メイン | 吾子の成長記
吾子の成長記(ako002.html)

前の日記| 目次 |題名目次 |後の日記
このファイルの末尾へ

2000/9/19(火) →題名目次
べろだしちょんまが飯食わないの 生後347日(0歳11カ月11日)

 帰宅したら室内の戸という戸が開け放たれていたので、奥の部屋が玄関から丸見え。子は、そこにいて、父の方を見ている。ただいま。
 私の夕食の用意とこの食事の用意が同時に整ったらしい。妻が、子のを子供用食卓にセットし、私のをちゃぶ台に運ぶ間、子を押さえていたが、空腹だったのだろう、自らの食事を見て、突進しようとした。むつきを引くと、尻餅ついて、うわーん、と泣き出す。お前、よっぽど腹減ってんだね。本当に本能に従順だ。
 そのくせ、妻が与えると、行儀悪くちらかしたりしているみたい(子の気が散るというので間の戸を閉められ、声と物音で判断するしかないのだ)。食後のミルクも口に含むだけで飲まないらしい。食事が終わると、今日は長い舌をべろべろ出して歩き回っています。あ、こんどは赤ゲットを口に銜えて、うー、うー言いながら歩いて、(中断)予想通り、自分で赤ゲットを踏んで転びました。
 「中断」の間に何があったか。うっかりテーブルの上に飲み残し(残っていないはずだったのに)のお茶のグラスを置いておいたのを、子がひっくり返したのだった。
 今耳にしたところによると、パントリーに入れておいたはずのラップが外に出ていて、替わりにホウレンソウがつっこまれていたそうだ。「霊のしわざ?」

↑翌日へ

2000/9/19(火) →題名目次
寝顔を見て出かける気持ち 生後347日(0歳11カ月11日)

 出勤時間が毎日ほぼ同じで、日の出時刻近辺の時間帯にあると、日々に明るくなって行くのが遅くなってくるのが感じられる気がする。天候にもよるのだろうが。
 昨夜、帰宅した時は、眠かったのだろう、おとなしく無反応に、父の顔を見詰めるだけだった。しばらくすると、目が覚めたのか、箱をどけたりの活発な活動をするに至ったのだ。
 消灯しても、きゃーとかいって徘徊している。寝るかどうか心配だったが、完全消灯すると、まるでスイッチでも OFF にしたかのごとく、ころっ、と寝てしまった。眠気を溜めていただけのことはある。
 それでだろう、出かけるときは、ぐっすり寝ていた。寝顔を見て出かける気持ち。ご挨拶できないのはさみしいが、反面、これから遊んでもらえるのかなあ、といいたげな無邪気な笑顔を置いて出るのも後ろ髪引かれる。これでいいのだ、と思って、額をひとなでしていってきますでした。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/18(月) →題名目次
箱どけ箱どけうちの子とおる 生後346日(0歳11カ月10日)

過去の日記すべて
 ベビーベッドに載せると、ふすまをすっかり開けはなって手の届く範囲のものを引きずり出し崩してしまうので、ふすまの反対端に、子の太股の高さの箱を2つ並べてある。
 ベッドから降ろしておしめを換えてやって地上に解放すると、案の定、隣室に向かおうとして、箱に乗っかって乗り越えようとする。しかし、さすがに危険、あるいは無理を感じ取るのか(父は、いつ倒れてもよいように後ろでフォローしている)、諦めたようだ。次に、箱をどかしはじめた! 天才だ! しかし、とおるには、箱を1つどかせば充分なのに、丁寧に2つともどかした。フッ、その辺が乳児の知恵の限界だゼ。箱をどかして隣室に乱入すると、脱ぎ捨ててあった私のシャツを拾って、洗濯機のあるベランダに向かって、そこの戸を開けようとしている。ん? まさか洗濯してくれるつもりでは?

 腹をはむはむと唇で噛むと、キャー、ギョホホホと甲高い声をだして、その後カラカラと赤ん坊らしい声で笑う話は前に書いた。どうやら、「がまん」を覚えたらしい。しつこくはむはむしてやっと笑ってくれる。上目で見ると、やはり、笑いを堪えているようだ。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/18(月) →題名目次
よく寝ましたねえ 生後346日(0歳11カ月10日)

 昨夜は、日曜にもかかわらず10時ごろにはすでにご就寝なられた。いつもなら日曜午前の惰眠と午後の昼寝とで、夜間徘徊必至の体制なのに、なぜか、ね。
 その分、深夜・払暁の夜泣きが心配されたが、それもなかったらしい。かわりに、夜泣きを心配して終夜戒厳態勢下にあった奥さんが寝不足のようだ(私は爆睡)。
 朝は、空腹で大泣きするか、いつまで寝てるか、と思ったら、5時半の出勤直前、すくっと立ち上がり、寝起きのくせにたいそう機嫌のいい顔で笑っている。寝癖で髪が逆立ったまま笑って何かしゃべっているいる。そういえば連続睡眠時間最長記録達成ではないか? こうして「幼児」の生活習慣が身に付いてくるのかな。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/17(日) →題名目次
忍び寄る父親 生後345日(0歳11カ月9日)

