名目次
泣き声聞いただけ 生後425日(1歳1カ月29日)

 夜、数回泣き声を聞いた。それとは無関係に、私もなぜか2度も目を覚ました。決して咳き込んでではない。どうも喉が渇いたためであるようだ。子も同じなのだろう。
 私が出かける直前、ひーん、という結構激しい泣き声が始まる。奥さんが飲み物を与えているのだろう、やがて静かになった。もしや、ととととと駆けてくるのでは、と大幅に期待したが、あてはずれ。
 行ってきます。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/5(火) →題名目次
子泣きじじい 生後424日(1歳1カ月28日)

 バスも連絡がよく、早く帰れる今日にしても早く帰れた。
 うちのドアを開くと、目のあった吾子がにこーとしてちょと照れ気味に父を迎える。今日は一日、子の抱き心地が腕に蘇って切なく日を暮らしていたから嬉しい。丸二日抱いていないから禁断症状が現れたようだ。子も、父の帰宅後の身繕いの終わるのを待ちかねているようだ。
 私の食事中、横で妻が手にマスコットを隠して当てさせる例のゲームをしていた。うーむ、それらしくやるもんだ。子が、私にもマスコットを渡して、父ちゃんもやって、と言いたそう。夕飯が進まないけど嬉しいねぇ。
 子が、何か背負っているかのように、両手を後ろに伸ばし、首を挙げた前屈みで歩いている。最近時々やるんだそうだ。何の真似なのだろう。敢えて揣摩すると、奥さんが子を背負う時の動作を真似ているわけだろう。
 それも含めて元気はつらつ。それが、だんだんわがまま度が増してゆく。親の制止を聞かなくなり、なんだか微妙に行動が荒んでくるとそろそろ睡魔が忍び寄って来たのだろう。子をベッドに置く。従容と連れられるところを見ると、本人も寝る気があるのだろうな。まだぎしぎし音を立てているところを見ると、寝てはいないが、間もなくでしょう。おやすみ。あ、泣いた。赤ゲットを下に落下させたときの現象だそうだ。そういや、今日は赤ゲットをまったく手にせず遊んでいたのだが。・・・・まだまだ寝そうもない。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/5(火) →題名目次
寝過ごした!・・・・が大丈夫 生後424日(1歳1カ月28日)

 いつもなら5時20分にはうちを出るのだが、目が覚めたのは、不覚にも5時30分! いや、それも目覚ましが進んでいたようで、出て行くとき、TV によると5時48分。うひー。
 それでも獅子奮迅のごとき辻褄合わせで、出勤は従来どおりの1時間前になる予定。ヨカツタヨカツタ。
 その余波で、今朝は子の顔を見るさえ叶わなかった。昨朝は、寝ている子の顔とお尻を触っただけ。昨晩は、寝顔を見ただけ(子をベッドから降ろしそびれた)!
 昨晩、咳が止まらなくて寝られなかったせいだ。でも、何も心配していない。そう思って起きたら、咳も止まっていた。病は気から。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/4(月) →題名目次
咳におどろく 生後423日(1歳1カ月27日)

