| 2002/1/17(木) ↑↓ →題名目次 | 父親失格 生後832日(2歳3カ月9日) |
妻 - 子 - 私、の順で目覚める。私にとっては理想的だ。とはいえ、妻が起きた時間から浅い眠りで半分起きてはいたのだが。 「パパ寝てる」 と言って私の所に来た。おはよー。 小雨が多少降っていた。妻が出かける前から、子はおとなしくTVに見入っている。時々われわれに反応を求める程度だ。 雨はほとんど止んだ。妻が出かける前後から、子は横たわってTVに見入っている。妻を見送りもせずに、私に抱きついてきて「ちゅー」だの「きゅー」だの。パパはうれしいよ。保育園に向かうにはちょっと早いし、この様子ではすぐには行く気分になるまい。再びTVに見入っていた。 頃もよし、そろそろ出かけようか、という時になって、急に子が遊びを求めてきた。バッドタイミング。しばらく一緒に遊んで、 「そろそろ保育園行こうか?」 (・・・・しばらく考えたふうで)無視 「AっくんもTもくんもN人くんも待ってるよ。『吾子ちゃんいなーい』ってさみしがってるよ」 (少し逡巡したが首を左右に振り、私の持つお出かけツナギを指して)「ないない!」 「しぇんしぇも待ってるよ。いかない?」 「・・・・いかない」 というわけで、本人の口から意思が確認できてしまって困った。 もうしばらくして、子を捕らえてツナギを着せると、最初は嫌がる風を見せたが、結局は着てしまい、 「TVパッチンして」 とリモコンを渡すと、「ぐーチョコランタン」の途中であるにも自らオフにして、玄関に向かった。素直に自分の意思を表明せずに困らせるのは母親ゆずりか。 車に乗せるのに手間取る。ゴミ収集車が来たり、それを待たせてゴミを持ってくるおばさんがいたり、その間に他の車も通ったり。ようやく子にシートベルトを着けて、運転席に乗り込もうとキーを探すが、なかなか見つからない。車の中に待つ子の様子を見るが、目が合うたびににこっとするだけで、窮屈そうでも寂しそうでもない。 ・・・・やっとキーがみつかって乗り込んでエンジンに点火した瞬間、気付いた。 「おでかけバッグを忘れた!」 いつになく時間のかかったシートベルトをはずして子とともに部屋に往復するか、それともこのまま待たせるか。車に子供を乗せたまま放置すると、国によっては被保護者遺棄かなんかで逮捕される。しかしどうやら待つのは苦でなさそうだし・・・・。というわけで、恐ろしいことに階段を駆け上がって荷物を取ってきた。子は、先ほどと同じで、私と目が合うとにこっとしたので結果オーライだったのだが、階段を昇る20秒、荷物を取り出す5秒、駆け下りる15秒、そのうち、目が届かない時間が8秒ほど、気が気でなかった。むろん、その8秒のうちに、車を持ち去るだの子を連れ去だのという行為が実行されることはほぼありえまいし、仮にそれが起こったとしても未然か直後に阻止できるだろうが、それより私が階段から滑って意識を失うだのして子を保護できなくなる方が心配だった。結果は問題なしだったが、この間の恐怖、二度と味わいたくない。 車の中では、一度、 「Aっくん・・・・」 と「・・・・くん」の部分を軟口蓋破裂音で口にしたが、N人くん、Tもくんの名を私が挙げると、何かは言っていたが、名を復唱したりはしなかった。 車を停めて路上に出ると、子は葉っぱを欲しがる。濡れ落ち葉もなんだし、気の毒だが木に付いている葉をむしらせて、両手に1枚ずつ、そのまま坂道を登る。子の先に立って、後ろ向きに歩きながら子の様子を見ていると、子も真似をして後ろ向きに坂道を登り始めた。そのうえ、水たまりを見つけては、 「あたい! あたい!」 と言いながら、しばらくばちゃばちゃ踏んでいた(私にも強要)。おかげでたいへんな時間がかかって保育園前到着。急ぐ必要はないからよろしい。門の前で急に抱っこをせがむ。先生が庭を掃いている。 「しぇんしぇ見てるから恥ずかしいよ」 と言ったが強引に抱っこさせられ、先生に 「おはよー」 と言われて、その態勢のまま、お辞儀した。従妹は、見栄っ張りで、人の見ていないところでしか抱っこをせがまないというが、吾子はその点、恥知らずである。私の影響か。玄関で、今日も、保母さんに呼び止められてようやく私にバイバイしてくれた。今度はちゃんとこちらを見ながらだから嬉しい。先日の失敗(?)に懲りて、私はすっと姿を消した。 ↑翌日へ |
