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吾子の成長記(ako016.html)

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2001/3/29(木) →題名目次
おにごっこに興じる 生後538日(1歳5カ月21日)

 習慣の力とは恐ろしいもので、5時半に目が覚めた。いや、単に睡眠時間がいっぱいいっぱいになったのかもしれない。私の目覚めがどういう影響を与えたのか、子も起きてきた。昨日おとといは同じ時間には起きてこなかったのに。図らずも、今日の睡眠時間は子と同じになった。
 私の横たわっている脇に来て、TVを見たがったり、ごろごろしたりしている。おしめを換えて、ジュースを渡してもあまり飲まない。このまま起きているんだろうな、と20分ほどしたところで、子は、たかたかと隣室、妻の寝ている子の普段の寝床へ向かっていったかと思うと、そのまま還って来なかった。そっと覗くと、妻の横で寝ている。どうやら私の横では寝たくないようだ。私もまた寝た。
 8時半頃、みんなで起床。子が、正座している私の前に立って、私の髪の毛をつかんで下に引き下ろす。子の要求に従うと、土下座の姿勢になってしまう。というわけで、土下座を数回させられた。
 宵の口に帰宅。昨日と同じく、子はたいした感慨はないようす。妻の考察だと、子は、不安になったときに(も)「いないいないばあ」をするのだろうとのこと。叱られそうになったときはもはや既述のとおり、今日は、人混みでしきりにやっていたという。
 今日の新作遊びは「鬼ごっこ」。子が、私の前から駈けて行こうとするのを、胸のあたりでつかまえて、あおむけに引き倒してやると、耳が痛くなるほどキーキー言って喜んでいる(いまだに右耳が聞こえない)。これを何度やっても喜んで喜んで。うまく私の手を逃れても、また戻ってきてつかまえて欲しがる。だんだんと、私を挑発する、というか、離れたところから、つかまえにこい、という顔をするようになっていった。私は膝で前進して子に迫る。最後には一種のかくれんぼ。ものかげに隠れて、私と目があうと、びくっ、とした笑顔で隠れ直す。ああ楽しかった。
 子が、天橋立を覗く格好、前屈して股下から覗く姿勢でこちらを見ている。私が、手をひらひらさせると、子は、頭を床につけたまま、股下から両手で手をぱらぱら振り返して来た。バイバイとハーイの違いがわかってきたか。

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2001/3/28(水) →題名目次
ぷはー 生後537日(1歳5カ月20日)

 朝5時半起きで6時ごろ帰宅の、久しぶりにフルタイムに近く働いて帰宅。
 子は、帰宅した私を見てもなんら態度に変わりがない。昨日もそうだった。朝、顔を見ずに出た日は冷淡になるのだろうか。
 子は、空っぽのブリキの缶を、口にあて、ビールでも飲んでるかのように傾けては、「ぷはー」と息を吐く。私ゃビール飲むときにそんなふうにはしないと思う、いったい何の真似だろう、と思うと、奥さんによれば、私がラーメンの汁をすするときにあんなふうにするらしい。子の、「ぷはー」時の顔は、それらしく眉根を寄せており、傑作である。
 ウケるのをよいことに、何度も繰り返していたが、今度は、私にブリキ缶を差し出して、「やれ」と要求する。空っぽの缶から何か飲んでるふりをして「ぷはー」と息を吐く。大ウケ。ブリキ缶を戻しても、突っ返されて、いったい何度やらされたことか。子にならって、変な顔をしてみると、ウケるのが一層であった。
 今日も奥さんとあまり口を利いていない、というのは、久しぶりの激務(?)に、子が寝始めた8時過ぎに、私も横になったかと思うと、そのまま寝てしまったのだ、朝5時半まで爆睡であった。

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2001/3/27(火) →題名目次
久しぶりの父と子のTVタイム(淋しく) 生後536日(1歳5カ月19日)