 昨晩、帰宅とともに、ガタの来ていた食卓を釘でがんがん打ち付ける。なかなか気持ちよくまっすぐ入ってゆく。昔、こんなに器用じゃなかったはずだが。「日曜大工を妻子の前でヤル父親」という自負が挙措を丁寧にさせるのだろう。これも、心持ちが行動を制する一例か。子は、その間、うんとも言わず見ていた。たぶん騒音にとまどっていたのだろう。こちらも、様子を見ている余裕はなかったので、終わってから複雑な顔をしている子を見つけたにすぎない。
 今日は、咳が出る。胸はさほど痛くないのだが。その咳で、帰宅直後一瞬目覚め掛けて危なかった。しかし、その後、しきりに咳き込んでいるのだが、目覚めやしない。どうなってんのかね。
 高島俊男「三国志 きらめく群像」(筑摩書房)読了。これは、大修館から「三国志 人物縦横談」で出ていたものの文庫版。それも読んだが、文庫として出るとすかさず買って再読。だって、このオジサンの書く物が大好きだからだ(この人自身好きだ)。現存のモノカキで一番好きな人だと思われる。昨日の朝日新聞の読書欄でも、この先生の書評は面白い旨書かれていた。カバーに写真が載っていた。初めて見る。ちょっと意外な顔。もっと偏屈そうな人かと思っていたのに。週刊文春で連載をお持ちだが、残念ながら毎週読む余裕(時間、金とも)がない。
 なにせ、三国志についてわずかでも関心ある人は、一読を強力にお奨めする。確か私もこれを読む前後に、岩波文庫版「三国志」を読んだので、初めて読んだときの印象はあまりない。人物が混乱して同定できてなかったのだろう。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/4(月) →題名目次
一触即発 生後423日(1歳1カ月27日)

 昨夜は我々が食事をしている最中に、いつの間にやら眠りこけていた。このまま寝かせておくか、ということになったが、すると、我々は挙措動作に細心の注意を払わねばならない。
 咳払い一つで「うー」と目覚めかける。だるまさんがころんだ、のごとく動きを止めると、また眠りに落ちて行く。・・・・静かな夜である。
 午前2時半ころか、トイレに起きた私が眠れないでいると、子がかなり長きにわたって泣いていた。奥さんが飲み物を与えることで静まったようだ。
 こういう寝方をしたときは、大人でも眠いものだ。案の定、出かけるとき、子は熟睡。奥さんは、子に枕を奪われて起きていた。昨日は、仕事が割り込んだおかげで、思う存分は遊べていない。今宵も帰宅時には寝ているのだろうな。(サミシイ)

↑翌日へ →題名目次

2000/12/3(日) →題名目次
歩き食いの報い 生後422日(1歳1カ月26日)

 ところで、子。
 仕事から帰ると、父に再会できたのが相当嬉しそうに思われた。
 ちょうど子の晩飯を食わせるのを断念したところだった。しばらく遊んでから再開したが、一口食っては私の方に歩いてきてもぐもぐ、再び妻の所に給食してもらいに歩く。行儀が悪い。
 と、思っていたら、バタンと大音声。子は、カエルのようにべちゃっと仰向けになって泣きまくっている。
 目撃者(奥さん)によると、おでこから倒れていったそうだ。歩き食いの報いだな。
 従妹はいまだ8ヶ月にして、普通のご飯を食べているというのに、吾子は離乳食もなかなか難渋しているようで、奥さん大変だ。私?手伝ったことがない。申し訳ない。

 昨晩、奥さんのお呼びが掛かったので、子を風呂に連れて行ったが、上衣を脱がして立たせたままおしめをとると、すとん、と大便の重みとともに落下していった。不幸中の幸いは、個体度の高いものだったこと。そのまま風呂に連れて行ったら奥さんがなんとかしてくれた。
 今日は私が仕事でいないうちに奥さんが入浴させたわけだが、昨日の再来。ただし、こんどは液体度満点で、背中にまで汚物が回り込んでいたそうな。奥さん、貧乏くじ引いたね。しかし、入浴前の大便が日常になったらいやだな。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/3(日) →題名目次
病は気から、だねやっぱり 生後422日(1歳1カ月26日)

 まさかと思ったが、今日はチョー調子がよい。
 胸は痛いのだが、昨日までとは全然違う痛み。ていうか、気にしなければ、痛くない、と言えるくらいだ。
 ん?ということは、昨日までのは何だったのだろう。
 病は気から。
 このことわざそのものなのか。自分でもこんな繊細だったとは意外です。
 今回は、思いが下向きに働いたわけだが、逆に言えば、上向きに働きもする力であろう。と、自信を持った。
 そういや、昨年はもっと上向きに自己暗示をかけていたような気がするなあ。それで今年より健康だったのだろうなあ。人は(僕は?)以前と同じにしているつもりでも、ベクトルはいつの間にか下がっているものなのか。自戒として常に思い起こしたい。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/3(日) →題名目次
足ざわりを楽しむ 生後422日(1歳1カ月26日)

