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吾子の成長記(ako011.html)

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2000/2/1(木) →題名目次
おはよう朝食 生後116日(0歳3カ月24日)

 8時ごろか、妻の目覚ましが鳴る。静寂が続いて、その後、子の泣き声。妻も起きよう。父の威厳を保つため、がばと起きて、ずっと前から起きている顔をして、二人の登場を待ち受ける・・・・。
 また寝たみたいだ。しかたない、めずらしく朝の買い物にコンビニに出かける。顔見知りの店だが、「ごぶさたですね」と言われて恐縮です。
 帰宅すると二人して起きてきた。私が朝食を与える。しかし、先日の反省がなされておらず、どうも子の許容量を越えて口に運んだらしい。一度はくしゃみで口の中の物を私の胸に空けられるし、ついに、かなりの量をもどされてしまった。
 食事に拒否反応を起こしたようだから、ベビーダノンに切り替える。どうやって開けるのだろう、と思っていると、妻が、子に渡したら自分で開けるよ、というので渡してみると、なるほど、小さな指をケースとフィルムの間に挟んで開けようとする。しかし、力が入らないらしい、「フン」と私に突きつける。開けて食わせるとばくばく食う。「私の作った食事を食べずにベビーダノンには自分から口を寄せてゆくのはにくらしい」とは妻の弁。
 デザートのイチゴも、口に入れてやる速度が速すぎたようだ。一度かたまりのまま口からもどされた。ごめん。なんでも歯がためのために、イチゴは固い部分を優先して食わせるのだそうだ。だから、先端の柔らかくて甘い部分はパパの役得。満腹したらまた寝てしまった(母子ともに)。

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2001/1/31(水) →題名目次
自家用車に初めて乗る 生後481日(1歳3カ月23日)

 私の車は2シーターなので、子を乗せるについては慎重ならざるをえない。今日も、地元の駅までの送迎にとどめた。
 託児室では、他のガキ、いやお子さんがぎゃーぎゃー泣いていても、吾子だけは泰然自若、マイペースなのか泣きもしなかったらしい。出かける前に食事をしたくせに、あちらでもぺろりと食事をしたそうだ。その後、お気に入りの「おかあさんといっしょ」のビデオを見ていたそうだ。
 帰宅してからも、例によってTVタイム。NHK教育で、午後4時から、「母と子のテレビタイム」と称する一連の番組が始まる。
  ・いないばあ
  ・おかあさんといっしょ
  ・メイシー
  ・ぴりQ
  ・英語
  ・ひとりでできるもん
  ・おじゃる丸
  ・ハッチポッチステーション
  ・忍たま
 「いないばあ」の時は、子も、顔を隠して一緒にやっている。「おかあさんといっしょ」以外は見てたり見てなかったり。「ハッチポッチステーション」はグッチ裕三の番組で、なぜか奥さんのお気に入りの番組だ。「忍たま」はたいてい見ないようだ。今日は、一日二度、「おかあさんといっしょ」を見たわけだ。
 夕方、私がいねむりしていると子の攻撃を受ける。なるほど、奥さんは普段こういう環境で寝ているのだ。今日は、ヒンズースクワットの格好で、肘撃ちを掛けてきた。危険である。

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2001/1/31(水) →題名目次
ご飯食べさせたり食べさせられたり 生後481日(1歳3カ月23日)

 子の昼飯(朝飯?)を私が担当。しらすとほうれん草の混ぜおかゆを与える。子もさじを持って容器に出し入れしている。ひとさじひとさじ愛を込めて食わせる。奥さんがいつもしていることだが、手間が掛かる。ひとさじの盛りが多いと口を開けない、減らしすぎると時間が掛かる。子も、おかゆの貼り付いたさじを私の口元に寄せる。食え、と言っているのだろう。食べさせたり食べさせられたり、楽しい親子の触れ合いだ。
 さて、そろそろ母子は出かけるかな。いってらっしゃい。

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2001/1/31(水) →題名目次
今日もお出かけ吾子 生後481日(1歳3カ月23日)

 昨日は仕事に一段落ついたので、またも深夜くらいから3時半くらいまで一人酒に酔いしれていた。
 今日は、妻が友人に会うので、子を連れて出かけ、例によってデパートの託児室に預ける予定。それもあって、起床順序が通常とまったく反対になった。妻、私、子、の順。本当は人様に子を預けるのはどうかという気もするが、内弁慶にならないためにも他者と接する機会を用意するのも必要ではなかろうか。
 昨夜、就寝前の一人遊びのさまをこっそりのぞき見てみた。赤ちゃん雑誌のページを一枚一枚めくって、写真を見ているようだ。賢げに見えたのも親のひいき目か。
 お出かけ前の時間。私がこれを書く間、子は横に座ってTVを見ている、と思いきや、すきを盗んで、台所に突進して、開けてはならぬ戸棚や引き出しを開けようとする。その度に私もダッシュ。昨日は引き出しからハサミを取出すやいなや開いたもんな。目が離せない。

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2001/1/30(火) →題名目次
お絵かき吾子 生後480日(1歳3カ月22日)