過去の日記すべて
 昼下がり、しばらく出かけて帰宅すると母子が家にいない。買い物に出かけたらしい。時間をみはからって迎えに出てみる。
 予想帰宅ルートを逆流すると、どんぴしゃり。通りの向かいにベビーベッドを押す妻の姿。車の通りはほとんどないくせに、結構広い通りで、目を凝らさないと向かいの人の顔は見えないくらいの道幅なのだ。驚かせてやろう、そう思うのは必然というものだ。
 視線を感じさせないように歩いて後ろに回り込んでやろう、と思った瞬間、妻がしゃがみこんだ。ちょうど植え込みのあるところで、姿が見えなくなる。まさか私に気付いて隠れてみたのだろうか。しかしそれでは頭隠して尻隠さず、ベビーカーは丸見え。あの動き、さては。
 たったったっと道を小走りで横切る。案の定、妻はとおりすがりの猫をあやしていた。私は子の正面に回り込む。子はすぐに私を認識したらしく、にや、と笑んで私の口にちっちゃな手を延ばしてきた。
 ようやく妻が私に気付いた。でも、期待ほど驚かなかったので残念。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/17(日) →題名目次
雷雨シャワー 生後345日(0歳11カ月9日)

 昨日から雨や雷、たまに晴れ間が頻繁に入れ替わる激しい天候。日頃の行いのよい私は、傘を持たずに出勤して濡れずに到着。仕事中は稲光・雷鳴が頻繁に閃き轟く。しかし、退勤時は、傘の要らない程度の雨。空中に白い稲妻が走り、おどろおどろしい空だが、雷音はどこか遠くなので安心。地元の駅から書店に寄る途中、新品のビニール傘が捨ててあるのを確保。安心して寿司屋に寄って帰宅。傘は不要だった。
 朝は雷でめざめたといってよかろう。子はすでに起きていた。私は寝たり起きたりしていたが、窓の外がキラッと輝いた瞬間、どん、とにぶい大音がした。近くに落雷したようだ。さしもの子も、ふぇ〜ん、とひと泣き。奥さんもそれで「なに?」と目を覚ました。早くに起きたにしては静かだった子のおしめは、乾き始めた大便でこんもりしていた。どおりで静かなわけだ(うちの子の習性)。
 昼には晴れ間が見えてきた、が、またぞろ遠雷が聞こえ暗くなってきたぁ〜。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/16(土) →題名目次
起きてた! 生後344日(0歳11カ月8日)

 今朝熟睡していて今晩も寝ていたら、終日会えない、と危惧していたが、ベビーベッドの中で、ふてくされて起きていた。仰向いて、ぶすっとしている。寝る寸前か? 奥さんに特に願って解放してもらうと、元気だ。今日は、口をとんがらせてばかりいる。ビールのグラスに手を突っ込もうとするので、代わりの水のグラスを与えると、交互に手を浸している。ひたすら浸しては出している。下に敷いたタオルもむつきもびしょびしょだ。むつきは着替えさせたが、楽しそうだった。
 昼間奥さんが「あいうえお」などと母音を発音して鸚鵡返しの訓練をしてみたそうだ。何回かやると、ちゃんと返してくるそうだ。ほぉ。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/16(土) →題名目次
爆笑おやこ 生後344日(0歳11カ月8日)

 先に床に入った妻が「ぐふふふ....キャッはッはッはッ」などと爆笑、それに呼応して子も「キヤ〜!」と笑っている。何事かと思うと、奥さんの素足を子が舐めていたんだ。楽しそうだな。灯かりを落とすと、静まり、私は即、眠りに引き込まれて、後のことはまったく知らない。
 完璧な寝つきの私を尻目に繰り広げられていたのは、子の徘徊。暗闇で絵本を広げたり(「じゃあ、中身はやはり認識してないんだ?」「目を凝らしてたからちゃんと中を見ていたと思う」)、プレイジムをがちゃがちゃ鳴らしたり、隣室に脱走しようとしたり、もう大変だったらしい。よく、私は目覚めなかったものだ。
 おかげで、朝は、半開きの押し入れのふすまの桟にはさまって、だらしなく寝ていた。起こさぬよう、額を軽く触るだけで出勤。・・・・やはり母子の仲がいいな。これ、嫉妬?

↑翌日へ →題名目次

2000/9/15(金) →題名目次
足踏みばたばた 生後343日(0歳11カ月7日)

 先日、追いかけると逃げて行く、という話を書いた。小走りの足踏みで子の方に迫ると、子が母の方に逃げて行くという話。
 実は、その後めっきりと相手してくれないのだ。追いかけてもじっとして笑んでいるだけ。
 そう思っていたら、昼間、私の足踏みをまねて、その場でばたばた足踏みをするのだそうだ。ためしにやってみると、本当にまねをしてばたばた足踏みしている。かわいい。

 行動を規制したいときはベビーベッドに入れておくのだが、ベビーメリーを自由自在に点けたり消したりする。奥さんによれば、ベビーベッドで寝ているときは、起きると真っ先にスイッチを入れるんだそうだ。だから、子が目覚めたのが、音楽でわかるという寸法。