 これまで玄関の三和土には厳として下りていかなかった吾子だが、昨日は、三和土に下りて足踏みしている吾子であった。
 奥さんによると、足裏のざらざらした感触を楽しんでいるのだそうだ。風呂場には相変わらず入っては行かないのだが(風呂場での事故が多いことを考えるとこれは安心だ)、敷居のところにまだがって、片足を風呂場のタイルにこすり付けている。冷たさがいいのか、ざらざら感がいいのか。
 そこで、安全ざらざら感を提供してみた。足の裏を、髭の剃り杭鮮やかな私の顎・頬で擦ってみるのだ。
 ビンゴ!である。大喜びで何回も足裏を髭にすりつけてくる。おかげで顎がひりひりするぜ。
 今朝は、梱包に使われる「ぷちぷち」20cm x 50cm くらいを足もとに敷いてみる。ざらざらではない、ぷちぷちした足ざわりもお好みみたいだ。予想されるような、ぷちぷちをつぶして楽しむという指先の力も器用さもまだないようで、それはやらない。
 さて、もうすぐ正午をすぎる。今日は高崎に仕事にでかけます。いってきます。「刑事ナッシュ」は本当に終わってしまったようだ。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/2(土) →題名目次
夫婦木神社 生後421日(1歳1カ月25日)

 奥さんは出かけた時、夫婦木神社とやらにも参拝したそうだ。
 2年前の初デートの時に縁結びを頼んだんだそうだ(初耳!)。行く前に喧嘩したわけだから、神様に文句でも言いに行ったのかな、と思ったら、お礼参りなのだそうだ。それで帰宅してまた喧嘩したのだから、なんだかよくわからん。
 それにしても、そこまで思い入れがあった日なのに、私が忘れかけていたのだから、怒っても当然だな、と猛省しているのだ。そして、嬉しいのだ。

 子は、またもなかなか寝ないでいる。ま、明日は仕事とは言え、出勤が遅いので、よかろう。今日は、「にっ」と笑って愛想笑いさせるのを仕込んだ。奥さんは、やめろって言うが、なかなかかわいいのだよ。額に強く息を吹きかけると、目を細めて笑ったような顔になるのを知った。例の、手に物を隠して当てさせるのもやってみた。私の演出がまずいのかそんなにはしゃがない。私の場合、むしろ抱き上げて落とすふりをしたり逆さ吊りにしたりした方が子のウケがよいようだ。もう大笑いである。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/2(土) →題名目次
病院へ行った 生後421日(1歳1カ月25日)

 何を隠そう、先月風邪を引いて以来、弛むことなく胸が痛み続けていた。
 肋骨の最上部の合わせ目、胸骨の一番上あたりが、咳き込んだりすると痛むのだ。骨の内側でなく外側なので、ほっときゃ治るだろう、くらいに思っていたが、全然治らない。気のせいか、水を飲んでも喉に引っかかる気さえしはじめた。もしや、悪い病気、----咽頭ガン、喉頭ガンのたぐいでは?
 そう思って、やむを得ず、ン年ぶりに妻子を従えて医者に行く(妻子は付き添い)。
 問診で胸を聴診するのは当然、背中も聴診、手のひらを見せさせられたり足の裏にできものがあるかと訊かれて見せると「ああタコか」と言われ、ついにはレントゲンを撮ることに。
 しばらく待って再び呼び出される。
 いろいろな思いが去来する(実は数日前から)。いよいよそれに最終判決が下されるのだ。神妙にならざるを得ない。
 結論、なんでもなし。
 そして、なぜ、先ほどの診察について、こういう病気の可能性があるから手を見せろと指示したのだ、というふうに、あり得る可能性とそれに対する診断法を説明してくださり、それらの可能性を消去した結果、なんでもなし、と診察したのだとのこと。なんと的確な説明だろう。すばらしい先生である。
 最後に、痛んで仕方なければ薬を出すが、ほっておいて構わない、とのこと。後者を選んだ。しばらく、この痛みとつきあってゆこうと思う。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/2(土) →題名目次
土曜が休日 生後421日(1歳1カ月25日)