 昨日日中は私らしからざる集中をしたので、夜はくらくらになったので、深夜くらいから3時くらいまで一人酒に酔いしれていた。
 起床は10時半。たぶん子が一番に起きたんだろうが、ほぼ一家同時に目覚めた感じ(なんて家族だ!)。その後、昨日の続きの書き仕事。日中に終わりそうな目処がついた。そのころ、奥さんが買い物に出かけようとした。いつもなら子を連れて出かけ、それが子の散歩、外気欲にあたるのだが、ちょうど子が眠そうにしはじめた。私は仕事が揚がると同時に届けに行かねばならない。なんだかんだで、子は寝かせて今日は散歩なしと相成った。ごめんね、埋め合わせに近日中に一緒に公園に行こうね。
 妻が帰宅する間、紙とボールペンを与えて見ると、書くは書くは。ちゃんと紙の上という範囲でごりごりと書いている。人の顔を書いて見せると、それなりに認識したようだ。私の絵心が知れるというものだ。子も真似をして人の顔を書いた、というのは大ウソである。なんでも1年6ヶ月検診で、物が書けるかどうかチェックするそうだが、これで安心だ。
 書いた物を届けようと車のキーをひねったらエンジンが掛からない。昨晩、ほんのわずかな時間だがエンジンを掛けたときは問題なかったのに。雪の日以来の寒気でバッテリがあがりかけか。必死でキーをひねり、アクセルをふかして起動に成功。バッテリが危なかったようだ。
 帰宅。仰向いている私の腹の上に子が、どしんと腰掛けたときはさすがに悲鳴を挙げてしまった。10kg が鍛えてもいない油断していた腹筋を攻撃したのだ。その後も、ヒンズースクワットの感じで足を曲げながら、私の腹を本気で両手でぶんなぐっていた。楽しそうだ。復讐に、積み重ねた敷き布団の上に、背中から、顔の方から、50cm くらいの距離をぶんなげてやる。うーむ、ほんとに楽しそうで復讐にならん。今度は、ちゃぶ台の上に乗っている子を、私の方に向けてちゃぶ台を傾けて滑り落ちてくる子を抱き留めてやった。相当気に入ったらしく、何度も繰り返しちゃぶ台の上に這い上がる。元気である。

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2001/1/29(月) →題名目次
闘牛吾子 生後479日(1歳3カ月21日)

 だんだんタイトルがけものじみてきたな。
 子が私の股ぐらかけて走り込んでくる。それを闘牛のマタドールのようにひらりと交わす。何度かそれをやっているうちに、ベビーベッドの柱に衝突してしまった。午前中に、痛いところを押さえるのを見たことがない、と書いたが、今日初めてそれを見てしまった。おでこを押さえたのだ。そんなには痛くなかったようで、さほど泣きもしなかったが。
 パイプと尻掛けだけでできた背もたれのないもっともシンプルなスツール(椅子)があって、それに腰掛けて換気扇の下で喫煙をするのだが、子はもはや軽々とそのスツールを持って回る。今日はひっくり返して、シーソーに乗るようにバランスを取っていたが、ひっくり返ってしまった。敷居で頭を撃ったようだが、これもあまり痛くなかったようで、泣きかけで終わった。まったくやんちゃ。
 奥さんが夕食を食わせようとするが食わない。諦めて中断した奥さんが風呂に入っているあいだに、私がやってみると結構食べた。一回分の食事を与えたのは初めてだが、楽しいもんだ。ただし、奥さんが着座して食わせるのと違って、お行儀を気にせずに食わせたので、教育上よろしくないかもしれぬ。
 ベッドに置いてから寝るまでの時間がいつにまして長かったような気がする。甘い父ちゃんは、もし泣きでもしたらすぐに遊んでやろうくらいに思っていたが、何が楽しいのか一人で歌ったりつぶやいたりしながらベビーメリーの音楽を聴きながら赤ちゃんの写真の載っている写真をめくる音を立てながらいつのまにやら寝てしまったようだ。なんか不憫な気もするが、不平も言わないのでいいのだろう。なんせ気にくわないとすぐに怒るんだから(だれに似たのやら)。
 今日は10時間ほど連続でパソコンに向かって書き仕事をしていたので体じゅうが痛いし目も痛い。同じくらい遊びでパソコンに向かっていても平気なのに、どうしたことだろう。いや、そうしたものなのだろう。

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2001/1/29(月) →題名目次
吾子の遠吠え 生後479日(1歳3カ月21日)

 午前3時半ごろ、吾子の泣き声が聞こえる。やがておさまったが、外では猫の遠吠え(?)が少なくも3匹分くらいは聞こえた。まさかその声に呼応したのでは? 昔から猫の鳴き声と赤ん坊の泣き声とは私、区別つかないもんで。妻の話では、昨晩子の周りで声を荒げて口論したのがトラウマになったのか、夜泣きが盛んだったとのこと。かわいそうに。反省。
 まだまだ上には注意散漫。下はわりとよく見て、足の踏み場を考えて歩いているようだが、机の下などで急に立ち上がって頭部をうちつけることは少なくない。しかし、今日は、あわやというところで規律姿勢を中腰で止め、パソコンデスクの下から出てきた。進化。そういえば、どこかをうちつけたりしたとき、患部を押さえる、というのはまだ見たことがない。痛いところを押さえる、というのも文化なのだろうか。今朝はばりばり明るい吾子である。

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2001/1/28(日) →題名目次
偏食吾子 生後478日(1歳3カ月20日)