 今朝は久しぶりの5時半起き、の予定が寝過ごして6時になってしまった。奥さんはふて寝してる(理由はヒミツということで。ええ、どうせ私が悪いんです)し、子は当然お休みの時間。ひっそりこっそり出て行く。
 奥さんが口を利いてくれないので、昼間のことはわからない。それでも帰宅が4時ジャストくらいだったので、久しぶりの「父と子のTVタイム」である。しばらく見ていて、おしめを換えようと改めると、ぐっしょり、ていうか、どっしり水分を吸っていた。後に、子の座っていた私の布団が湿っているのに気付いた。おしめでも吸収しきれなかった水分が漏れだした蓋然性が大きい。でも、全然匂わないけれどね。
 危惧していたが夕飯を出してくれたのでうやうやしくいただいていると、さっき食事を済ませたばかりの子が、ちゃぶ台の横に立つ。ここのところ私が食事をしているとこうして横に立って、麦茶やらご飯やらをせがむのだ。箸で少な目につかみ取ったご飯の固まりを口に入れてやると、「むふー」と笑みを浮かべてから食べる。グラスを傾けてお茶を口元にあてると、ぴちゃぴちゃと飲み干す。ある人が、「一緒にご飯を食べるようになると楽しいよ」とおっしゃっていたが、なるほどその通りだなあ。

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2001/3/26(月) →題名目次
オジサン化進行 生後535日(1歳5カ月18日)

 今朝は、出勤のために携行する荷物を詰め込んでいる最中に、子が、「バイバイ」を始めた。父がここのところ、朝から出かけるのを認識しているわけだ。でも、まるで追い立てられているようで、父ちゃんさびしいなあ。
 子が、腰に手を当てて立ったまま飲み物を飲むことがある話を書いたが、最近、妻の指摘で気付いたのは、飲み物を一気にひと飲みした直後に、「ぷはぁー」あるいは「かはー」と息を吐くこと。これって、ビールを飲むオジサンの行為じゃないか?
 帰宅すると、もう半狂乱といってもいいくらいハイになって興奮していた。大丈夫かい、と言いたくなるほど、くるくるくるくる自転しているのだ。最後には立てないほど。私を歓迎しているのだ、と妻はいうが、公園に行ったときもこんな感じだったと聞いた。
 おしりふきの詰め替えセットの蓋になっているシールをはがして、いろんなところに貼る。今日は、自分の耳元の髪の毛に貼り付けていた。自分ではがすと、髪の毛が何本か抜けている。全然痛そうではなく、再び貼り付けて、目の隅にシールが見えるのだろう、犬が自分の尻尾を追いかけてくるくる回るように、子も、くるくるまわった。
 大好きなお菓子「鉄ん棒」を手に握っているが、口にはしない。「パパにくれ」と言って口を寄せると、サッと後ろに引く。しばらくして、私の顔の前で、お預け、というふうに振り回した。もうしばらくして、ちゃぶ台の上に置いたので、そぉっと口を寄せてゆくと、気付いて、再び手で握りしめた。食い物に対する執着が強いんだな。ケチだともてないよ。

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2001/3/25(日) →題名目次
薬瓶5段重ね 生後534日(1歳5カ月17日)

 朝は、奥さん、子、私の順で起床。今日は近場で午後から就労だが、例によって早めに出勤、そして早めに帰宅。いつもなら「母と子のTVタイム」が終わる頃だが、日曜なので、子は、TVではなくビデオを見ていた。
 奥さんはサプリ食品マニア、私から見れば薬物マニヤであり、数多くのプラスチック製薬瓶入りのそういう食品を保持している。それがさいさい子の積み木代わりに使われる。今日も奥さんの入浴中に、子が要求するので、要求するたびに小ビンを1つずつ渡してゆく。子は、それを1段1段積み重ねてゆく。ぴたっと底面が重なっているのであぶなげなく重なってゆく。
 4つまで積み重ねたところで、大ビンしかなくなった。ああ、これで崩してしまってやけになるのだろうなあ、と思いつつ、大ビンを手渡した。すると、大ビンは床に置いて、すでに積まれている4段から、1つ1つ取っていって、改めて大ビンの上に重ねるのだ。この方が安定する、とわかってのことだろうか、それとも偶然? そしてきちんと5段重ねに成功した。子が、いつものように自画自賛の拍手をして私にも賞賛を求めているが、強制されるまでもない、私は心から惜しみない拍手を送るのであった。
 風呂から出た子に服を着せる。袖を通すのに、手に持っていたおもちゃをいったん横に手放してから袖を通した。頭から被るのではなくて袖を通した後でボタンを留める服は、みずから手を差し出して袖を通させた。私が一番上に着せる服を着せ忘れて解放してしまい、思わず、あ、もう一枚! というと、それを理解したのか、くるりと向き直って服を着せるに任せた。数日ぶりに服を着せたのだが、成長ぶりに驚いてしまった。