| 2002/1/16(水) ↑↓ →題名目次 | サル知恵(?)吾子 生後831日(2歳3カ月8日) |
今朝は寝ている吾子を残して出勤。起きてから後、TVの前から離そうとしたら泣き叫び、保育園に行くのを送らせたという。雨が降ることが見込まれたので、行きはタクシー。大通りに歩く道すがら、巨大なネコが横たわっていることがあるが、そいつに、 「にゃんにゃん、バイバーイ!」 と手を振っていたそうだ。 保育園をしばらく休んでいたN人クンが久しぶりに登園していて、玄関で出くわして妻をほぼ置き去り状態にして奥に入っていったそうだ。かつてN人クンと手をつないでいたという目撃情報もある。 帰宅。一日、「パパー、パパー」と言っていたそうだが、帰宅してもそっけない。最近いつものことだが、帰宅時のチューは、私が求めてもしてくれない。妻が、 「パパにチューは?」 と指示を出して初めてしてくれる。・・・・困ったものだ。 「ジャンプ、ジャンプ、ジャーンプ!」 というと、子も、 「ジャンプ、ジャンプ、ぴょん、ぴょん!」 と言って飛び跳ねる。英語を理解する。あと、今日聞いた子の言葉。 「おうち」(=家) 「とーい....どん!」(=よーい....どん!) 「やっほー!」 「しーぽ」(=尻尾) ←かわいい発音である! 「おけしょう、やったー!」 最後のは、妻が化粧水を染ませた脱脂綿を渡してやったときのセリフ。その後、感極まったか、くるくる回りだした。 リップクリームを唇に塗っているあいだはよいのだが(異様に塗りたがるのはどうかと思うが)、注意がおろそかになって手にもったまま動き回ると、クレヨン状態になって、周囲につくわリップクリームはちびるわなので、厳に注意する。 「他のものを触るときはリップクリーム、パパに渡しなさい!」 と言って取り上げると不服のようで、逆らいまくるが、私の声がしだいに癇気を帯びてきたのに気付いたか、 「あい!」 と言ってリップクリームを私に手渡してからは、もう欲しがらなくなった。親の気持ちを察して、高をくくったりことばにしたがったりするわけだ。 桃太郎絵本の端に、オニの手だけが見えている場面。子は、その手を指さしながら、 「しぇんしぇ、ママ、パパー!」 と三段活用させてようやく目の前の人間を正しく呼ぶことが出来た。 おもちゃ箱のふたを開け放とうとして、ヒーターがひっかかって開け放てない。きっと箱の向きを変えるか箱の位置を動かすだろうなと見ていると、むきになってそのまま開けようとキーキー言っている。うー、サルみたいだ。箱の向きを変えてやって解決。 明日は休みだ。朝も夜も会えるね。晴れてるといいなあ。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2002/1/15(火) ↑↓ →題名目次 | 横取り吾子 生後830日(2歳3カ月7日) |