 奥さんがグリンピースの皮をむいている。なんでも200個くらいむくそうだ。子のためにグリンピース雑炊を作っている。前にチャレンジしたときはべーと戻したそうだ。今度はどうか。
 ・・・・だめでした。食いません。奥さんは、急遽、ちゃんとだしから作った、いわしかツナかの雑炊を作って出す。
 ・・・・これもだめでした。いけませんな。パンとミルクでしのぐ。のちに、私がイチゴを食べさせてやったが、これも意外にあまり食べなかった。
 万歳、といえば手を挙げる。服を脱がせるのに便利だ。ところで、今日は、TVで、ばんざーいと言っているのに釣られて、子もばんざいを繰り返していた。かわいいじゃないか。
 ただいま入浴中、今日はごきげんだ。あ、お呼びが掛かった。迎えに参ります。

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2001/1/28(日) →題名目次
休みだったら休みです 生後478日(1歳3カ月20日)

 というわけで、更新が遅れた。
 ほぼ一家同時に目を覚ます(一番は吾子)。子が、ダイニングにいる私の所に、時計を持ってきてくれた。Rolex である。「はい、ありがと、パパにちょうだい」というやいなや、ガン!板の間に叩き付けられてしまった。しかし、さすがに Rolex は頑丈であった。遅滞なく時を刻んでいる。
 音楽を聴きながら腰を振っている。フラフープでも回しているかのようだ。
 外出するのに、着ぐるみを奥さんが着せる。ちゃんと理解して、足を揃えて、順序よく足を伸ばす。おりこうおりこう。
 食事の用意ができて、妻が隣室で呼んでも子は行かない。1度目はマッチ箱、2度目はスーパーボールに気を取られていたので、取り上げてそちらの方に放り投げてみる。「ふりゃふりゃふりゃりゃ(取りに行かなくっちゃ)」といってちゃんと取りに行く。ただし、拾って私の所に持って来てしまうので、すぐに身柄確保しなければならないのだが。

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2001/1/17(土) →題名目次
モラルハザード 生後467日(1歳3カ月9日)

 雪ははぼ終日降り注いでいた、少なくも、大船では日の暮れるまで。
 M氏、I氏と大船で飲んだ。M氏に至っては、沼津からおいでて、また沼津に帰りなさった。ご苦労なことである。
 大船に朝ついたとき、行きつけのコンビニで2人がかりで雪かきをしていた。レジには1人しか残っていなかったが、えらいと思った。
 深夜、飲んで高田馬場駅に到着。もはや雪は止んでいた。駅からうちまで徒歩で帰宅。途次に商店が並んでいるのだが、雪かきをしている店と、してない店が歴然。中には、出入り口から商圏に向かう、駅向きには雪かきをしているが、反対方向には雪かきをしてないちゃっかりした店もある。しかし、少なくとも、飲食店で店前の雪かきをしていない店には、絶対に行くまいと決心した。
 おぼつかない足取りで夜半過ぎて帰宅。11時40分ころまで子は起きていたそうだが、帰宅はそれに30分も遅れた。残念。頭をなでるだけで今日は終わる。残念だ。しかぁしぃ、明日は休みなのだ!

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2001/1/27(土) →題名目次
町はうっすら雪化粧 生後477日(1歳3カ月19日)

 今日は5時起きコース。
 夜中から降るはずだった雪が、明け方近くになってようやく雪に変わったようだ。車のフロントガラスから中が見えるかどうか程度に積もっている。夜以来の雨を含んだ路面は、やっとのことで雪を貯え込み始めたばかりだ。私以外の人の足あとはあってひとり分。裏通りには車のタイアのあとが1台分あるかどうか。
 目の細かいかき氷の雪だ。積るが早いか日射しが勝つか。世の汚れをすべて覆い尽くすがごとき雪に、妻に託されたごみ捨てを忘れてしまって持って歩く始末。
 子は、妙に寝起きよく、うーとひと泣きした様子を見に行くと、すでに座り込んでにこり。まだミルクは来ないのかよぉ、という顔で、体を傾げて妻のいるはずの方角を覗き見ている。ミルクを持ってきた妻が、いったんはずすと、すさまじく泣き出す。待ちかねていたのだね。じゃまなパパはこのあいだにいってきます。

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2001/1/26(金) →題名目次
逆送、吾子 生後476日(1歳3カ月18日)

 今日も昼頃一時帰宅。子もパパをお待ちかね。私の出勤中に大量のおむつが届いていたが、押入に搬入するのを子も、手伝ったそうだ、ただし1個だけだが。
 そろそろ再出勤も近くなった頃、押入に入れたおむつのパックを、子が1つ持ってきた。おやおやせっかくしまったのに逆送してきたと思ってみていると、また1個。結構重いはずだが、片手でつかんで持ってくる。合計3つ持ってきて並べていた。
 子には、お気に入りの本がある。といっても内容でなく、大きさが子の手にフィットするミニ文庫だからだ。はいはいの時代から、上下2巻の「源氏物語」(角川書店)が好きで、もはやぼろぼろである。本棚の本の上の棚とのすき間に刺してあるのだが、今日もそれを抜き取って、別の所に刺し直そうとしていた。それがうまく刺さらないと、キィキィいってヒスを起こしている。きちんと整理しようとする意図が実現できないもどかしさか。いや、こういうときは空腹なのであった。たらふく昼飯を食ったという。