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2001/3/24(土) →題名目次
公園シャワー 生後533日(1歳5カ月16日)

 外は明るくなっている。奥さんの怒鳴り声が聞こえた・・・・。
 こういう顛末があったそうだ。子が、寝ている奥さんの眼球を攻撃。奥さん怒鳴る。子は、例の、いないいないばあをしてご機嫌とり。それじゃあ奥さんおさまらない。殺気を感じた子は、顔をくしゃくしゃにして半泣きの顔で、いないいないばあをしてご機嫌を取り結ぶ。けなげさに、奥さんの負け。
 早めに出るとは言え、出勤前に子供と遊べるのは快いものだ。かえって出かけるのがつらくなるかと思ったらそうでもない。子が泣いたりせずに見送ってくれるからだろう。
 帰宅。今日の公園散歩は5分で切り上げたそうだ。公園の真ん中にある低い柵でしきった区画に子を放すと、真ん中あたりに立っている銅像の下にしゃがみ込んだそうだ。見ていると、おしりのあたりから、3本ほど水柱がシャーとほとばしったそうだ。
 びっくりする妻。子は、にこにこしながら母のもとに歩いてくる。見間違いではなかった。パンツ型のおむつがずれて、タイツをつきぬけて、レオタードのように股下で止めるつなぎもぶち抜いて、放尿したのであった。荷物の多さに子をかかえあげられない妻なので、子は、自力でアパートの階段を濡れた尻で這い上がらずをえなかったという。
 今日はやんちゃだったそうだ。3台並ぶデスクトップパソコンのスイッチをすべて入れたと聞き、「こらー、おまえなぁ」と説教を始めると、目をあわせようとせずおもしろくない顔をしている。やはり、自分が叱られている、しかもなんで叱られているのかわかっているふうである。今日は、落ちていたミニカレンダーを拾ってご機嫌取りに励んだ。子供は純粋だ、というが、いやぁ、実にずるく打算的だ、と思うのである。それとも吾子だけ?

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2001/3/23(金) →題名目次
保育園で健康診断 生後532日(1歳5カ月15日)

 外からの妙な音楽で7時にいったん目覚める。二度寝を心がけるが、子がいつ目覚めるかと思うと、眠りも浅い。その浅い眠りが深くなってしばらく経ったところで思った。どうみても8時を過ぎているな。時計を見ると8時半であった。子は寝ている。子供目覚ましもあてにはならぬ。
 大船駅から回数券で降りようとして、見ると、有効期限が昨日までであった。1枚だけだが、悔しい。
 帰宅して保育園の話を聞く。健康診断がメイン。子の体重は11kgくらい、身長は90cmくらいで、1歳半にしては大きいそうだ。同級生、といっても、生まれ月でかなりの違いが出るはずだが、5月生まれの子より大きかったそうだ。待機時間、女の子たちは人形で、男の子たちは車や列車のおもちゃで遊んでいたそうだが、子は、遊んでいた列車のおもちゃを大きな子に取られたそうだが、一瞬寂しそうな顔をしただけで、気分を切り換えて他のおもちゃで遊んだそうだ。
 父に久しぶりに会えてうれしいのか、真ん前からしなだれかかってきて、ちゅうをしてくれた。うれしさに戸惑う私。
 さて、寝ころんだまま、子を上に持ち上げて飛行機遊びで戯れて、私の股のところに降ろすと、子が、何かをつかんだ。ナニであった。夢中になって遊んでいるうちに、はみナニしてたようだ。初めてのことにおろおろする私。
 今日も、大人には見えない何か----幸せの種を私のてのひらからつまみあげた。そして、離れたところにいる妻のてのひらに置く。再びつまんで私のてのひらに置いて、今度はそれを自分の口の中に入れて食べてしまった。うまそうである。
 寝る前の最後のおむつがえを、とひらくと、ころん、と茶褐色の固まりが。うわ! 思わず声を挙げ、子をびくりとさせてしまった。ごめんね。

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2001/3/22(木) →題名目次
奇矯な行動を示す吾子 生後531日(1歳5カ月14日)