夕方帰ると、もう子も保育園から帰っていて、入浴も終わっていた。一緒に夕食を開始。 保育園の連絡帳によると、姓名を呼ばれて「ハーイ」と返事するそうだ。名字もわかっているのだねえ。 妻のパック顔を見て、「あー、しろ!」とか叫んだとか。風呂の前にしばらく静かだなあ、と思っていたら、自分の靴下を脱いで、妻の網タイツを穿こうと一生懸命にがんばっていたという。咎められる可能性のあることは、ひっそりと行い、咎められないことは、堂々と泣いて要求するようだ。 「あたい、あたい!」 というのはどういう意味なのだろう。風邪の頃、お世話になった、「マッサージ用ジェル」、これを鼻の辺りに塗ると、子は咳き込まずに寝られた。それを発見して、指に付けろ、と要求するときに、「あたい、あたい!」という。「ちょうだい!」にあたる語だが、よもや「与え」ではあるまいな。 際限ないので、ちょびちょび出し惜しみするのだが、手を裏にして、爪の上に付けるように要求されたとき、改めて子の爪を見る。まるでシジミの子のようなかわいい爪だ。生まれたての時は、砂粒のような爪がすでに付いており、生き物の不思議さを感じたものだ。まこと、子供は小さな人間だ。 子のカップのお茶を飲んでいるのを見つかってしまった。 「吾子のっ!」 と言って、ふだんは飲まないくせにひと口だけ茶をすすってテーブルに置いた。横取りの横取り。寝る前にトイレを妻が促すが、子は無視している。しかし、妻がトイレに入ると、泣きながら駆け込んでいって、トイレも横取りしてしまった。 鏡を見ながら、 「おーお、うーう」 と言いながら顔をゆがめている。泣きそうな顔だ、と思ったら爆笑し始めた。百面相を楽しんでいたようだ。 さてと、今日もおやすみ。明日も会えるよ。夜は確実に、朝もたぶん。寝る前にもジェルをママに付けて貰いたくて、チューは鼻で受けるしバイバイもしてくれないしでパパは眼中になかったようだが、悲しくなんかあるもんか・・・・。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2002/1/15(火) ↑↓ →題名目次 | そっけない別れのワケ 生後830日(2歳3カ月7日) |
《ななのなぞ》 昨晩も、 「なな、ないー!」 といって泣き出した。しかし、微妙に音が変化して、 「にゃんにゃん、ないー!」 となった。「にゃんにゃん」?・・・・ネコの夢でも見ているのか。 妻によると、今回は妻もしっかり聞いていて、「にゃんにゃん」がついには、 「にゅうにゅう、ないー! になり、牛乳を飲ませたところ泣き止んだそうだ。 《そっけない別れのワケ》 私の仕事は夕方なので、妻を送り出した後、のんびりと子を保育園に送ってゆく。昨晩、8時に寝て、今朝は7時くらいに起きた。さすが、昼寝をしなかっただけのことはある。 階段は自分の足で、半歩ずつ段を降りて行く。前向き(下向き?)だ。車にはあまり素直に乗ろうとしなかった。ガードレールによじのぼりたがって。車を下りてから、自分で保育園の方に向かう。しかし、坂道にさしかかると抱っこをせがんだ。代わりに手をつないでやると、歩いてくれた。 自分の名の一文字が道路に交通標識として刻んであるのを認識した。ゴミ捨て場の注意書きにも。ゴミ捨て場でたゆたっているところに、保母さんが出勤してきた。子の手を引いて促すと、スキップしながら進む。先生が、 「おはよー」 と言うと、吾子はスキップしながら、ちょこんと頭を下げた。 玄関でコートを脱がせ、靴を取る。今日もさっさと中に入ろうとするのを引き留めて、コートはコート入れの段ボールに、靴は靴箱に入れさせる。中が気になるのか、先生に促されてさえ、私の方を見もせずに手だけでバイバイをして入っていった。 玄関を出て園庭を横切るところで、中に入った吾子と目があった。私がバイバイをすると、子も今度は私を向いてバイバイしてくれた。 子の頭頂しか見えない位置に陣取って、しばらく観察する。おそらくTVの前に急ぐのだろうな、と思っていると、子の近くに保母さんが座り込んで、子となにやらやっている。なんだろう? 持ち物チェックかなにかな。 ずいぶん経って、保母さんが子を抱き上げて上下にゆらしている。あやしている所作に見える。すると、子は泣いているのか?保母さんと目が合う。