 子の従妹が風邪を引いて熱を出したらしい。生まれた当日と、うちで預かった日の、2度しかおめみえしてないが、小さくてかわいらしい子だ。早く全快しておくれ。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/15(金) →題名目次
ふくらはぎがつって 生後343日(0歳11カ月7日)

 子が渇きでひと泣きしたのを寝床で耳にしていると、右のふくらはぎがつった。時折おこることだで、いつもは痛すぎて声も出ないのだが、今朝は痛すぎて声が出た。子の飲み物を持って戻った奥さんに心配された。タイミング的にもう起床時間かと思いきや、まだ4時だった。もう1時間寝る。
 世間は国民の休日。私は出勤。うちを出る直前、今度は空腹で目を覚ましたようだ。こんなとき、布団上をのた打ち回る。抱き上げてもえびぞりで脱出を試みる。奥さんがミルクを作っているうちにまた眠りに落ちた。いってきます。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/14(木) →題名目次
はにかむ 生後342日(0歳11カ月6日)

 やはりどうも奥さんの方に懐いているようだ。昼間一日一緒にいるのだから当たり前だが。
 帰宅したら、歓迎はしてくれるのだが、そんなに近寄っては来ない。駆け寄ってきても、抱きついては来ない。そのまま方向転換して奥さんに抱きついたりする。前は「大きな栗の〜」を歌うために呼び寄せると来たものだが、ここのところ、手を伸ばせば届く距離で佇立しているので、やむなく抱き取ってやらねばならない。日に日に重くなっている。しんどい。
 帰宅してから時間が経ったらからみついてくるのだから、帰宅してすぐははにかんでいるのだろう。記憶力の悪いやつめ。
 奥さんによれば、昼間宅配が来たときに、とりあえず駆け寄って、後は奥さんの後ろに隠れて覗いていたそうだ。乳児から幼児らしくなりつつあるか。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/14(木) →題名目次
速やかな寝覚め 生後342日(0歳11カ月6日)

 5時といえばもはや夜明け前。今朝は家族同時に目覚めた。
 いつもなら、両親の起床を察して、飢えか渇きを訴えて、横たわったまま寝ぼけまなこで食餌をねだり、哺乳瓶を咥えさせるまで泣きつづけるのだが、今朝は、むく、と起き上がって、泣きながら、たたたたと私のもとに走り寄り、腿に乗せてやると泣き止んだ。
 胸に手を回すと心臓の鼓動が感じられる。とととと、と鳥の熱い心音のようだ。ふだんは脈打つのを感じることはない。やはり泣いていたからだろう、やがて収まった。心臓はにぎりこぶし大だというが、子の心臓も子のにぎりこぶし大なのだろうか。だとしたら、小さくてかわいらしい心臓!

↑翌日へ →題名目次

2000/9/13(水) →題名目次
上の歯が4本 生後341日(0歳11カ月5日)

 気が付くと上の歯が4本になっていた。下の歯は2本、あわせて6本。
 早く寝ると思いきや、夜間徘徊を続けている。早く寝ろよ!

↑翌日へ →題名目次

2000/9/13(水) →題名目次
駆け寄ってくる 生後341日(0歳11カ月5日)

 帰宅すると駆け寄ってくる。小さい子供のいるうちを訪れると、玄関に、子供が好奇心を顔に満々とたたえて駆け寄ってくる場面に遭遇することがある。たいていは人見知りしてそのままフェードアウトするものだが、子供が駆け寄ってくる場面というものは憧れのシーンである。
 今日は、帰宅すると駆け寄ってきた。これからずっとこの歓びを味わうことができると思うと感慨ひとしおだ!
 奥さんが、お気に入りの赤ゲットの補欠を購入した。洗濯時にもたせておくためだ。でも、案の定、全然興味を示さないとのこと。当然だと思う。今日は夕寝をしていないそうだ。そのせいか、心なしかパワーが少し弱いようだ。でも、これで夜間徘徊はあるまい。

000-9-13(wed)かさぶた取れた
 昨夜も徘徊していたようである。というのも私は一足先に寝てしまい、夢うつつの中で足音と叫び声を聞いていたから。
 朝も、出掛けに置き出した。喉が渇いたのか、ミルクを飲むまで泣き止まない。授乳中の母子を置いて出勤。さすがに生命力の横溢する肉体だ、昨夜までどすぐろく付いていた鼻の下のかさぶたがころりと取れていて、ピンクの薄皮の張った傷口が残るのみ。
 谷口克広「信長の親衛隊」(中公新書)読了。いまいち裨益するところのない書であった。専門書としては議論が雑だし、一般書としては膨らみにかける。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/12(火) →題名目次
おしゃまな吾子 生後340日(0歳11カ月4日)

 子供部屋に置いておくと、なにやらガサゴソ探っている。奥さんが様子を見に行くと、先日、子用に購入した衣装を押入から引っ張り出し、セロファンを触っていたのだ。ついでのことに、奥さんがそれを出して着せて見せたらしい。とたとた、とこちらに来る足音がするので見てみると、なんと、子がポーズを取っているのだ。
 両腕を開いて挙げ、上半身を右に曲げて、にこっと笑っているのだよ。意識的なのかなぁたまたまなのかなぁ。同じ動作を繰り返ししました。おしゃまなやつめ!
 いつものようにキーボードを狙って手を伸ばして邪魔をする。お前のことを書いてんだゾ。私の前に回りこんで尻を向けた。うッくせェ。おしめをめくってみると大便をしていたのだった。そういえば妻によれば、入浴後、おしめをする前におもらしをしたそうだ。私も体験がある。ありゃあ情けないし大変だし。今日は下癖が悪いな、吾子!