 そうそう、昨朝は、かくも習慣と化していた、起き抜けに私のメガネと時計を手渡ししてくれることをしなかった。私が自分からメガネを子に渡しても、なんのことやらさっぱりわかりません顔で、メガネを玩ぶだけで、私に戻そうともしない。二日前までの日常はもはや非日常なのか。
 しかし、今朝は何事もなかったかのごとく、メガネと時計を手渡してくれた。今日も午前中早めに仕事に出る。昨日今日、横浜で仕事なので、4日連続の横浜もうで。
 昨日より心持ち早く帰宅。音を聞きつけて寝ていた子は起きたようだ。ベッドに行くと飛び跳ねて迎えてくれた! それも含めて、今日は、見慣れぬ新鮮な、あるいは奇矯な行動を見せてくれた。
 私の食事中に、デザートのマンゴーを食い過ぎた吾子がもどしたが、平気だった、私も吾子も。
 妻と私のそれぞれにてのひらを広げさせた。何をするのかと思ったら、妻のてのひらから何かをつまみあげて、私のてのひらに置く。しかし、何もない。今度は私のてのひらからつまみあげて妻のてのひらに。どうやら大人には見えない何かをつまんでいるらしい。しあわせの素?
 ジュースを飲むのに、立ったまま、片足だけつま先立ちして、右手でジュースを持ち、左手は腰にあてている。銭湯でおっさんが牛乳を飲む光景に近似。
 わざと唾を垂らして畳を汚したが、のちに、ふきんで拭き掃除を始めた。なかなか見所がある。明日は保育園の身体検査と面接だ。まあどうにか無難にこなしてくれぃ。唾らす方じゃなくて、拭き掃除する方を見せてくれればなあ。
 そういえば最近、チューしてくれないな。妻にも。私にだけじゃなくて。妻も?

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2001/3/21(水) →題名目次
悪子(アクコ)の成長記 生後530日(1歳5カ月13日)

 7時から起きていたようだが、8時になってTVの前に雪崩れこんできた。もちろんTVは見せない。昨夜は寝相が悪かったようで、夜中に何度となく、どしん、ばたんとふすまを蹴ったり母を蹴ったりしていたようだ。
 今日は午後からお仕事だが、早めに出る。むじゃきにパパにバイバイしてるが、夜にならないと帰らないのだよ〜。
 帰ると妻は電話中。ベビーベッド上の子は、いないいないばあ、で迎えてくれた。かわいいな。で、ふと、口の中に、白い物が見えた。誤飲か? 先日の反省から、独りでことを構えない方が危険があるまい。妻に電話を中止してもらって、子の口を開く。しかし嫌がること嫌がること。押さえつけて口を開かせると、ずいぶん前に妻が食わせたタコをくちゃくちゃやってるだけだった....。ごめんね、といいたいところだが、今日も磁石を口に入れていたという。先日叱ったのにわかっちゃいないようだ。また、留守中に、パソコンの電源を2度ほど入れたらしい。
 あきれて叱ると、可愛い顔をして、いないいないばあ、を繰り返す。妻によれば、パソコンの時もそうして歓心を買おうとしたという。それで、厳しい顔を崩さないでいると、今度は私の書物を取って手渡す。絵本と間違えているのかな、と思ったが、絵本を読んで欲しいときには、「ふん」といって差し出すはずだ。パパの大切なものを渡すことで、機嫌を取ろうとしているのだ。あきれていると、急にふてくされた顔でそっぽをむいて隣室へ消えていった。もし言葉を発していれば、「ちっ」と舌打ちしていたに違いない。隣室にはいると、がらがらと戸を閉めてしまった。ばあちゃんとこへ泊まると成長するようだが、今回は悪の道に成長したようだ。
 しばらくすると、再び、がらがらと戸を開けて、にこりとする。父ちゃんの負けです。こうして父親は子に嫌われないようにと機嫌をとるようになるのだろう、か?
 手元で準備を整えて「さあ、おしめ換えよう」というと、逃げて行く。そう思ったら、逃げて行った先に落ちているおしめを取って私に差し出した。これも成長、いい方に。妻の靴下を履こうとしている。履かせてみると、だぶだぶで滑稽だ。ママに見せに行って御覧、と戯れにいうと、本当に妻の方へ向かったのには驚いた。やはり妻のいうとおり、急に成長したのだなあ。
 危険要素であるところの磁石は撤去することにした。また、昨日買ったおもちゃも、木の玉がちょうど子の口にぴったりの大きさなので、これは口に入った瞬間窒息しかねないので、残念ながら撤去することにした。ふー、困ったもんだ。
 ・・・・あ、散歩に連れて行ったときに、キャッチボールに見とれていたそうだ。首を左右に振りながら。スポーツへの関心は大きい。