 再出勤から帰宅すると、またも風呂時間に出くわした。なんでも奥さんは私の帰宅時間を完全に間違えていたそうで、何者が侵入してきたかと思ったそうだ。入浴待機中の子を抱き上げると、おしりが柔らかい。ビンゴ!またもや入浴前の大便おしめがえにあたってしまったのでした。まあ、母子にしてみればいいタイミングで父ちゃんが帰ってきたわけだ。
 「今日も仕事がおわってばんざーい」というと、子がそれに反応して両手を挙げた。めったなことは口にできないなあ。

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2001/1/26(金) →題名目次
少し暖か Today 生後476日(1歳3カ月18日)

 昨日から断続的に雨である。そのおかげか、やや暖かい。寝苦しくて1枚脱いだ始末だ。
 起きると、妻子ともに気配もなく寝ている。上着やコートは妻子の部屋にあるのだ。まあいい、今日は暖かいし。それで、上着とコートなしに出勤。ゆっくりおやすみ。
 昨夜、なかなか寝ずにいて泣き始めた子の様子をうかがうと、おしめがぐっしょり。おお、かわいそうに、と換えてやると、お灸の大きさをした大便がひとかたまり。冤罪の原因になった放屁は、この前兆だったのか。そんな子も、ミルクを飲んだら寝てしまった。むくれたような寝顔がかわいい。

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2001/1/25(木) →題名目次
おなら冤罪事件 生後475日(1歳3カ月17日)

 今日は午後に一度帰宅。やんちゃしてベッドに隔離されたところに帰ってきた。拘束を解いてやるとなるほど無法を働く。父ちゃんほんのわずかに目をつむったつもりが、熟睡してしまい、その間に母子で買い物。雨降りなのでだっこひもで連れ出したが、途中で寝てしまい、重かったとのこと。私も遅い昼を食い、子の食事を眺めて再び出勤。
 そして再び帰宅。父ちゃんは再々出かけて再々帰ってくるものと思っているのか、感慨ありげな顔ではない。遊んでいると、おとなのような屁を垂れた。奥さんに、私が犯人で子に罪をなすりつけていると疑われた。冤罪だ、ひどい。
 昼間、充電器に刺してあるPHSに子の足が当たってはずれてしまったが、子は、それを上手にもとに戻していた。私は器用さに吃驚したが、奥さんによればもうずいぶん前からしているとのこと。意外に片づけが好きらしい。
 もう子供は寝る時間なので、ベッドに置いた。予想通り泣き叫ぶ。こんな時、乳幼児の写真の載っている雑誌のページを開いてやるといい。なぜだか関心を持って、眺め入って静かになる。もっとも、しばらくするとそれらのページはびりびりに破られているがね。

 丹羽健夫「悪問だらけの大学入試--河合塾から見えること」(集英社新書)を先週土曜日に読了したっけ。大船まで電車で往復する時間で読み終えてしまった。それだけの中身しかない本。

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2001/1/25(木) →題名目次
誘い水 生後475日(1歳3カ月17日)

 今日の仕事はゆっくり。出るときにはしっかり子は起きていた。
 しかし、出かけるときだけ少し顔を見るのは躊躇される。私が、そして子が、別れがたく感じるから。
 それでも、理性に逆って、情がまさる。ふすまを開く。子がにっこり。しばし、ぎゅっと抱き締める。満ち足りた子は、ベッドの柱のすきまからぬいぐるみを取ろうとする。大きさからいって、すきまから取れるものではない。取って渡してやる。興味がぬいぐるみに移ったところでそっと出かけようとして、・・・・やはり泣かれてしまった。後始末をさせる結果になった奥さん、ごめんなさい。

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2001/1/24(水) →題名目次
押し入れ探検、天岩戸 生後474日(1歳3カ月16日)

 我々も寝ようとしたときに起き出してきておめめぱっちり。押し入れを開けて入って遊ぶ。
 入り口近くには高さの半分近くまでおしめが積み上げてあり、そこに登って内側から押し入れの戸を閉めようとする。最初のうちは、閉め切ってしまうのをおそれていたようだが、指をはさんで指の広さだけ残して閉め、ついにはぴしゃりと閉め切ってしまった。おや?自分で開けられるのかな、というのは無駄な心配で、らくらく開けてにこりと笑っている。
 そろそろ押し入れから引っ張り出さねば。夫婦でいちゃついてみると、案の定、うー、とうなりながら出てきた。
 しかしそこからが大変。大徘徊、なんてものではなく、「きぃゃぁぁぁぁ〜」などと奇声を発しながら走り回り、ベビーベッドの下に潜り込み、押し入れをあしでバンバン蹴る。たいへんなものであった。
 そのせいか、朝は、空腹で泣くだけで起き出してこない。暗闇の中で頭をなでるだけで、父はいってまいります。

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2001/1/24(水) →題名目次
公園デビュー 生後474日(1歳3カ月16日)