遠くてよく見えないが、「早く行ってください」に受け取った。 もしかして、子のそっけない別れは、送ってきた私との別れを噛みしめたくなくて、みずから他に興味を振り向けるための儀式ではないか? それが、今日は自分に別れを納得させた後になって再び父親の顔を見たもので、感情を抑えきれなかったのではなかろうか。昨日の様子を見るにつけ、そう思わざるをえない。 ※ そういえば、昨年の今日も成人式ではなかったな。3年前の今日辺り、子が胎内に宿ったとおぼしい。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2002/1/14(月) ↑↓ →題名目次 | 父親冥利母親大変 生後829日(2歳3カ月6日) |
昨夜は何度も夜泣きをした。そのうち、朝方に、 「なな、いないなあ! エーーン」 というのを3回繰り返して泣いていた。寝ぼけた妻が叱りつけている。妻は子の言葉を覚えていないそうな。かつて(数ヶ月前)「バーバパパ へんしんシール絵本」の「7」のシールがすぐにはがれるようになって、 「なな、いない」 と言っていたが、まさかそのシールがなくなった夢でも見ているのだろうか。妻によれば、「〜いないなあ」という寝言を言って夜泣きをすることが多いそうだ。喪失感に打ちのめされる夢を頻繁に見ているのだろうか。 朝はひっそり出勤。朝食はコンビニのカレー(ルーが跳ねてシャツが変色!)、昼食は「すき家」のカレー、夕食は妻の手作りクリームシチュー。 午後2時頃帰宅。そのまま買い物に出かける母子と外出。大通りに出たところで、自転車に乗った吾子にバイバイ。子は、私の方を振り返って手を差し上げながらもバイバイはせず、怪訝な顔でこちらを見ている。自転車が加速した。子の泣き声が人気の少ない祝日の街に響き渡った。 外出先に妻から連絡があって、スグニカエレと。私と別れた後、泣いて泣いて手に負えないと言う。買い物から帰ったときも、上から私が迎えに下りるのを待って、階段を昇ろうとしなかったそうだ。電話口で代わってやると、しばらくは泣き止んだようだ。そんなに私に会いたいか。父親冥利に尽きるが、母親は大変だ。急いで帰ろう(といいつつ遅くなった)。 先日から、 「しゅっしゅ」 と言ったら、歯磨きを求めるよりも、「フィニッシュコーワA」を口中に噴射するのを求めることを表す場合が多くなった。今日は特に顕著だ。妻が入浴して子の入浴待ち(3日ぶりの入浴か)の間、私に何回となく噴射を求める。いくらなんでもやりすぎは体によくないだろう。手の届かない台所のシンク台の上に隠すが、子は指さして泣きながら噴射を強いる。最後あたりには、 「これが最後だからね!」 と念を押すが、泣かれると弱い。もうあきらめてどうにでもしてください、と思いかけたとき、子がビンを取り上げて、自分で台所のシンク台の上に置いた。そしてそれ以降寝るまで一切噴射を求めなかったのだった。風呂から出たらまたしてあげようと思っていたのに。子なりの規制があるものなのだなあ。 子が書いたという絵が増えていた。「ドラえもん」とおぼしき絵がある。そうそう、昨日、妻に子が「パーマン」と言うので、まさかと思いつつ、藤子不二雄のパーマンを書くと納得したそうだ。まさか? でも、私にも「パーマン」と言ってきたとき、私もパーマンらしいものを書いてみたら、満足したのだった。ブームなの? ビデオを点けたとき、TVの間近だったので、「近いよ」と注意すると、立ち上がって後ろ向きに歩いて下がって行き、居間を出て台所に入り、ムーンウォークでバックしながら台所の流しにぶつかった。ユーモアを解する吾子である。 今日は昼寝をしなかった、いやさせなかったおかげで、なんと、8時には寝かしつけに成功した。明日から保育園なので、生活を建て直さなければならないからだ。明日は、朝から会えるよん。おやすみー。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2002/1/13(日) ↑↓ →題名目次 | パオ死んじゃった 生後828日(2歳3カ月5日) |