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2001/3/20(火) →題名目次
子を連れて帰った 生後529日(1歳5カ月12日)

 あー、高崎のホテルでは、モデムからPPP接続するのに、電話番号に「0,,03-xxxx-xxxx」とやるのだが、シェラトンは、「03-xxxx-xxxx」でいきなりつながる。もー、めんどくさい。たまたま夕刻うまくつながったので、夜もと油断していたら設定を忘れて、つながるまでに15分もかかった。それに、横浜のISPの電話番号がわからないので、東京までつなぐし。あーん、もう。

 子を迎えに行ったのは私。3時過ぎに着いた時は、ちょうど昼寝から目覚めたばかりだったようだ。連れ帰ろうとしたら、なぜか泣きまくる。ばあちゃんとの別れがつらいのですかねえ。パパを見ても別にうれしそうでもないし。だっこひもをうまく扱えなくて泣かせるのを助長してしまった。泣きながらもじいちゃんにばいばいしていたのはいたいたしい。
 しかし通りに出るや泣き止んで、電車に乗ってもだっこひもで向かい合わせのまま、ひと泣きもしなかった。ほんとうに静かで、どこを見ていたかわからないが、眠そうであったけれど寝なかったようだ。3度ほど、顔を上げて私を見て、いきなり「いないいないばあ」を声を出さずに手振りでしてきた。バスに乗るときにカードを取り上げて両手に握っていた以外は、本当に静かで静かでノーアクションなので拍子抜けした。
 うちに着くとすでに「母と子のTVタイム」が始まっていた。すかさず着座。あいかわらず無反応でTVを見ていた。奥さんは「大人びた」といっていたが、私はそうも感じない。そうこうしているうちに、TVに反応しはじめ、いつもどおりやんちゃにふるまいはじめた。
 ぼちぼちリハビリを、というわけで、奥さんが子を風呂に入れた。どうやら子も、今日は母さんが入れてくれるんだ、と察したようで、表で待っていた。服を脱がせると、するっするっとすこぶる協力的だった。外で様子をうかがっていると、やはり久しぶりなので泣き声も聞こえてきたが、私が最初に失敗したときとは場数がちがう。
 昨日、横浜の「Gran Pa Pa」でおもちゃを買った。木の玩具で、角があるのでちょっと心配だ。かなり重いのに、もはや軽々持ち上げているから。我々が寝ている時に襲われるのじゃ。

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2001/3/19(月) →題名目次
妻サービス 生後528日(1歳5カ月11日)

 妻サービスで子をばあちゃんに預けて、我々は横浜シェラトンに宿泊。ホテルの具合は・・・・う〜ん口を濁させていただく。
 横浜そごうの、美や古、だっけ、鉄板焼きで晩餐を、と思ったら、改装中。天ぷらに変更。道ばたの自動販売機でジュースを買っている時に、目の前で500円玉を拾った人がいた。注意深く見ていれば私が拾って、交番に届けたのに....。
 ホテル最上階(28F)ラウンジでカクテルを。高けぇ!(何が高いかはどうぞご想像下さい)
 そろそろ帰ろうかの時間になっても、私がマティーニを注文したときに妻の頼んだカシスソーダが来ない。キャンセルを申し出たところで、バーテンダーが忘れていたことが発覚。私のマティーニも無料にしてくれた。うむ、うむ。
 子は、妻が預けに行ったのだが、妻が去るときに泣いたりしなかったそうだ。今頃寝ているだろうか。ばあちゃんにかわいがってもらってきっとご満悦だろう。さみしいのは我々両親である。よるとさわると、吾子はどうしているだろうか、という話題になってしまう。ふー。

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2001/3/18(日) →題名目次
ゆっくり寝かせてもらいました 生後527日(1歳5カ月10日)