↑翌日へ →題名目次

2000/9/12(火) →題名目次
破顔一笑 生後340日(0歳11カ月4日)

 玄関開けると食事をしているところだった。もちろん食卓椅子に座らせて妻がスプーンで与えているのだが。
 目が合うと、にこぉと笑って私の方ばかりをみている。妻によれば、今日は機嫌があまりよくなかったらしいが、私が帰って以来、急に機嫌がよくなったそうだ。父としては嬉しい限りである。タイトルの「破顔一笑」は大げさだが。
 ススキを一本携えて電車に乗ってきたおにいさんがいた。妻によれば、満月になるのは明後日だそうだが、今日は中秋の名月。ニュースによれば、昨日から今日にかけて「記録的な大雨」だったそうだ。昨日は横浜にいたが、稲妻・雷鳴が轟いていた。幸いにも私は被害を被らずにすんだ。今夜帰る時には、晴れ渡って、皓々たる月が空を圧していた。なるほど、満月ではなかった。子が大きくなったら、いろんな行事をしてやりたい。私もススキを持ち帰る父親でありたい。
(子供はなんだか興奮していて、キャーだのギャーだの言って物を放り投げて走り回っている。めちゃ楽しそう。)

↑翌日へ →題名目次

2000/9/12(火) →題名目次
ぐるぐる 生後340日(0歳11カ月4日)

 時々首を反り返らせ真上を向いて歩いている。天井から生えている蛍光燈の点灯ひもを見つめているらしい。奥さんが、「蛍光燈のひもを見ながら歩いたことある? こんな小さなころからそのくせはあるんだ」と感心したが、なるほど、覚えはある。見つめながらくるくる回ってくらくらして倒れた経験。
 今朝も出掛ける寸前起き上がった。やがて目はぱっちり、しかし無愛想でこそないが、無表情で送り出してくれた。今日、お父さんは早く帰るからね! そうしたら遊ぼうね! また帰宅すると「きゃー」と言って逃げるんだろうか。今からその姿を思い描くと、思わず口元がほころんでくる。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/11(月) →題名目次
父から遁走 生後339日(0歳11カ月3日)

 ただいま、と玄関開けるとたまたま子がいた。パパの顔を見て、「きゃー」と行って逃げる。失望、と思いきや、笑っている。もしやと思って「待てー」と追いかけると、「きゃー」とさらに行って逃げる。・・・・追い駆けっこを学んだらしい。まあ、結局は母の所に逃走するんだけどね。
 自発的に新しい遊びを開発したことに驚愕。と思っていると、今日妻が教えたのだそうだ。母子の共闘を見ると、将来、濡れ落ち葉扱いされる父=私の運命の兆候を感じ取って淋しい。
 現在、昨日、同僚のK氏にいただいた種なしぶどうをべろべろ食べている。椅子に座っている母の元に、どたどた歩いて口を開けてぶどうを求める。口に含んだらまた歩き回って戻ってくる。昨日の傷は、かさぶた化して痛々しい。でも、全然痛みはなさそうだ。触っても平気。きっと数日で直るだろう。子供の回復力を早いのだ。
 またもや追い駆けっこ再開。父に寄ってきて挑発するのだ。ああ、疲れた。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/11(月) →題名目次
月曜にしては 生後339日(0歳11カ月3日)

 日曜午前中遅くまで寝ていたくせに、夜間徘徊もなく、とっとと寝てしまった。例の傷、ぜんぜん痛みもしないようだ。うずいて眠れない、ということはなかった。
 早寝したおかげか、5時半に出るとき、半分寝た目で起きてきた。いってきますを言えたよ。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/10(日) →題名目次
負傷! 生後338日(0歳11カ月2日)

 いつものようにテーブルの向こうで前のめりに転んだ。いつもと違うのは、火のついたように泣き始めたこと。尋常ではない。抱き上げると、水晶のような涙の粒が転がる。よく見ると、鼻の下から出血している。大変だ。
 しかし、血も、流れる、というほどではない。まもなく泣き止んだ。奥さんが綿棒で消毒液を塗ると、滲みるのか泣きそうになる。が、それだけ。懸念通り、べろり、と消毒液を舌でなめずり、後は普通に行動している。自分が転んだ場所にも恐怖心はないようだ。まだ、ちょっと赤くはなっているが、傷はふさがったようだ。
 アイスクリームを奥さんがやっている。冷たすぎるのか、眉根に皺を寄せ、すげぇ顔をしかめて、それでも食べている。なんともいえない面白い顔だ。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/10(日) →題名目次
尻からほうれん草 生後338日(0歳11カ月2日)

 午前中出かけていた間の話。
 奥さんが大便のおしめを取り替えてお尻を拭いていると、肛門から緑の葉が生えていたという。昨晩食った未消化ほうれん草だったそうだ。1.5cm ほどのを引きだすと 3cm もあったそうだが、やっぱ引くとき痛かったのだろう、泣き出したそうだ。