 私が9時頃、母子が10時頃起床。真っ先に父に抱きついてきてくれるのは嬉しいものだ。
 その後、両親の目の届く範囲で走り回り転げ回り抱きついたり無邪気である。その両親は口論を繰り広げているのに。時折心配そうに母の顔を覗き込むが、後は気にしちゃいない様子だ。でも、実は内心心を痛めていたりして。今日の口論のネタは、やはり11月29日問題にまつわるものであった。
 昨晩の「ちょっとしたゲーム」。片手に何か握って、左右のどっちの手にあるかあてさせる、というだけのもの。それが大ウケらしい。何度もせがみ、あたった時は大はしゃぎであったそうだ。早速ためしてみたかったのだが、朝から速攻戦闘開始だったもので、いまだ叶っていない。
 妻は、子を連れてもう一つの合格発表を見に行った。今さら合否がわかったところで何ら環境に変化は起こらないのだが、本人の心のけじめの問題らしい。実際は第一志望のところなのだが、払い込み時期の問題があるので、黄白の前に膝を屈せざる得ないのだ。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/2(土) →題名目次
吾子の子分 生後421日(1歳1カ月25日)

 YK氏と地元の寿司屋で飲む。
 いったん、自宅に立ち寄ったとき、吾子が走り寄ってきた。あらためてこうして「外」から見ると、ちゃんと直立しているんだな。父を迎えて言葉にならぬ言葉を発している。父はこれから飲みに行くのに、と後ろ髪引かれる思いだった。
 3時間ほど経って帰宅。
 今日は、おでかけしたそうで、デパートの託児室に預けたとき、吾子も大きくなったのだなあ、吾子が走り回る後を付いて走る子供がいたそうだ。吾子の子分?
 母と子が、ちょっとしたゲームを始めたそうだ。ううむ、書きたいのだが、酔いが回ってきたので、それは明日。

↑翌日へ →題名目次

2000/12/1(金) →題名目次
常態復帰 生後420日(1歳1カ月24日)

 子が泣く、妻がミルクをやる、私が起きる、子も起き出す、という、わりと頻繁に行われた朝の日常形態が、久しぶりに実現した朝である。
 長所は、目覚めた子と朝の挨拶ができる点。短所は、そのかわいい子を置いて出かけねばならぬ点。
 今朝は殊勝で、「ほら、あっち、母ちゃんの方へ」と、指差すと、たかたかと母のいる部屋へ入ってゆく(すぐに戻ってきてしまうのだが)。
 それで、ふと気づいたのだが、私は自分の現在地から真左を指差して母のほうへ行くよう促すのだが、私のいる場所からは妻のいる部屋は見えない。真左には壁があるだけだ。子にとってその方向、つまり真右には母の姿が見えているから、そちらに行くのだが、まだまだ小さいころ(3か月ころか?)、「あっち」と指差すと、私の指先を見てたっけ。
 多分、それが第一段階で、第二段階は、指先の延長線の方向を見るようになるのだろう。しかし、この段階は気づかぬうちに通過したらしい。そして、今や第三段階、相対的な方向を理解できるようになったのだろう。あ、もっとも、第三段階と第二段階が逆ではないという保証はないが。明日、実験してみよう。明日は休みなのだ(明後日は仕事。間違えているのではない。念のため)。

↑翌日へ →題名目次

2000/11/30(木) →題名目次
今日も「おそるおそる」 生後419日(1歳1カ月22日)