 子が起こしに来た気がして目覚めると、9時半。おおぉ久しぶりに連続でたっぷり寝かせてもらった。ふすまをちょいと開けると、子は、まだ横になっていたが、足が蠢いているので起きていたようだ。まもなく私の所にやってきて、メガネと時計を手渡してくれた。毎朝の行事。もはやTVを見るのを諦めて(忘れて?)目覚めも遅くなったのかな。
 公園へは妻が連れて行き、遅れて私も。ケンイチという1歳7カ月の子(というか母)と知り合った。吾子は2カ月ほど年下なのに、二周りは大きい。それでも、動きを見ていて、ケンイチ君の方が年長であることは一目瞭然だった。ケンイチ君は、「こんにちわ」のつもりで、腰をかがめる。親御さんによれば凶暴なそうだが、その兆しは見えなかった。ケンイチ君も石が好きだそうで、それなのに拾った石を吾子にくれようとした。だのに、吾子は、人見知ってか、受け取ろうとせず、パパにすがりついてきた。もうちょっと愛想よくても・・・・。
 揺れてるブランコに突進してゆく。あの角度でははねられそう! 必死に走って、ぎりぎり、というか少し当たったくらいで子の首根っこを確保。最近のブランコは、ゴムのような素材なので、それ自身が当たっても傷つくことはなさそうだが、慣性には逆らえないはずだ。危なかった。
 危ないといえば、今まで公園から出たことない吾子が、急に飛び出した。もっとも、すぐ外は車道ではなく歩道なのだが、危険には違いない。先日も、横断歩道で待っていたら、渡ろう渡ろうと暴れて困った。だんだん怖い物知らずになるのか。
 奥さんがベランダで洗濯物を取り込んでいる。カチ、という音。アッ、という声。見に行くと、案の定、子がサッシの鍵をロックしていた。マンガみたいなことが実際に起きたわけだ。笑っていいものやら。妻の談によれば、私がいるから油断していたとのこと。
 今夜は風呂に入りたくてぐずった形跡がある。明日はばあちゃんとこに預かってもらうので、パパは一緒に風呂に入れません。ていうか、だんだんとパパと風呂に入れる機会が少なくなって行きます。パパも残念です。
 独り静かだな、と見ると、シマジローのぬいぐるみ(というか指人形)を抱いていた。私のところに持ってきて、ちゃぶ台に座らせ、次にはテディベアのぬいぐるみも抱いて持ってきて置いた。それらを同時に、あるいは一体ずつ抱擁している。典型的に大人しい幼児らしいことをしている。こういうのって、初めてのような気が・・・・。優しい子である。思わずぬいぐるみごと抱き締める私。

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2001/3/17(土) →題名目次
掃除機が正直いって一番 生後526日(1歳5カ月9日)

 起床はいつもどおり。私がミルクを作って飲ませるが、作りかけると、それに気付いて欲しがること欲しがること。飯を食わせるのも私が担当したが、あまり食わない。やはり妻に数日の長がある。ダノンを見せるとまたも目を輝かせる。ダノンはすごい訴求性をもつ食品だ。
 子を連れて妻外出。お出かけの用意を始めると早く行きたくてぐずるほど。託児室に預けるとき、泣かなかったそうだ。託児室で「ハイテンションですねえ」と言われたそうだ。預けた時間は、いつものお昼寝タイムに掛かっていたが、預けるときはいつもそうであるように、寝なかったそうである。時間を有効に使うね。
 帰宅時には、もうねむねむであったが、寝る前に飯を食わせねばならない。しかし、横向きに横たわって目を閉じ気味にしている。食事ができるあいだ、起こしておかねば。それで私が顔を近づけると、「もぅ」とでもいいたげに軽くほほえみながら私の顔を横向きになったまま片手で振り払うのだ。こりゃ無理だな。と思っていたら、妻が、「掃除機をかけると起きる」といいはって掃除を始めた。まさか、と思っていたら、急に、がば、と起きあがった。掃除機だけにすごい吸引力だ。食後しばらくして、寝た。
 5時。「おかあさんといっしょ」が始まる時間だが、子の平均昼寝時間2時間を満たない1時間半しか経っていない。土曜日なので「ファミリーステージ」で、子がすぐに見放すはずの番組だから、起こさずにおくことに決定。音は消してあったのだが、つい、一瞬私が音声を出すと、耳ざとく子は起きてきて(5mは離れている)、たたっと走ってきてちょこんと座った。すげぇ、TVの力。
 でも、TVよりダノン、ダノンより掃除機、だと思う。
 風呂。楽しみにしていたようだ。私が入って呼ぶまでのあいだ、ずっと外で待っていたのが感じられた。
 今日も寝付きが悪かった。でも、昨日までと違って、諦めていたので私はさほどまいらなかった。