きっちり8時半に起きたようだ。 「パパいる、パパ!」 という声が寝室から聞こえる。妻の、 「パパいるわよ、隣にいってらっしゃい という声に送られて、にこにこ顔の吾子が登場。人見知りもなくてうれしいよ。ツルの折り方を覚えているか確認してから、チチ、つまりキリンの折り紙と歯ブラシの折り紙に挑戦。 子にはシリアル、私にはうどんが朝食。子は食がすすまない。と思っていたら、私のうどんを食べたがって、ちゅるちゅるとすすって何本か食べた。 子は、ボールを蹴って「サッカー」したり、ウサギのまねでぴょんぴょん跳ねたり、遊びに新境地が見られる。 私が久しぶりに「刑事ナッシュ」を見ている間に母子でお買い物。昼頃二人が帰ってきてから出勤。 帰宅。黙ってドアを開けると、 「パパ、パパいた!」 という声。妻は、 「そう、パパ帰ってきたよ」 というが顔を出さない。代わりに、くしゃっ、という感じの喜びの顔をした吾が出迎えてくれた。 妻は、子にせがまれて、パオ、つまりゾウの折り紙を折らされているのだった。私が今朝、子に求められたが、難しそうで断念したヤツだ。子も、妻が折るのを邪魔しつつも楽しみにしている様子だ。 完成までの間、空腹を埋めるため、子が食い残した、永谷園の「新ポケモン・ふっくらカップケーキ」を食っていると、子が、食わせろと要求。横取りだ!・・・・しかし、どっちが「横取り」してんのか。結局、私はひと口しか食えなかった。案外うまいものだ。 ゾウが完成して私の夕食の準備が始まり、子は私の今朝作ったキリンと妻の作ったゾウを並べる。ゾウが倒れた。子は言った、 「パオ、死んじゃった、パオ」 ・・・・びっくりした。「死んだ」ということばを知っているのだ。うーむ。 私の食事が出る。その脇で、母子で戯れる。疲れた妻は、うつぶせになって、 「うー、ママ死んじゃった」 というと、子は、 「ママ死んじゃった・・・・」 といって少し心配そうな顔で私に指図を仰ぐ様子。 「ママはねんねしているだけ。いい子いい子してあげなさい」 ・・・・子供の前で不用意なことは言えない。 その後、毛布を持ってきて妻にかぶせ、 「ねんね、ねんね」 といって押さえつけて起きあがらせてあげなかった。 自分の足を毛布で隠しながら、 「あや(あんよ)、バイバーイ・・・・あ、あや、いないなあ」 とやっている。これも新しい遊び。 シマジローやポケモンの人形を並べて、手をメガホンの形にして、人形たちに何か語りかけた。その後、昨日届いたおもちゃのハーモニカを吹く。昨日は一箇所を吹くだけで、従来の笛と同じような使い方しかしてなかったが、今日は、吹いたり吸ったり唇を左右に動かしたりで、かなりバリエーションのある音がする。終いには、顔を上に仰向けて陶酔して吹いていた。 寝る時間が近づく。妻が、 「髪(髪留め)取って、髪」 というと、ちゃんと自分でゴムを「引っこ抜いた」。痛そうに顔をゆがめていた。 最後は、眠いのか、ふとしたことで泣く。たとえば、再び吹き始めたハーモニカを、父母が同時に、 「シー」 とやっただけで。だからさあおやすみ。明日は朝は会えないだろうけど、午後は遊ぼうねー。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2002/1/12(土) ↑↓ →題名目次 | 玉乱(タマラン)攻撃 生後827日(2歳3カ月4日) |