 昨晩、やっと寝てくれた、と思って気を抜いて下手な音を出したり妻と話したりすると、その度に、「ぎゃー」と泣いて目を覚ます。一昨日の不眠症状況が再現しては大変だ、と寝るまでおそるおそるだった。
 寝てからも、何度も「ぎゃー」と泣いて起きた。奥さんは夢うつつで、「2度、大便のおしめを取り替えたかも知れない、よく覚えてない」と証言(あれ?これは一昨日だっけ?)。

 今晩は、私の帰宅の音で起こしてしまった。ま、これはすぐにまた寝たが。
 2連夜の不眠症の影響で、今日はよくよく寝たそうだ。これで今夜は安心か、と思うと、さっき目を覚ましてしまった。あちゃー、と思ったが、どうも眠気と遊び気分とが拮抗している様子。私にはほとんど関心を示さず、主として母に甘えている。2度ほど、冷ややかな目で睨まれてしまった。にこやかかと思うと急に「ぎゃー」と泣くし、輾転反側、寝場所を定めるかと思うと急に立ち上がる。泣くのは、眠くても眠れないからだ。ベッドに置くと、落ち着いたらしく、眠りに落ちた。

↑翌日へ →題名目次

2000/11/30(木) →題名目次
やばいやばい 生後419日(1歳1カ月22日)

 疲れが溜まっていて、は、と目覚めると、通常より2時間ほど、今日は遅めでいい日だが、その1時間ほど、寝過ごしていることに気づいた。
 辻褄を合わせるのに大変だが、何とか、始業45分前には付けそうだ。やばいやばい。したがって、今朝の予定テーマ「おそるおそる」は今晩に。乞うご期待。

↑翌日へ →題名目次

2000/11/29(水) →題名目次
アイム、チャッキー 生後418日(1歳1カ月21日)

 夫婦ともぐったりなのだ。なのに、子は、今晩も起きてやたら活発なのだ。
 切ったばかりの鋭い爪で私の臍を狙う。おもちゃを投げつけてくる。奥さんは、横になって目を眠っている時、子がでかいおもちゃをひきずって来る音に、恐怖を感じたそうな。プレイジムをひっくりかえす(2歳児までOKのものなのに....)。
 あまりに走り回るが、夫婦とも疲れ切っているので、労せずして子を引き寄せる計略を実行。・・・・夫婦でいちゃついて子を無視するのだ。そうすると、やきもちやいて寄ってくるのだ。
 案の定、寄ってきた。それでも無視していると、気を引くために、毛布を被って隠れん坊している。それでも無視していると、我らの間に割って入ってきた。それで、私の臍を狙って痛い。まだ匂いには好悪はなさそうなので、放屁してみると、音には敏感に反応するが、相変わらずの臍攻撃を続けていた。が、やがて、両手で鼻を覆って奥さんの顔にダイブしてきた。かえって被害が甚大だったわけだ。

 実は、今日は奥さんとの初デート記念日なのだ(2年前)。思い出すのに手間取って奥さんを怒らせてしまった。月曜日の職場のみなさん、私の記憶覚醒の手伝いをしてくださってありがとう。2年前の今日は、日曜日だった。

↑翌日へ →題名目次

2000/11/29(水) →題名目次
不眠症? 生後418日(1歳1カ月21日)

 昨夜、「寝て欲しい」時間をとっくに過ぎても子は眠る気配もない。もう甘えて甘えてしかたない。ちょっとでも気に入らないと、うめくわめく泣く。奥さん曰く、「今日はふつうの幼稚園児より寝てない!」。
 そのまま深夜徘徊に突入。それもかなり喧しいものであった。いつもの、一人はしゃぎまわるタイプのではなくて、うめくわめく泣くが折々に交じり合う。おしめを頻繁に取り替えた奥さんが出入りするごと、子も後追いして駆け回る。・・・・いつ、奥さんが切れるかとハラハラしたが、よくも耐えたものだ。
 そういうわけで、目覚ましが鳴った瞬間、子がひと泣きしたのにはひやりとさせられたが、私が出るとき、母子ともに熟睡しているのも当然である。
 今朝は、いつになく肌寒い。