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2001/3/16(金) →題名目次
寝過ぎた私 生後525日(1歳5カ月8日)

 奥さんがてきぱきと朝の準備をしている。そうか、今日は子を連れてお出かけだったな。私は奥さんの活動に乗じて、なるべく寝るを心がける。子がしきりに邪魔しにくるので5分と続けて寝られないが。
 子を昼寝に導くよう言われる。まだ昼前なので無理だろうな、と思いつつ、私のすることは同じ(横になっているだけ)だから快く引き受ける。やっぱ全然寝てくれない。定刻の昼過ぎてやっと寝てくれた。
 このころになって、母子の外出は明日であったことが判明。私はいたずらに惰眠をむさぼっていたことになる。しかし、断片的睡眠のせいで眠い。子とともに寝て、3時に起きる。子を連れて妻は買い物。3時半過ぎて子と私は公園に。
 今日もいい天気なので、子供達がたくさん遊んでいる。公園はゴミだらけで、缶蹴り用のつぶれた空き缶、割れた瓶が散乱して子を放して置きにくい。カラスがフェンスに止まっている。子は、カラス向けてダッシュ。前のめりに大げさに転んだが、泣きはしない。立ち上がって迫ってくる子を見て、カラスも飛翔。
 滑り台の段を、するする3段までは上った。しかし、それ以上は足が上がらなかった。
 TVの後、風呂、そして食事。子が眠そうなので、もう7時くらいから寝かせる努力。ベッドに置いたり添い寝したり。私の子を寝かせる能力は昼しか通用しないようだ。灯りを消した部屋で、子はうろつき回る。夜間徘徊を見ている妻はこんな気持ちなのだろう。
 そういうわけで、私はこのあいだも布団に横になっていた。結局子が寝たのは10時前。疲れた私は横になり、そのまま寝てしまって、翌日の朝を迎えるはめになった。そう。今日は終日寝ていて何もしてない空しさに襲われている。

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2001/3/15(木) →題名目次
背泳の秘法 生後524日(1歳5カ月7日)

 暑いくらいの陽気。それに、春何番かしらないがなま暖かい春風の吹く昼下がり。いつもと同じ時間なのに公園は子供やその親などが多くて、人見知りな子はあまり自由に活動できない様子。
 私と同じく父子連れで来ている組が他に2組あった。母に連れられて来ている子も。ラジコンで遊んでいる兄弟がいた。ラジコンの動きに目を奪われて近寄っていったのは吾子だけであった。恥ずかしいやらなんやら。
 我らの帰宅前に妻も帰宅。TVが始まると子は没頭。妻が布団を取り込むのに窓を開けていると、そこから(誤ってでなく)いきなり化粧品を放り投げた。四方を建物に囲まれたプールの上に妻の叱責の声が反響しビンタの音がする。泣いたのは一瞬で、ほとんど懲りた様子はない。まあいけないことをしたとは理解しているようだが。
 風呂では、背泳の形を取らせるのに成功した。従来、向かい合わせに湯船に入っていたので、背泳の形にするには頭を向こう足を手前に向ける体勢を取っていたのだが、子を後ろから抱えてそのまま足を向こうに浮かせればよかったのだ。もっとも、嬉しそうではない。暴れたら大変なことになるから動かないでいる、という感じだが。
 湯を組む手桶で結構な量を子が汲み上げて持ち上げたので、お湯がはねて顔がびしょびしょになったが、平気であった。
 風呂から出て、左右に足をすべらせて広げてゆく。そのまま180度開脚か、と思ったら、尻餅を付く。楽しいらしく何度も繰り返していたが、バレリーナというより相撲の股割りという感じ。
 一度やって忘れていたのだろう、ふとしたことで、ペットボトルを私にくわえさせて、「ぽぅ」と噴き出させる遊びを思い出されてしまった。相変わらずウケまくりでした。

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2001/3/15(木) →題名目次
またも子とお留守番 生後524日(1歳5カ月7日)