 帰るといましも子を風呂に入れようとしている妻であった。要請を受けて子を連れに行くと、気配を察して子が目覚め、いつものひと泣き。おはよ〜、そしてただいまぁ。
 ところが異臭がする。急遽、お風呂前に、下のお世話。しまった! 裸にしてから汚物の処理をすべきであった! 拭いてもきれいとはいえないお尻をむきだしにしたまま、衣類を脱がす困難を味わった。
 一転、風呂では久しぶりにご機嫌。体を拭いている最中から、私をくすぐったりして、アクティブだ。ばあちゃんからもらったクッション材質のサイコロを、放り投げてはキャーキャー叫んでいた。拾うのが困難な場所に落ちると、私を見て、うー、拾えぇ、という顔をするが、甘やかしてはならん、自分で拾いな、というと、自分で拾うようになった。一度など、加湿器とベビージムに挟まれた場所に落ちたので、こりゃむりかな、と思ってみていると、体を乗り出して----結果として前のめりに倒れたが----ちゃんと拾ったのであった。

 ご機嫌の裏には、昼間、公園に連れて行ってもらって、靴で大地を踏みしめて走り回った満足感があるのだろう。ちくしょー、父の私が初めて公園を歩かせようと思っていたのに、奥さん、フライングですゼ。当然、何度か転んだそうだが、泣きもせず、予想を遙かに超えたスピードで駆け回ったそうだ。ああああ。見たかったなあ。
 奥さんの説。外に初めて出るのは冬に限る。厚着をしているから転んでも怪我しない。なるほど。

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2001/1/23(火) →題名目次
「お母さんといっしょ」は偉大な番組 生後473日(1歳3カ月15日)

 早く帰るととりあえずきょとんとするものらしい。午後、帰宅して、たこ焼きを食っていると、横に立ってにこにこしながら見ている。私はそのまま再び外出。情が移る前だったようで、後追いもしない。助かった反面、ちょっとさみしい。
 私の帰宅と買い物に出た母子の帰宅とは同時であった。アパートの真下で出くわした。子は、父を認識してうれしそうにしてくれた。
 「お母さんといっしょ」を見せると、一人で楽しそうに見ている。音楽に合わせて、本当に激しく体をゆすっている。実に偉大な番組だなあ。「イヌのお巡りさん」(だっけ?)がお気に入りの模様。
 入浴前に少し寝た。お呼びのかかる直前に目覚めるが、チョー不機嫌。風呂の間じゅう泣きっぱなし。あのご機嫌で可愛い幼児と、泣きじゃくる乳児はまるで別人だ。・・・・どっちも可愛いけどね。
 奥さんが私の肩を揉んでくれた。子は、例によって焼き餅を焼いて、ひとうなりした後、母の真似のつもりだろうか、母の脇腹をくすぐりはじめた。子は、人をくすぐるのも人にくすぐられるのも好きなのだ。
 もう寝るだろうとベッドに放置しておいたが、寝る気配がない。隣室で座って仕事をしている私の鼻に、異臭が薫った気がしたが、まさかと思っていた。・・・・妙に静かだったのはそのせいだったのね、子は、大量の大便をしていました。

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2001/1/23(火) →題名目次
ヒットアンドアウェイ 生後473日(1歳3カ月15日)

 ヒットアンドアウェイみたいなものである、今日の仕事は。
 高崎で午前中に90分仕事するだけ。さしもの私も、出勤時間を遅らせる。つまり起床時間もふだんよりぐっと遅らせる。
 しかし、子は起きてこない。奥さんがミルクをやってそのままシャットアウトしてしまったので(不調の奥さんとともに奥の院に閉じこもったのだ)、タイミングを逸した私は、子の顔さえ見ていないのだった。
 まあやむをえない。今日は早く帰ってくるからね。いってきます。

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2001/1/22(月) →題名目次
ちょこっと会う 生後472日(1歳3カ月14日)

 ほんのちょっとしか子に会えなかった今日。帰って、ミルクを奥さんがやっているときに、目を開けただけ。私を認識した様子もない。ミルク飲みながら、赤ゲットをにぎにぎするのだが、そこに私の指を差し込むと、にぎにぎしてくれた。
 昼間、奥さんが、子を、ぎゅぎゅと抱き締めると、ぎゅぎゅと抱き締め返してくれたそうだ。うらやましい。私も明日はそれを目指したい。また、昼間、たばこ屋のおじさんがバイバイすると、子もバイバイを返したそうだ。姿が見えなくてもやっていたと。
 その帰り、ベビーバギーの車輪が道の隙間に入り込んで、前につんのめったそうだ。奥さんが身を挺して護ったお陰で、子は無傷、奥さんはかすり傷。泣きさえしなかったそうだ(母子とも)。母の愛である。
 「お母さんといっしょ」を見ながら、例のごとく音楽に合わせて体をゆすったそうだが、ちゃぶ台にガンガン体をぶつけても委細構わずゆすっていたそうだ。元気なダンサーである。

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2001/1/22(月) →題名目次
自画自賛 生後472日(1歳3カ月14日)

 昨日、一昨日と子を私が注視しているときといえば、主として、修理・組み立て中のパソコンに悪さしそうになっているときだったろう。そりゃあもう的確にウィークポイントを付いてくる。しかし、爆音を発しているマシンの前に子が座って、おそらく次の悪さを考えていたときだろう、離れたキーボードからマシンを終了してやると、急に静寂が訪れ、子が、なぜかびくっとした。「何もしてないのに?」という思いだったのに違いない。
 そんな子も、ひとりで積み木遊びをする。よしよし、いい子で遊べよ、と思っていると、時折、手をぱちぱちさせて拍手している。見ると、積み木を2つなり3つなり積み重ね、私の方を見て、拍手を強要している。むろんうながされて拍手、拍手。
 例によって軽々とノートパソコンの入っていた箱を持ち上げたり動かしたり。
 ふと、つったったまま泣いている。見ると、足先が箱の下敷きになっており、その箱に手をついて全体重をかけているので、抜くに抜けずにっちもさっちもいかなくなっているのだった。
 今朝は激しい夜泣き。私の出勤前にも目覚めてしまう。ちょうど私は下半身真っ裸のときだったが、奥さんがミルクを覚ます数分、その姿態で子を抱いてあやすのであった。
 雪のなごりもわずかながら残る払暁ですが、いってきます。