↑翌日へ →題名目次

2000/11/28(火) →題名目次
父を後追い 生後417日(1歳1カ月20日)

 今日は寒いようだ。帰宅すると子はズボンを穿いていた。ちょっと大人びた感じ。乳児から幼児へ? ズボンを穿かせたのは、いtずら吾子が、自ら暖房を切って寒さで泣いていたからなのだそうだ。
 起きていてくれて、なぜだか私の後を追ってくる。おちおちトイレにも入れない。ひゃあ。<-- これは嬉しい悲鳴。
 両親そろって在宅なのが嬉しいか、私と妻の間を行ったり来たりして甘えるのもかわいいよ。喃語が増えてきたが、何をしゃべっているやら知りたいものだ。ああ、今もなにかしゃべっている。きゃきゃきゃきゃ、にゃんにゃ、だぎゃぎゃぐ、っていう感じかな?
 なんでも、今日は昼寝を一切していないという。もはや寝て欲しい時間なのだが、ベッドをぎしぎし言わせて今も飛び跳ねている。元気だなあ。なお、ベッドに置くと、いつも(いつも、ですよ!)自らベビーメリーのスイッチをオンにして音楽を鳴らすのだ。あ、今はぶーぶー口を鳴らしている(唾を吹いている?)。はよ寝な吾子ちゃん!

↑翌日へ →題名目次

2000/11/28(火) →題名目次
静かに出勤成功 生後417日(1歳1カ月20日)

 もはやその必要もないのに微行決行。
 上着をふすまの隙間から引っ張り出すのに苦労した。ポケットに物がたくさん入っているとろくなことはない。
 それでゴソゴソずるずる音を立てた以外は成功した模様。
 そういうわけで、子の顔さえ見ていない。でも、今日は早めに帰れるから、たっぷり遊べるだろう。嬉しそうに走り寄ってすがりついてくるさまを想像するとやに下がってしまう。これぞ人の親の醍醐味!

↑翌日へ →題名目次

2000/11/27(月) →題名目次
おいしいところを盗られたぜ 生後416日(1歳1カ月19日)

 帰ってベッドを見ると、起きているではないか。座りこんで淋しそう。
 降ろしてやろうということになって、「ボクが降ろす!」と宣言して、うがいと手洗いをしておこうと離れると、子が泣いている。おお!早く戻って降ろさなければ! 私は心の中で、嬉しげにすがりついてくる子の姿をまざまざと思い浮かべながら急いでうがいをしていた。
 戻ると、すでに妻によって降ろされていた。
 「だって、すがりついてきたし、おしめが濡れていたから....。」
 一番おいしいところを盗られたぜ。それでも子は、私に飛びついてきてくれた。ここで「大きな栗の〜」だ。
 食事が出されるまで、子と「ロデオ」をして遊ぶ。教えもしていないのに、両手を挙げて耐えている。あと、今は透明フィルムがお気に入りで、何が楽しいのか、自分の顔にくっつけて外界を見ている。無色なのにぃ。今日は私の顔に押しつけてきた。
 私の食事の間に、ベッドに置かれてしまった。食事を終えたときにはもはやおやすみになっていらした。おやすみ、かわいい吾子!