 ベビーベッドの所に、ベビーメリー(音を出して回るおもちゃ)が置いてあるが、最近はそのスイッチを自分で ON / OFF 切り替えている。3ヶ月ころ、泣いているときにこれを鳴らすと泣き止んだものでした。

 昨夜、奥さんの幼少時の写真を見せて貰った。うちの子は、父である私にそっくりだ、と誰しもがいう。ところが、奥さんの幼少時の写真を見ると、似ているのだ。不思議なものだな。父にも母にも似ている(私と妻は似ていない、念のため)。私が言うと手前味噌だが、その奥さんのかわいいことかわいいこと。うちの子もあんなになるのか。楽しみ、かつ心配だ。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/9(土) →題名目次
悪い遊びは学習 生後337日(0歳11カ月1日)

 11時すぎて寝起きのぐずり。今朝と同じく、父を避けて母の元へ。ちっ。
 あきらめていたら完全に目覚めたらしい。とはいえ、部分的に不機嫌で、ほんのちょっと気に入らないとぐずりはじめる。学習、というのは、一昨日覚えたばかりの、水遊びを挙行しようとするのだ。今度は、父の飲んでいるビールのグラスで。今までは、母の隙を見て、ビールのグラスを口元に寄せると、笑いながら、にが、という顔、それこそ「苦笑い」をしてただけだが、今日は、手をつっこんで水遊びをしようとする。水遊びの楽しさを学習したんだね。
 先日、風呂上がりに耳に指を入れる話を書いたが、最近は、眠そうに顔はこするし頭で痒そうなところは掻いているし、「痒い」という不快感の処理法に気付いたらしい。それに比べると、本当に生まれたばかりのころは、「無力」だったなあ。


↑翌日へ →題名目次

2000/9/9(土) →題名目次
ジレンマ 生後337日(0歳11カ月1日)

 早ければ5時20分、遅くても5時40分には家に出て、早くとも8時半、遅ければ10時すぎに帰宅する私にとって、週末土曜日しか酒を飲めないのである。仕事のある週末は、家の近所の行きつけの寿司屋に寄るのが独身時代からの習慣。しかし、そこに寄って帰りが遅くなると、子が寝ている可能性が大きい。たいてい、書店に寄り道するせいで、店にはいるのが9時前(直行すれば8時過ぎ)、帰宅するのは午前様直前、だが、今日は、起きている子に会いたい一心で、店に8時半には入り、帰宅したのは10時半。
 帰心、箭の如し。アパートの外廊下を部屋に向かって歩いてゆくと、歌声が聞こえる。隣家には、幼い子供が二人いる(2〜3歳と4〜5歳)。お父さんと小さい方の子が入浴しているらしい。連られて思わず私の顔もほころんでいるのを感じる。うちの子もあんなに喜ばしげに歌っちゃったりして、父を迎えてくれる日がくるだろうか。
 ・・・・しかし、子は寝ていた。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/8(金) →題名目次
誕生11ヶ月おめでとう 生後336日(0歳11カ月)

 おめでとう、とはいっても特別に行事もなし。帰宅したら起きて待っててくれた。奥さんの話だと、今日は、いつも寝る時間に寝てないとのこと。それにしては元気だ。
 口をちょいととんがらせぎみにしてうろつきまわっている。どこで覚えたかそのしぐさ。表情豊かで、ビールを飲ませた時のようにしかめつらをしたりもする。知恵がついたのは間違いなく、テーブルの上のものに手を伸ばすときは、事前に手を伸ばしやすい位置を考えて回り込んでいる。賢くなるのはいいが、うっかり物を置いておけないな。奥さんによると、たまに足を高く挙げて、邪魔者を跨いで通ることもあるとか。床の物を拾うのに、足を曲げてしゃがむことなく、足を伸ばしたままの前屈の姿勢で拾ったりもする。
 とにかく、成長おめでとう、我が子よ!

↑翌日へ →題名目次

2000/9/8(金) →題名目次
11ヶ月目 生後336日(0歳11カ月)

 今日で生後11ヶ月。うちを出るときは当然寝ていた。
 目覚めたからといって、夜明けとともに突如目覚しい成長を遂げているはずはない。それでも、こうして日々見つめていると、三寒四温、ではないが、成長の兆しが随所にほの見えるではないか。ある程度の年齢になると、春夏秋冬、一年の周期を身に染みて感じ、ああ、やはり時間というのは円環的にめぐってゆくものだ、と実感するが、こうして子の成長を見ていると、事実、時間は直線的に移り変わることを感じさせられ、ひいては自らの生活を反省させられる。
 子を持つと考えることも多くなるのか。反面、楽しみも多いけど。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/7(木) →題名目次
初めての水遊び 生後335日(0歳10カ月30日)

 初めての水遊び、と行っても、プールとかたらいとかで遊んだのではない。
 私の飲んでいる冷茶のグラスに、手首まで交互に漬けは出し、感触を確かめているのだ。だんだん乗ってきて、濡れた手でばしばし私やグラスの淵を叩き始める。あたりはお茶しぶきで薄く色づく。小さな手を握ってみると、なんせ、さっきまで氷が融けてなかったせいで、きんきんに冷たい。ああかわいそうに。