 7時半起床。おでかけ予定の奥さんは、さすがに早く起きておでかけ準備。子が邪魔にならないようにとTVを見せようなどと軟派なことを抜かすので、断固拒否。・・・・そうしておいて私は2度寝をさせてもらう。ごめん。
 10時半ころ妻外出。いったい美容院って何度行けばいいものなんだ。私なんざぁ・・・・。
 12時過ぎに、子は私の横で昼寝を始めた。私も3度寝をしようかと思ったが、止めた。
 2時ころ起床。ご飯の準備はできている。・・・・ところが、4分の1くらいでストップしてしまった。まだ空腹じゃないのかなあ。これでは奥さんに叱られる。悩んでいるところに、妻の言葉が蘇る。「粉チーズを振るのよ!」そうだった、忘れていた。
 粉チーズのお陰で、4分の3は食べた。まあよかろう。あとは仏頂面して拒否。ベビーダノンを持ってきて、ちらと見せると、それはもう嬉しそうな顔に変身した。なんて力だ、ベビーダノン。ちょっと失敬して口に含んでみたが、ヨーグルトのすっぱくないやつ、という感じだ。これがなぜこんなにも吾子を魅了するのだろう。さて、そろそろ散歩に出かけてくるか。もう3時過ぎた。
 杉原たく哉「中華図像遊覧」(大修館書店)読了。中国の絵画のあり方というものは西洋のそれとはまったく違うのである、ということを啓発させられた。実に面白い本である。七福神の福禄寿と寿老人が実は同一人物であることの考証など感服した。

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2001/3/14(水) →題名目次
誤飲寸前?危機一髪 生後523日(1歳5カ月6日)

 すっかりお父さん子だなあ。今朝も7時半に起きた子にTVを点けさせず、午前中の早いうちは主として私が遊んでいた(その後は後述のように私が寝てしまったので妻が担当)。その余勢なのか、妻と交代して昼前に布団に横になっていると、子は、私の腕枕にもたれかかったかと思うと、そのまま寝てしまった。子を起こさないために、頭の乗っかっているトレーナーを脱いで起きあがった。
 その後1時間ほど寝てたであろうか、隣の部屋の布団で居眠りこいていると、急に子ががばと起きあがって、にこにこと笑ったかと思うと私の方に突進して来て、ばたん、と私の横に臥してそのまま寝てしまった。
 買い物は妻と、その後私が入れ替わって公園へ。今日は遊具の類に近づかなかった、人があちこちにいたから。人見知りさんだなあ。
 帰宅後TV、そして今日は風呂の前に食事。食後しばらくしてからも、子が口いっぱいに何かをほおばってもぐもぐさせている。今日はいっぱい食べたうえに、マンゴーまで平らげたというから、まだ咀嚼しているのだろうな、と思った。その口元から、緑色が見え隠れする。マンゴーは確か緑色ではなかったような・・・・。
 物干しに出ている妻に、「ねぇ、キュウリか何か緑色のものを食べさせた?」、答えは、NO。
 実は、子の、おえかきボードだが、緑色の3cm大の磁石、ハートだの★だのの形をしたやつが、4つ付属していたのだが、いつのころからか2つ姿を消してしまっている。どうも残った2つのうち1つに見える。妻を呼び込むか、緊急を要するか?
 たぶん緊急事態だ。立ったままの子に口を開かせようとしても頑なにこばむ。ええい、ままよ。子を捕まえて仰向けに寝かせ(危険があるのは承知だが)、無理矢理口を開かせて指を突っ込む。危惧した通り、逆に子は飲み込もうとする。しかし、明らかに喉より大きい物は通らない。ぐぼっ、と飲み込みかけで顔を赤くする、指を喉まで突っ込んで取り出す。成功。もしさらに奥まで入ったとしても、強引に指を突っ込んだことだろう。でも、今考えるに、パニクっていたことは確かだ。まずはうつ伏せにして、口を開かせるべきだったろう。案の定、磁石だった。苦しげに立ち上がった子は、しばらくして食ったマンゴーを吐き戻してしまった。最近、変なものは口にしないので、油断していた。
 ところで気になるのは、姿を消した2つの磁石である。確かに便通はよくない(今日もせずに寝た)が、触診した限りでは、まさか子の腹中にあるとは思えないのだが・・・・。
 その後、風呂。ゲロで汚れた上着を脱がしてあったので、子は、浴室前でみずから服を脱ごうとしていたそうである。
 願わくは妙なものを口にしないでくれ! 浴槽でも外でも何度も繰り返し言い聞かせてみたが、少しわかってくれた気がするのは、やはり気のせいというものか。

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