↑翌日へ →題名目次

2000/11/27(月) →題名目次
ベッドに置いておくに忍びない 生後416日(1歳1カ月19日)

 昨晩も、子のいつも寝る時刻目指してベッドに置いて寝るように仕向けたが、静かであるが寝ている気配がない。
 ひょいと覗くと、カーテンにじゃれかかったり布団をいじくったり独り遊びに余念がない。目が合うと、にこーとする。寂しげに泣かれるよりも心拍つものがある。・・・・降ろして遊ぶ。
 てなことを2〜3度繰り返したもので、実際に寝たのは割と遅かった。
 おかげで、今朝の出勤時には、うつ伏せになって尻を高く上げて両手を下に伸ばして熟睡していた。頭をなでてもおむつを触っても起きてこない。寂しく泣かれるより良かろう。
 目を細めて笑う姿がわざとらしい作り笑いに見えていたが、だんだん自然な笑顔に見える気がする。しかし、妻は、やはり作り笑いっぽく、それは私のまねをするせいだとな。失礼しちゃうな。
 一昨日100円ショップで買ってきた、手提げ付きのフロッピケースがちょうど子の手の大きさになじむ。あつらえたかの大きさのバスケットみたいだ。それを子は、両手に各1個持って、叩きあわせたり投げたりしていた。自分好みのおもちゃ作りに余念がないようだ。投げつけられると結構痛いよ。

↑翌日へ →題名目次

2000/11/26(日) →題名目次
絶好調! 生後415日(1歳1カ月18日)

 今日は、「ばいばい」を覚えたという。「という」というのは、私では反応しないからなのだ。
 「いくつ?1歳!」というのも、私ではダメ。奥さんにはちゃんと反応する。どうしたのだ? 仕方ないから、父は体育会系で迫る。子をこちらに向けて、腋で持ち上げて、ぽん、と、ブランコの要領で、私の前方に----子にとっては背面に跳ね上げると、子は足を天井に向けて逆さになる遊びを開発した。もちろん、楽しそうだ。
 子が、見慣れぬ衣装をつけて現れた。「北斗の拳」のケンシロウの肩パットのようなものを装着している。よく見ると、奥さんのブラジャーのカップを肩に載せているのであった。

↑翌日へ →題名目次

2000/11/26(日) →題名目次
欲求不満が悪戯を催す? 生後415日(1歳1カ月18日)

 8時半ころから子が起きているようなので、遊んでやる。そのうちになんだか行動が殺伐としてきた。退化したのか、何歳?と訊いても1本指を突き出さない、糸巻き巻きを歌っても反応しない。奥さんが起きてきて、おなかが減っているのだろうと指摘。う〜む、本能的。
 先週の「刑事ナッシュ」は、
  1)大団円ぽい内容で総花的キャストが登場していていかにも最終回ふうであった。
  2)予告編がなかった。
という具合なので、もしや、と危惧する反面、主要登場人物2人の運命が懸案のままだったので、あるいは、と期待もしていた結局、もしやの方、つまり放映がなかった。ふて寝。
 寝ている間、子の泣き声と母の叱る声が、夢うつつの間に聞こえてくる。起き出して状況を問うと、いくら注意しても叱っても、子がコンセントを引き抜くのだそうだ。昨日も、点火してあるコンロを切ったそうだ。はっきりといけないことはいけないと教え込まねばなるまい。
 ・・・・と思っていたら、私に助けを求めたか、甘えてきた。私が母との取りなしをしてくれたと思ったか、妻の方にも愛想を振りまいている。あれほど叱られても、母親の方がいいのだなあ。
 それから私が引き取って遊んでいるが、コンセントを抜くようなおいたはしない。こうして書き込んでいるのを邪魔ばかりするが、凶悪な悪戯はしないわけだ。どうやら、ああいう悪戯も、遊んでもらえない欲求不満から、気を引くためにやっているかな、と思った。
 ・・・・といって、これを書いて相手をしていなかったせいで、デスクトップパソコンに手を延ばそうとしている。3度に渡って叱り、3度に渡って泣かしてしまった。・・・・罪悪感。

↑この日の先頭へ ↑↑翌日へ ↑↑↑ファイルの先頭へ ↓↓前日へ

メイン | 吾子の成長記
前の日記| 目次 |題名目次 |後の日記