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2001/1/21(日) →題名目次
パソコンやっと復活(だいたい) 生後471日(1歳3カ月13日)

 子の攻撃と奥さんの不満を防御しながら、なんとかマシンを修復。
 まあ子供というのはパソコン部品に興味ありありで、困った困った。よくぞ何事もおこらなかったと思うくらいだ。
 昨日午後から雪が降り積もった。私は雪にまみれずに奥さんは雪に濡れて帰ってきた。
 今日は晴れて、積もっている。雪の固まりを洗面器に入れて見せると、かなり長い間、雪とたわむれていた。そのせいか、手の一部に傷が。
 外出時の防寒の意味で、靴を履かせる。外出前に家の中を歩かせてみると、この間とは比べものにならないほどしっかり歩いている。おお、もうすぐだ、表デビュー!

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2001/1/20(土) →題名目次
今日は日記をさぼって 生後470日(1歳3カ月12日)

 今日は日記をさぼってしまった。理由:パソコンがいかれたから。いまだに、データが復旧できるかどうか危ぶまれる。まあ、日記の過去データは救出しました。
 ビールをひと口飲ませるとヒンズースクワットを10回ほどしていた。タフだなあ。
 大きな段ボール箱を与えると、それで遊ぶのだが、ちょうど高さが子の股下高くらいで、簡単にまたげない。ちゃんと、壁などに手を添えて支えにして出入りするのだ。誰も教えていないのに。
 椅子に座って子を抱いていた。奥さんが私の方に手を置くと、「う〜!」といって2度に渡って振り払っていた。

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2001/1/19(金) →題名目次
手先の器用なこと 生後469日(1歳3カ月11日)

 私のPHSには「なっちゃん」のおまけに着いていたアンテナキャップを着けてある。子がそれをはずしてはつけ、つけてははずしたりしていた。直径5mmの穴ですよ。それを楽々と着け外しする。本人にとっては大したことではないらしく、私が手を敲いてほめそやかしても無関心であった。次にはキャップをガスレンジの下に、なるべく遠くなるように抛り込もうとしている。抛り込んだ後、手を隙間に突っ込んで取り戻そうとするのだ。残念ながら、もはや子の手の厚みはガスレンジ下の高さより厚くて、手は奥に入っていかない。やれやれ私の仕事だ、取り出すのは。
 先日と同じく、ビールに関心を持って、しきりに鼻を近づけては、ぐひゃひゃひゃと苦そうかつうれしそうな顔を繰り返す。瓶の口をちょろりと舐めて苦そうな顔。味はダメだがアルコール臭は好きなのか。
 子の入浴の手伝い。めずらしく、というか久しぶりに、入浴中も後もご機嫌。よしよし。そろそろ父親との入浴計画再開を企図しよう。ところで、どうしたんだろう、顎の下が一面に何かでこすったように赤くなっている。どこかで傷つけたにしろ、子が泣くなどの気配はなかったそうだし、触っても、風呂でも痛みを感じなかったようだから安心だ。
 今日は帰りに寿司屋に寄る予定だったが、子に会いたくて帰って来てよかった。寒いし。

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2001/1/19(金) →題名目次
やせがまん崩壊 生後469日(1歳3カ月11日)

 夢のやつ、トイレに行かせようと味なことをする。ふつう、あれでしょ、夢でトイレに何度立っても尿意が解消されないので、やむをえず実世界で目覚めてトイレに行く、というふうな夢。
 今朝のは違った。夢の中で、私の横に寝ている妻子が、よってたかって私をくすぐりまくり、くすぐったさから目覚めてトイレに立たざるをえなかった。

 起きそこなった奥さんと、子のひと泣きした声だけを聞いて、今朝も夜深き空に出勤す。
 冬になっても夏服を貫き通すやせがまん生徒が、どこの中学・高校にもひとりくらいいません? そんな生徒もさすがにいつのころからか冬服に衣更えする。私も、ついに今日からコートを着用する決心をした。そういうわけで、いつもより暖かい服装でいってきます。

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2001/1/18(木) →題名目次
子釣り 生後468日(1歳3カ月10日)