 今日も帰宅したら起きていた。わりとすぐに認識してくれた、わりと、だがね。今日はなんだかクールだ。あまり騒がずにいる。静かに私としばらく目をみつめあわせていたり。でも、元気がないわけではない。ただひたすらクールなだけ。水遊びもクールで、ひたすら静かだった。むしろ賢そうな顔だ。知恵がついたのか。そういえば、テーブルの上のものに手を出すときに、どこから行けばいいか考えてから行動したように見えたし、コードがからんだTVのコントローラを取るのに振ってほどこうとしたり、私の伸びた足につまずく前に自ら四つん這いになってはいはいで乗り越えたりしたな。なるほど、明日が11ヶ月の誕生日だけのことはある!

↑翌日へ →題名目次

2000/9/7(木) →題名目次
フェイント 生後335日(0歳10カ月30日)

 座っている子の近くに行って呼んだが、無関心な顔をしている、かと思いきや、急に、体をひねって横になり、こちらに向かって「きゃー」と笑った。フェイントかまされたわけだ。
 「たたや、たたや」とか歌いながら、さっきから機敏な動作で動いている。転んだかと思うと、瞬間、体をひねって座り直す。尻を向けて四つん這いになったかと思うと、そのまま後じさりに飛んでくる。これで、まだ11ヶ月になっていないんですぜ。
 こんどは「えじぇじぇじぇ」とは話している。こちらも何らか話しかけるが、そういえば、まだ、笑うしかしなかったころは、なんだか話しかけるのは気恥ずかしかった。最近になって、自然に話しかけられる。慣れたのか。それとも反応があるから話せるのか。理解してもらえなくても、反応があると話しやすいのではないか。会話の原点を見た思いだ。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/7(木) →題名目次
早起き 生後335日(0歳10カ月30日)

 私が家を出ようとした5時半、半醒半睡のていでぐずっている。たっぷり湿重りのしたおむつを取り替えてやると、例ならず、目を覚ましてしまった。
 朝からいとおしめるのはうれしい。ただ、まだ常態ではないようだ。私を見てにこっとはするが、抱き上げると、脱出して母のほうへすがりつく。そんなに母さんが恋しいかい。顔も、寝起きの小顔である。
 今日も雨だ。いってきます。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/6(水) →題名目次
目が合うとにっこり 生後334日(0歳10カ月29日)

 隣室にいる子の方を、戸の隙間からのぞき込むと、目が合った。いつものことだが、にっこり笑ってくれた。うちの子は、非常に舌が長いんじゃないか。ぺろっと舌を出してほほえむ。時には小首をかしてげ笑う。奥さんの感想だが、あの、小首をかしげるしぐさは、誰が教えたわけでもないのに、本能的にかわいらしいポーズってわかっているのだろうか。
 いつもと違うのは、私の方に寄ってこないことだ。いつもなら突進してくるのに、おしりふきケースをいじっている。・・・・ふと気付くと、中身をばらまくのに集中してたのだった。あれは、ばつの悪いあいそ笑いだったのか。

 松尾剛次「鎌倉新仏教」(講談社現代新書)読了。5年も前に新刊で買ってころがしておいたものだ。鎌倉新仏教が、通説と違って、国家鎮護を旨とする官僧教団から飛び出した、個人救済を目的とする遁世僧の教団として成立した、と論ずるもの。目を開かされる内容である。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/6(水) →題名目次
顔をくしゃくしゃ 生後334日(0歳10カ月29日)

 帰るとベビーベッドの上でまだ起きていた。わくわくして降ろしてやったが、期待通りにはなついてこない。一人遊びにいそしむ。子というものは親の思い通りにならんもんだ、こんな年齢で。
 新しい遊び。重ねた毛布の上に、子をぶん投げる。背中から、そして前から。かなり乱暴だが、子は、きゃーきゃー本当に甲高い声を出して顔をくしゃくしゃにして笑っている。でも、やりすぎたらしい、泣き出しちゃった。ごめんね。
 私の食事中、肘に手を掛けてヒンズースクワットを3回。下唇を付きだして。何の意味があるんだ?

↑翌日へ →題名目次

2000/9/6(水) →題名目次
さらば髭面 生後334日(0歳10カ月29日)

 今朝のお出かけ時も寝ていた。昨夜もたっぷり遊んだが、2週間前に比べて明らかに、意志とか表情がはっきりしている。大人にこびる、というか、確実に両親の目を意識して動いている。かわいいやつめ。今日は帰りが遅いが、起きててくれるかな
(無理だろな)。それにしても、昨日、髭をぞっくり剃ったのに、よくぞ父と認識してくれたものだ。
 新聞に、三根谷徹氏の訃報が掲載されていた。比較言語学者で、越南漢字音に関する不世出の著をなされている方だ。哀悼、というか、まだご存命でいらしたのね。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/5(火) →題名目次
父は一人 生後333日(0歳10カ月28日)