私が仰向けに大の字に寝ていると、両脛にまたがって立ち上がる。先日も、その姿勢で私が脛をぐらぐらさせると子がバランスを失って落っこちて大笑いしていたのだが、今日は、その姿勢から、「ジャンプ!」といって前にダイブする。 ・・・・前。私の股ぐらがある。そこはかとなく危険だ。しかも、微妙に立ち位置が私の足の付け根に近づいてくる。このままジャンプしたら子に弟や妹を造れなくなる可能性がある。両手でカバー・・・・ ☆★OUCHI!※◆ 手の甲を通しても陰部に打撃が。まだ立ち直れないところに、再度攻撃が! 「こらこら『ジャンプ』はやめなさい!」 「イェーイ!」 と親指を立てやがった!・・・・思わず、手で振り払うと、顔をくしゃっ、とさせて泣き始めてしまった。おぃおぃ、父ちゃん起こっていないよ。ごめんね、ごめんね。抱きしめてやると、鼻をすんすんさせる。ふきんで洟を拭ってやり、目を私のTシャツの裾で拭ってやったが、さらに鼻を指さし、Tシャツを指さした。Tシャツの裾で洟を拭け、ということらしい。父親に科する罰だろうか。 寝室に私を連れて行って、先日のように、「ねんね」といって寝かせて、またもいろいろなものを運び込んできた。そして、よだれかけを----もちろん子のよだれかけです----を私の首に巻こうとした。私の首が太すぎて負けないので諦めたが、私を赤ちゃん扱いしているのだろうか。 明日も父ちゃん仕事だけれど、かなり一緒にいられます。明日は朝からビデオかなあ。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2002/1/12(土) ↑↓ →題名目次 | 水疱瘡の疑いで保育園から強制送還 生後827日(2歳3カ月4日) |
妻を起こしてから家出・・・・じゃない、出勤。 午後、妻からメールが入る。保育園から連絡があり、熱が37.8℃ある、水疱瘡にかかったから迎えに来て欲しいと言われたそうだ。 私がメールを見たのは、ちょうど病院に行っていると思われる時間。とりあえず返信。 昨日、病院で見てもらって太鼓判を押されたのに! インフルエンザの予防接種を水疱瘡の最中にしてもらって大丈夫なのか? と、まあお医者さんを疑い非難も辞さない姿勢で返信を送った。 ・・・・電話ができる状態になって連絡。妻、何でそんなにおろおろしてるのって声(?)。どうやら、保育園の早とちりらしい。熱は、インフルエンザ予防接種の副反応によるものらしい。よかったあ! 帰りに折り紙の本(小林一夫監修「おりがみ あやとり こどものあそび」新星出版社)と折り紙を買って帰る。先日、カブトやツルを折ろうとして折れなかったからだ。年を取ると物忘れが・・・・というか、真剣に焦った。 ・・・・で、本を見ても思い出せない。妻の指導で1羽折り、試行錯誤でなんとかぶかっこうながら折ることができるようになった。意外というか、予想通りというか、子は、私が折っている手先に興味を示し、自分もそれなりに折り紙を折り畳んだりくしゃくしゃにしたり私に渡して折らせようとしたり。とりあえず、成功であった。ツルを見て、「トゥー!」と呼んでいる。 子の好きな「Blue's Clues」のビデオが数巻届く。病院から自転車で帰り着いたときに、妻が子に、「ビデオ届いたよ、ワンワンの」といってもピンとこなかったそうだが、テーマ曲を口ずさんだら理解して、「吾子の!」ってニヤリとして言ったそうだ。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2002/1/11(金) ↑↓ →題名目次 | 父親らしいこと----出勤途次に保育園 生後826日(2歳3カ月3日) |