 仕事が夜勤であるのをいいことに、原稿仕事もさぼって午睡を楽しむ。子も同じように寝たようだ。
 子の泣き声で目が覚める。見ると、妻が食事を与えて、例によって嫌がって泣いているのだ。早くも偏食の兆しがほの見えているようだ。たとえば、出汁(だし)も、人工出汁は嫌がるそうだ。レトルトの離乳食も嫌う。なぜか保育室では同じものをばくばく食うようだが。
 食後にやたら泣き続けている。涙も鼻水も涎も流してみっともない。朝と同じで父ちゃんが出動すれば泣き止むかな、と思ったが、事はそう楽観的に解決しなかった。やっぱ泣いているのである。
 奥さんが背中を掻いてやると、落ち着いてきた。そこで夫婦総出で掻きまくってやってようやく泣き止んだ。ダニのせいかなあ。結構ダニ対策はきちんとやっているそうだが。
 この冬、子の安全を願って、オイルヒーターを2台装備したのだが、今日、電気代の請求が来た。4万円。目が飛び出た。私の部屋だけヒーターがなく、凍えている、というより私が暑さに弱く寒さに強いせいだが、もし、私の部屋にも装備してあったら、我が家は破産寸前だっただろう。かくて、我が家の節約生活がはじまった。
 「夜勤」も終わって帰宅すると、子が待ちかねたように私に抱きついてきた。うーん、ただいま。父ちゃんもお前に会いたかったよ。子の独占欲(父親を)は強く、妻と私が並んで寝ころんでいると、その間に割ってはいるのはいつもどおりだが、私の足が妻の背中の上に乗っていたのを、わざわざはがしに行った。チェック厳しい。
 ちゃぶ台の登り下りはもはや自由自在。ちゃぶ台の反対側に回るのに、ちゃぶ台の上を通って行き来する。今日なんか、TVに視線を向けたまま、登って下りて行った。
 ノートパソコンの電源コードを奪われてしまった。コードの片端を持って肩の上から後ろにたなびかせて走り回る。妻が片端を持って引くと、釣った魚のように、手前にやってくる。決してコードを離そうとしなかった。適当なところでキャッチ・アンド・リリースしてやった。

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2001/1/18(木) →題名目次
うっそー躁鬱 生後468日(1歳3カ月10日)

 昨夜は帰宅後にもたっぷり飲みまして朝のうちはさすがに二日酔いでございました。奥さんも具合悪くて朝寝をしております。子に朝飯を食わせてから至福の二度寝に入り申した。
 子の止まぬ激しい泣き声で様子を見に行く。ブリックパックのジュースを握りつぶしてあたり一面水浸し。奥さんが叱る前から、泣いていたので、おそらくみずからの犯した悪事におののいていたのではないかな。私が抱いてやると、すぐに泣き止んだ。父ちゃんはおこらない、とふんでの行動だろうか。
 さきほどの鬱状態がうそのように躁状態に。いつもよりわけの分からない言葉を発しながら、いつもよりも行動的に駆け回っている。奥さんも、一夜にして成長したように思える、と言っていた。
 宅急便の配達人が来た。子は、関心深げにのぞき見ている。いかにも子供らしいわけだが、どうやら父ちゃんが帰ってきた時だけお迎えに出てくれるわけではないようだ。
 今日は「夜勤」だけである。それなのに寝過ごして遅刻する夢を見た。正夢でありませぬように。

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2001/1/17(水) →題名目次
たちまち 生後467日(1歳3カ月9日)

 明日の仕事は夕方だけだなあ、と思っていたら、同僚に誘われて帰りに飲みに行った。その一人が地元のK氏であるので、奥さんもしぶしぶ快諾してくれた(矛盾)。
 そのK氏とタクシーに乗る。我が家への道順を説明したときのやりとりからもしやと思ったら、やはり、元日に一家で駅からうちまで乗せてもらった運転手さんであった。こんな偶然はこころよい。
 うちに帰ると、ただいま寝たところだから静かに、という、唇の前に一本指を立てるサインを奥さんがしている。タクシーの体験をひそひそ声でしながら、かわいい吾子の寝ているはずのベッドを覗き込むと、子の姿が見えない。ああ、下の布団にいるのか、と思ってみるが、やはり姿が見えない。もいちどベッドを見る。やはりいない、と思ったら、ベッドの柱に片手を伸ばして立っている子がにこりとするのと目が合った。子は、立って待っていたのだった----「たちまち」である。むーふー。しあわせ。ベッドの柱の色と子の服の色が同系色だったので保護色になっていたのだ。子を抱き下ろして、晩酌のお供。
 ビールに興味を示すが、あれほど飲んだ生後3ヶ月と違って、匂いをかいで、ぐーふー、と笑うだけで飲まない。泡を手でいじるだけ。酢の物も、いじるだけで、春雨はだめキュウリもだめだが、ワカメは口にした(後で嚥下してないことが判明したが)。子の食えるものとして、奥さんがリンゴを用意したが、満腹らしくて食わない。結局ベッドに連行されてしまった。(くすん)

 奥さんが風呂に入れんとおしめを取ると、ぽとんと大便が奥さんの上に落ちたそうだ。そのままの姿勢で風呂に入れたという。

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2001/1/17(水) →題名目次
夜泣きしたそうだが 生後467日(1歳3カ月9日)