 行きの新幹線で車内販売のお姉さんが紙コップを床にぶちまけていた。そのまま納めていたが、あのまま使うのかな。まあ見ぬもの潔し、というところか。
 仕事の空き間に子の顔が浮かぶ。まなかひにもとなかかりて(山上憶良)だ。この子にとって、父は私一人、母は妻一人。そして私とってもこの子は一人。一人一人のかけがえのない存在が家族を作る。だから、私にとって、妻も我が妻一人。てへ。恥ずかし〜〜。
 帰りは、うちの子より少し小さい子をベビーカーに乗せてミルクを飲ませていた母子がいた。写真を見せて、お宅の子もかわいいですが、うちの子もかわいいでしょ、と言いたくなったが、それじゃ親バカどころか馬鹿だからやめた。
 帰宅すると、さすがに10日ほど毎日顔をつきあわせていたせいだろう、いきなり、にこっと笑ってお出迎えしてくれた! う〜ん、幸せ。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/5(火) →題名目次
秋来ぬと 生後333日(0歳10カ月28日)

 秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる
 案の定、子の夜間徘徊は激しく、なかなか眠れない。うとうとかけたしたところ
で、「ばしゃこん」と音を立てて何者かが私の顔をなでる。・・・・風がカーテンを押し
膨らませ、枕元の紙袋とこすれて音を立てたのだ。
 風の音に秋を知る。一昨日あたりから涼しくなり、昨夜から窓を開けていたのだ。
子はまだ徘徊している。脱糞したままの重いおしめをぶらさげて。
 目覚めは予定より少し遅れて4時半。予想最高気温は 24゚C というから、3日前か
ら 10゚C 近く下がっている。ただいま6時。まもなく行ってきます。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/5(月) →題名目次
情緒不安定 生後333日(0歳10カ月28日)

 今日はいつになく子は情緒不安定だ。抱き上げても脱出しようとせず甘えてくる。ご飯をぶっと噴き出す(噴飯物!)、転んで泣いたかと思うと歌うように喃語をつぶやく、雑誌をむしりとる・・・・・。
 もしかして明日から父ちゃんとべったりできなくなるのを感じ取っているのかなあ。一家3人で、一番家にへばりついていたのは私だから(ちなみに、今日は一歩も外出していない。この3日総計で10分くらいかな?)。今日から早寝早起き。明日は4時起きの予定。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/4(月) →題名目次
後ずさり 生後332日(0歳10カ月27日)

 瓜子姫と天邪鬼をモチーフにした悪夢で目が覚めた。
 雨の降ったり止んだりの日。明日から子とほとんど遊べないかと思うとちょいと気が重い。でも、家に籠もっての仕事よりも、現場での仕事の方が燃えるぜ!
 今日も子は活発。立ったまま後ずさり(とはいえ1歩だが)したり、尻餅ではなく上手に座ったり、なんか昨日までできてたっけ、という動作をしている。そして一段と寂しがる。ほっておくと泣きながら破壊活動にいそしんでいる。本の山を崩したり、雑誌を破いたり、ふすまをひっぺがしたりだ。昨日まで洟を垂らしていて、少し心配したが、もう止まったようだ。
 今日発明した遊び。私が立ち上がったまま、この両脇に手を入れて抱き上げ、思いっきり手を真上に伸ばして、---- 落下! 子の足が地に着きそうになるくらいまで!(危険ですからまねをしないでください)。1度目は、おびえてか無表情だが、2度目からはおもしろがる。たしか後楽園にそんな乗り物があったな。父ちゃんは高所恐怖症だから一生そんなものに乗らないが、母ちゃんと行っておいで。荷物番とビデオ係をやってあげるから!
 あ、入浴中の母ちゃんが呼んでる。いつの間にか寝ている子を起こして風呂場に連れてゆかねば。「寝た子を起こす」とどうなることやら。はらはら。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/3(日) →題名目次
断髪式 生後331日(0歳10カ月26日)

 もう少しで生後11ヶ月になる我が子。それなのに元気に走り回るから、託児室で「本当に10ヶ月なのか、何度も名簿を確認しました」と言われたとのことだ。いやぁ気持ちいいなあ。奥さんが迎えに行くと、堂々と寝ていたそうだ。それなのに、奥さんの友人(美人)を見て泣き出したとのこと。どういう神経をしてるんだろう。
 今まで一度も髪を切ったことがない。奥さんがはさみを買ってきたので、断髪式。ゴリラの子のようになったが、それが可愛い。氷の入ったグラスをさわりたがるので、おでこにあててみると、「ひゃ」っという顔をした。それがまた可愛いんだ。手で氷を握っても平気みたい。そういえば、昨日はこの夏一番の暑さだったらしい。今日は、まるで秋のような空だった(暑いけどね)。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/3(日) →題名目次
今日もお留守番 生後331日(0歳10カ月26日)

 奥さんが高校時代の友人に会いに子を連れてお出かけなのでお留守番。すごい美人だそうだ(妊娠中)。もし今日、柏で美女二人が可愛い乳児を連れているのを目撃したら、それが奥さん達だ。(<-- 強制されて書きました)。
 途中経過によれば、託児室に預けるのに最初は泣いて困ったそうだが、しばらくして除くと、例の赤ゲットを引きずって満面の笑顔で闊歩していたそうだ。よかったよかった。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/2(土) →題名目次
髭ではむはむ 生後330日(0歳10カ月25日)