妻はいつの間にか起きていた。それでも遅刻しそうだというので、出勤の遅い私に、子を保育園に連れて行くよう依頼された。たぶん、平常時に、出勤ついでに子を保育園に送り届けるのは、初めてのことだろう。わくわく。 車を降りてすぐ、葉っぱを2枚拾った。片手に1枚ずつだが、1枚はしわくちゃで元気がない。もう1枚、ぴんとした葉が落ちている。それを拾い、元気のない葉っぱを放棄した。 両手がふさがっているので、手をつなげない。それでも子は保育園に向けて歩む。やはり、「にー、さん」のかけ声を発しながら。 まだ早いせいで、あまり園児の姿もない。玄関で保母さんに引き渡す。子は、バイバイ、バイバイ、と私の姿が見えなくなるまで手を振っていた。これじゃあ父さんのほうがなんだかさみしいじゃないか。 帰ったと見せかけて、園庭から覗くと、他の園児は2人くらいしか見えない。TVかビデオを見ている。子のために椅子が並べられた。子は、いったん腰を下ろしたが、再び立ち上がって、椅子の位置を、隣の子に近づけてからもう一度座り直した。 保育園からの連絡帳。 ---------------------------------------------------------------- 今日、登園してしばらくすると、「Aっくんいないね〜(注:旧野獣のこと)」とお話ししてくれました。仲良しのAきらくんがいなくてさみしそうな吾子ちゃんでした。 ※ 今日、パンツが入ってなかったので、園のをおかししました。 ---------------------------------------------------------------- ・・・・昨日の敵は今日の友。 午後、いったん帰宅。午睡を楽しんでいるところに、妻子が帰宅。病院に寄ってきたが、別状無しとのこと。そのついでにインフルエンザの予防接種を受けてきたそうだ。注射跡が痛いらしく、ふと触るっていきなり大声で泣くのでびっくり。30分ほどまったり過ごしてから夜のお仕事。出がけに、私の軽食を放してくれず、無理矢理持って出ると泣き出して、後味の悪い出勤でした。 4時間ほどで帰宅。子はまだ起きていてくれた。 機関車トーマスがケースになったお菓子。かなりでかくて、子が乗っても平気。そのトーマスの目が、開閉できる。子は、目を閉じて、「ねんね」とか「ぐーぐー」とか言っている。子がビデオを見たがって泣いた後の洟をかんでやったついでに、気をそらすのに(チャンネル権は妻にあり)トーマスの洟をおしりふきでかんでやると、子がそれを引き取って、トーマスの顔をしきりに拭いていた。 興が乗ったと見えて、おしりふきで拭き掃除を始めた。ガスファンヒーターの上部を拭いたり、テーブルを拭いたり。テーブルは、上に乗っている物をちゃんと片手で持ち上げて拭いている。お茶の入ったグラスを持ち上げて拭き始めたときには焦ったが、無事、拭き終えた。 掃除をしながら、私に呼びかけるが、例によって間違えて「ママ」と呼ぶ。今日は、2度ほど、 「ママ!・・・・じゃない、パパ!」 と言い直した。実は、「・・・・じゃない」のところはよく聞き取れなかったが、そう推測する。 明日は朝は会えないでしょう。夜は、たぶん会えるでしょう。パパは楽しいです。 ↑翌日へ →題名目次 |
| 2002/1/10(木) ↑↓ →題名目次 | 家庭内暴力(?)--パパは刺されかけた 生後825日(2歳3カ月2日) |
朝は子の寝ているうちに出勤。妻は布団の中で起きていた。 地元の駅に着く。急いで帰れば、子を迎えに行った妻とうちの前で出会える時間。ここ数日の子の動向から、自転車で帰宅した瞬間、「パパー!」と叫ぶだろう。待ち伏せて姿を現して驚かせてやれ。 残念ながら、わずか前に母子は帰宅していた。それでも、保育園から子が素直に帰るように、「パパが待っているよ」と妻がウソ(?)をついたら、子はおとなしくなり、部屋に入るや、家じゅう私の姿を探していたという。・・・・それにしては、帰宅の瞬間、さほど喜んだふうも見せなかったが。 保育園でまたも水疱瘡が流行っているとか。保母さんが、子の腹に赤いぽつぽつがあったからもしや、と言ったそうな。確かめてみるが、ぽつぽつはない。