 夕方の幼児向け番組を見ていると大人しい。時折ウケたりする(ツボがよくわからないが)。こんな年端も行かぬ子供の目を釘付けにする、さすがNHK教育はプロだ。
 昨晩、入浴前に眠そうにしたが、寝かせてしまうとまた風呂で泣きかねないので、起こしておいた。風呂から出たときは眠かったのか、体を拭いてやるときに泣かれてとまどった。
 腹も減ったのか、いちごをばくばく食べる。みずから口を寄せていっていちごをついばむ。まるで小鳥みたいだ。
 起こしておいたおかげで、寝つきは早かった。夜泣きしたそうだが、私は熟睡していてまったく気づかなかった。朝も寝ていた。また、頭をなでるだけ。でも、今日は比較的早く帰るから、また会えるね!
 岩井志摩子「岡山女」(角川書店)読了。
 前作を読んでいないのだが、この作品は、思ったほど恐くなかったし、類型化されていてオチも読めてしまう。郷愁を誘う設定(私は岡山出身)だが、地名の読みが書かれていないので、他の地域の人はどうか。たとえば、「内山下」。「うちさんげ」と読むのだが、地元にいたころ普通に受け取っていた地名も、他所ですごすとエキゾチックに感じる。この地名もそうだが、音が先に頭に刷り込まれているので、漢字と読みが同定できずにいた記憶がある。

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2001/1/16(火) →題名目次
4回もチュー 生後466日(1歳3カ月8日)

 今日は陽のあるうちに帰宅できた。年に何回あるか。子は、私を見ても無表情なので、1日間を置いたらやはり忘れられるのかなぁと思ったら、両手をもたげて抱き上げてもらおうとした。よしよし。
 子の夕食は私の膝の上で与えられる。妻が食わせたり飲ませたりするのだが、しょっちゅう首をぶんぶん振っていやいやする。でも、飲食しないのではない。ちょっとした悪戯なのだ。
 その、首振りだが、私が目をつぶってそれを子の前でやると、なぜかくふくふ笑う。子も目を細めて同じように首振り。
 奥さんが「チュー」を教えている。「チュー」してっていうと(場合によっては)チューしてくれる。でも、今日はなぜか、子の方から顔を寄せてきてチューを4回もしてくれた!・・・・何歳までこんなことしてくれるのかな。
 子が、食卓椅子にみずから乗るようになったことを以前書いた。今日は、食後まもなくにもかかわらず食卓椅子に乗っかってすわったので、どういう意図だろう、と思っていたら、上手に降りてきた。それを都合2度繰り返す。だいたい、子の新行動を発見するのは妻の方だが、これは私が発見したので、得意である。
 今、子が私を立ったまま見つめているので、ニコと頬笑んでみると、子も頬笑み返しをしてきた。満面の笑みで。しあわせ。

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2001/1/16(火) →題名目次
子の姿が見えない? 生後466日(1歳3カ月8日)

 今朝も身を切る寒さだが、昨日ほどではないような気がする。
 今日は実労3時間ほどなのに、つい、いつもと同じに起きて出勤。なんかまぬけである。そういうわけで、いつものように子は寝ている様子。出掛けに頭だけでもなでて愛情の刻印を刻み付けようと思って、子の寝ているところに行くが、いつも寝ている場所のふとんのしわのあたりに目を凝らしても姿が見えない。
 あれ?あれ?と思っていると、妻が笑っている。・・・・ずいぶんとふとんの下のほうにうつぶせていた。しかも掛け布団の上。こりゃあ父さん一本取られた。

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2001/1/15(月) →題名目次
切なげに寝泣き 生後465日(1歳3カ月7日)

 帰ると寝たまま泣き出した。のどが渇いたか空腹か。とりあえず私がおしめを帰る役目を仰せつかってうれしい限りだ。
 おしめをかえても泣き止まない。奥さんがジュースを飲ませようとしても飲まない。しかし、奥さんが背中をさすってやるとおさまった。さすが母親。悪い夢でも見たのかな。
 今日はさすが手のちぎれるような寒さであった。こんな日も、サンダルに綿パン、半袖Tシャツの上にフリース1枚、夏物のジャケット1枚で出勤している私はおろかというものだろう。明日こそコートの出番かな。
 物心ついてから1月15日は祭日であった(私の休日であったかどうかは別として)。それが今年は平日。妙な気がする。げに、暦とは人為的なものなり。旧暦で今日は、まだ12月21日だったりする。1月24日が、旧暦の元日なのだ。

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2001/1/15(月) →題名目次
飽くなき好奇心? 生後465日(1歳3カ月7日)

 さぶい。身も心も凍る。
 そういえば昨日は1月2日以来の休日であった。十分休息が取れ、体も慣れて、今日は仕事をこなせるだろう(か?)。
 厳として子に禁じていること。
 ・デスクトップパソコンをいじる。
 ・台所の戸棚を開ける。流しやコンロの上に手を伸ばす。
 ・トイレに入る。
 このうち、やけどや誤飲など、身体・生命に関わるのが台所で、他はそうでもないが。トイレは、便器に手を突っ込んだり、トイレットペーパーをほうりこんだりする。これも本人の落下の可能性もないでもない(すると風呂も危険か)。
 子は、これらの場所を、おそらくいけないと知りつつも触ろうとする。そして、離れたところからドスの効いた声で叱っても、振り返りもせずにいわば確信犯的に触りつづける。しかたなく近くに寄って引き離し、強く叱るしかない。すると、ふぇ〜んと身も世もない顔でひと泣きして、両手を広げて抱き上げてもらおうとする。許しを乞う、あるいは媚びを売っているのだ。昨日何度同じ事があったことか。
 両親の注目を浴びたいのか、飽くなき好奇心のなせるわざなのか? 一日いっしょにいる奥さんは大変である。
 今朝は、寝惚けまなこの私が、トイレに行くときに、目覚めて起き抜けの子の頭をなでる、という接触だけ。トイレに行っている間に、寝室に戻ってしまった。

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