 風呂から揚げるのに、昔より体重は圧倒的に増えているのに、抱き上げるのがずっと楽になっている。持ってても落としそうな気がしない。おそらく、昔は首も腰もすわってなくて、だらっ、としていたせいだろう。泥酔した人を背負うのと同じだな。でも、溺れかけている人は、逆に気を失わせてから助けるというが、これは別の問題か。
 服を着せて、奥さんの方を振り返って、「ぎょっ」とした。パックをしていたのだ。食事をやるとき子が、泣くんじゃないかと楽しみ、いや、心配したが、最初のうちは少し気を取られていたものの、すぐに関心を失ってしまった。いったいどういう人定基準を持っているのだろう。
 1週間ほど髭を剃っていないので、私は髭もじゃ。子は、おなかと頬を、はむはむしてやると声を挙げて笑う。くすっぐったすぎるのか、笑いながら、手・足で私をはねのける。子の、おなかと頬はすべすべふかふかマシュマロみたい。今日は意識的に、髭を利用してその弱点を、はむはむしてやると、これがもう、チョーうけた。楽しかった。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/2(土) →題名目次
まぬけな顔 生後330日(0歳10カ月25日)

 今朝は、奥さんの「うるさいよッ!」といういつにない怒声で目覚めた。そういえば、夢うつつに、カンカンカンカン聞き覚えのない音が聞こえてたっけ。子が、ほ乳瓶2本を叩き合わせていたのだった。
 がば、と目覚めた私と子は、隣室に避難。そういや明け方子が長いこと泣いて、奥さん大変だったもんな。ぐっしょり濡れたおむつを換えてやり、ゴミ箱に捨てに行くと、子が追いかけてきて佇立している。なんか、普段にましてまぬけ顔だ。
 前書いた、下の歯2本で上唇を噛んだ顔。くたびれた肌着。これは、私のしわざだ。入浴後、上下逆に着せてしまった、つまり、首を通すところに胴を通し、胴を通すところに首を通していた、そのせいで首元がだらしなくゆるんで片肌脱ぎになっている。でも、それだけではない。
 よく見ると、おむつをはいてなくて、下半身丸出しだった。そう。おぬつをはずしただけで、着けるのを忘れていたのだ、私が。それでも得意げに立っているのがまぬけさ倍増の真因なのだ。
 最近は、立ち方もガニ股ではなく、足もしっかり伸びてきている。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/2(土) →題名目次
韓信の股くぐり 生後330日(0歳10カ月25日)

 両親が子供部屋にいても、脱走して居間に行く、さらには台所に行く。
 ふと、考えた。

 「子供部屋の引き戸を閉めてみれば逆に戻ってくるのでは?」

 図星であった。からからと閉じると、ぱたぱた歩いて戻ってきて開けて入ってくる。
 そんなことを繰り返し、脱走を妨げるために私が仁王立ちして、子が左に行くと私も左、子が右に行くと私も右、という調子で道をふさいでいると、ちょいと考えたふうにして、私の股をくぐっていった(ちょうど身長と同じくらいの股下なのだ)。1度めはとまどい、2度目以降は迷わず。・・・・学習し、成長したのである。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/1(金) →題名目次
変な顔 生後329日(0歳10カ月24日)

 背が伸びて、楽々、流し台やガスレンジに手が届くようになった。
 昨日くらいから、そういう、必死の時の表情が決まってきた。下の2本の歯で、上唇を噛んでいるのである。鼻の穴の真下まで、唾で濡れている。奥さんは、そのまぬけ面を見て爆笑している。
 子の、お気に入りの赤ゲットだが、奥さんが、それをかみかみして見せると、まじめな顔になって奪還すべくひっぱる。それでも放さないでいると、ずっとへばりついている。自分のものだ、という意識があるのだろう。

↑翌日へ →題名目次

2000/9/1(金) →題名目次
パスポート 生後329日(0歳10カ月24日)

 パスポートを取りに行った。半年前に申し込んだので、受け取り期限切れ直前。都庁前駐車場に駐車。30分以内100円という安さ。受け取りは瞬時に完了。申し込んだときは、人が充満していたが、あれは夕方、今回は午前だからか。
 じっとりした日なので、帰宅後、シャワーを浴びる。子が、浴室の外に立っている気配がする。奥さんが入浴している時は、私が近くにいても、子は泣くことがあるのに、私が入浴していても泣かないのね。
 半年前は、私も子を風呂に入れていたものだ。現在は、奥さんが入浴させて私が体を拭いてやる。ひと月ほど前には、顔をタオルで拭いてやると嫌がったものだが、現在では、システムを理解したか、おとなしくしている。それどころか、もっと念入りに拭けよ、という気か、手で顔をこすってアピールする。かわいいもんだ。
 3歳の子を放置して餓死させた夫婦が、殺人罪で起訴された模様だ。どうしてそんなことができるのか、想像も付かない。子供は衰弱していく間、何を感じていたのだろう。それを見ていた両親は。・・・・想像力の限界である。

↑この日の先頭へ ↑↑翌日へ ↑↑↑ファイルの先頭へ ↓↓前日へ

メイン | 吾子の成長記
前の日記| 目次 |題名目次 |後の日記