しかし、そう言われれば、心なしか普段よりお腹が赤い気がする。また、昨日来、手が熱い気がする。また、今日はすぐに機嫌を損ねる。心配だ。・・・・妻は、心配しすぎだという。そうかもしれないが。 機嫌を損ねる、といえば、「あにー」を描け、と子が言う。すでに、妻がいろいろな絵を描いて見せたが、「あにー」が何だか分からない。節分が近いので、「オニ」の絵を描いたら、子が、「めーめ」という。なるほど、オニのカールした髪は、ヒツジの角に見えるな。 引き出しを開けて、飴を見つけた。「あちゅー」という。妻によれば、私がもらってきたピカチューのグッズについていた飴だそうだ。よく覚えているなあ。私の記憶力が怪しいのか。 風呂は昨日の雪辱を晴らすために私が入れた。入る前から機嫌悪く泣いていたので、浴槽に入れてだいぶ経つまで泣き止まなかった。体を洗うとき、ガーゼは子が持ちっぱなしで、「洗濯」した後、まっさきに(そしてほぼずっと)股ぐらを洗っていたのは可笑しかった。浴槽では、浮くクジラのおもちゃを底まで沈めて、「ホエール」と叫んで浮かび上がらせると喜んでいた。出る直前は、お湯を口に含んで吐き出す遊びを、私にまで強要した。終わりよければすべてよし。 食事中、食卓椅子から落としたペンを、足の指で拾い上げた。サルみたいだ。 お化粧の本を見ながら、顔の部位で知っている語彙を確認すると、意外に多くの語を知っていた。自分で口にするのは、「目(めめ)、鼻(あな)、口(くち)、耳(みみー)」くらいのものだが、こちらで語を挙げると、写真あるいは自分の体の該当個所を指したのは、「肩、首、ほっぺ、顎、おでこ、髪」である。うーむ、侮れない。 ずいぶん前に妻の買った、チョコランタン雨合羽。ポンチョ風のやつだ。買ってきた当初、着るのを嫌がり、こんにちまでお蔵入りだったが、着せると寝る前までほぼずっと着ていた。しかし、見た瞬間、「あめー」と言ったのは驚いた。 イチゴは、昨日と同じく、いただきますと手を合わせた後で食べ始めた。今度は最初から立ったまま。昨日私がそれでいいと教えたからだ。私にも時々食べさせてくれる。離れたところから、プラスチックのフォークにイチゴを指して私に向けて差し出したまま歩いて来て、私の口に突っ込みながら転んでしまった。危うく、刺されるところだった。家庭内暴力の芽生え(?)。 アンパンマンが水分を失って皺皺になった絵を見て、「アパマン、縮んじゃった」という。動詞もそこそこ解っているのか。 妻の入浴中、二人で遊ぶ。そういえば、いっさいビデオを見ていない。珍しい日だ。私が正座していると、子が胸を押す。「どっこいしょ」と言って大げさに倒れてみせると大ウケ。手を貸して起こしてくれたら、またすぐに押し倒された。その上に、ほとんど手加減無しで倒れ込んできたりして。ま、一応、膝は折ってくれるので、全体重ってわけではないが。 寝室で仰向けになって「ぐーぐー」と声を立ててみると、「パパねんね」と言いながら、隣室から私の布団を引っ張ってきて掛けてくれた。優しいな、と思っていると、そのまま布団蒸しにされた。 「パパねんね」と言いながら、去って行き、ふすまを閉めてくれた。優しいな、と思っていると、ふすまを開けて戻ってきて、私を起こして大笑い。特に私がビックリしてみせると大ウケ。何度か繰り返す。 「パパねんね」と言いながら、去って行き、ふすまを閉めてくれた。今度はなんだろう、と思っていると、順番にモノを運び込んで私の枕元に置く。1〜2品ずつ持ってきてはふすまをわざわざ閉める。TVのコントローラだったりペンだったり。一度、枕元に、どすん!と重量感のあるものが落ちてきた。体重計であった。家庭内暴力の双葉(?)。 で、おやすみなさい。明日も、朝は会えますよ。夜もたぶん、ね。 ↑この日の先頭へ ↑↑翌日へ ↑↑↑ファイルの先頭へ ↓↓前日へ |